嫦娥5号の着陸安定性試験、第1段階に成功
中国が月探査の「第3フェーズ」(記事では「第3期」)として進めているのが、月からのサンプルリターンです。ちなみに、第1期は「周回探査」、第2期は「着陸+ローバー探査」です。 2017年に打ち上げられる予定の中国の月サンプルリターン探査機「嫦娥5号」について、このほど、第1段階の試験に成功したと、人民網日本語版が光明網の記事として伝えています。 ...
中国が月探査の「第3フェーズ」(記事では「第3期」)として進めているのが、月からのサンプルリターンです。ちなみに、第1期は「周回探査」、第2期は「着陸+ローバー探査」です。 2017年に打ち上げられる予定の中国の月サンプルリターン探査機「嫦娥5号」について、このほど、第1段階の試験に成功したと、人民網日本語版が光明網の記事として伝えています。 ...
4月20日に開催された文部科学省の宇宙開発利用部会の中の国際宇宙ステーション・国際宇宙探査小委員会において、日本が計画している月着陸探査計画「スリム(SLIM)」の実施が承認された模様です。 「模様です」というのは、私自身がこの会合に出席して確認したわけではないということと、JAXAや宇宙科学研究所(おそらく実施主体となる)から何も発表がなされていないため、確認が取れていないという意味です。報道によれば、本計画に本年度から予算がつき、早ければ2018年度に打ち上げが実施されるということです。 ...
現在、アメリカ・テキサス州ヒューストン(より正確にいいますと、ヒューストンのちょっと北にある街、ザ・ウッドランズ=The Woodlands)で開催されている第46回月・惑星科学会議(LPSC)において、NASAが現在実施及び計画している月・惑星探査についての状況及び将来構想が発表されました。 ...
3月16日(月)(アメリカ現地時間)、アメリカ・テキサス州、ヒューストン郊外のザ・ウッドランズにて、月・惑星科学会議(LPSC: Lunar ...
中国が2015年の打ち上げを目指して開発を進めている月着陸探査機「嫦娥4号」について、中国当局はこのほど、「一般開放」を行うことを決定しました。科技日報の記事を人民網日本語版が伝えています。 これによりますと、嫦娥4号が、すでに月に着陸して活動を続けている月探査機「嫦娥3号」の予備機である(つまり、追加でいろいろなことができる)ということを利用して、一般の研究所や企業などから寄せられる要望に応じた改造を行うとのことです。記事では、例えば「着陸船と軌道船」(周回機と着陸機)にも改造できると述べていますが、これが本当かどうかはちょっとわかりません(いくら改造できるからといっても、嫦娥3号から大きく外れる形での改造を行うとなると、そのための再試験も必要となるでしょうし、「予備機」という形での安定性も失われてしまいます)。 ...