月探査情報ステーションとは

月探査情報ステーションは、月・惑星探査の情報を中心として、月の科学、さらには月や月・惑星探査にまつわる様々な情報を皆様にお届けする、「月・惑星探査のポータルサイト」です。

このサイトでは、月を中心として、「科学」という視点を中心に取り上げ、月についてどのようなことがわかり、どのようなことがわかっていないのかを解説しています。

そして、まだわからないことを調べようとする「探査」(ミッション)について、最新情報をいち早くお知らせするほか、その背後にある科学などについて、わかりやすく解説しています。

月について、私たちはどの程度のことを知っているのでしょうか? ここでは、月の不思議や謎、解明された事実などをまとめました。科学だけではなく、雑学などの広い話題も網羅しています。

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月は、見て楽しむものでもあります。このカテゴリーには、いろいろな楽しみ方ができるよう、クイズや参加型プロジェクト、ギャラリーなどを取り揃えてあります。

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人間は月に降り立ち、惑星へ探査機を飛ばしてきました。そのチャレンジは今も続いています。ここでは、そういった私たちの外の世界への挑戦をご紹介します。

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お知らせ

2111, 2019

イベント情報を2件掲載しました

新たなイベント情報として、11月30日(土)に長野県松本市で、及び12月1日(日)に長野県伊那市で開催される編集長(寺薗)の講演についての情報を掲載しました。
松本市のイベントについては事前お申込みが必要ですが無料で参加できます。
伊那市のイベントに関しては事前の申込不要、無料で参加できます。
松本市・伊那市は東京や名古屋からもアクセスしやすい場所です。ぜひ皆様、奮ってのご参加をお待ちしております。

211, 2019

月探査情報ステーションは満21年を迎えました

本日(2019年11月2日)、月探査情報ステーションは満21周年を迎えました。

1998年11月2日、月探査情報ステーションの前身である時限形式のシンポジウム「インターネットシンポジウム ふたたび月へ」が開設されました。現在の名前での通年公開が正式にスタートしたのは2000年11月(ただし、1998年以降、ずっと通年公開されてきました)。それ以来、21年が経過しました。

当時の月探査といえば無人探査が主流であり、そもそもこの「インターネットシンポジウム」自体、当時日本が推進していた月探査「かぐや」(当時はセレーネ=SELENEと呼ばれていました)のプロモーションサイトとしてスタートしたものでした。
「かぐや」のミッションが終了して今年で10年。特に派手なお祝いなどもなく、淡々とその日(6月11日)が過ぎていきましたが、私自身が関わっていたプロジェクトが成功裏に終了し、そのレガシー(遺産…大量に取得されたデータ)が今でも科学者により解析され続けているということは、誇らしいことです。

そして今、月探査は新しいステージを迎えようとしています。「ふたたび」という言葉には、人類を再び月へ到達させるという意味合いがありました。20年前、それはかなり先のステージだと考えられていました。しかし、その実現への道のりは私の予想を超えて急速に進んでいます。
2年前に計画が明らかにされた「深宇宙ゲートウェイ」、そして今年NASAが発表したアルテミス計画。共に月を目指す計画ですが、特にアルテミス計画は2024年までに宇宙飛行士を再び月面に立たせることを目標としています。2024年まで、あと5年。月探査情報ステーションが当初掲げていた「ふたたび月へ」という言葉が、まさに現実のものになろうとしています。

さらに、アルテミス計画には日本も参加することが発表されています。日本人が月面に立つ日が5年後にやってくるのかどうかはわかりませんが、2020年代のどこかで、日本人宇宙飛行士の月面での活動を私たちがライブ中継で眺める日がやってくる、これは遠い夢物語ではなくなりました。

もちろん、こういった有人月探査計画をただ両手を挙げてほめそやすだけが月探査情報ステーションではありません。21年間にわたる情報の蓄積と探査の経験を踏まえ、冷静に状況を分析し、批判すべきところは批判し、提言をまとめていく。月探査情報ステーションに求められる役割は、これからますます大きくなっていくことでしょう。

とはいいながらも、近年は更新の停滞が目立つようになりました。特にここ2〜3年、編集長(寺薗)の多忙が常態化し、最新情報を提供するブログの更新が困難になりつつあります。多忙の中での無理が影響し、この6月には体調を崩し、1ヶ月にわたって休養し、更新を停止せざるを得なくなるという事態まで発生してしまいました。
現状この多忙状態が改善するめどは立っておらず、しばらくは苦しい運営が続くかと思われます。記事を楽しみにしていらっしゃる皆様にはたいへん申し訳なく思います。私自身にとっても、ブログ記事の執筆は月・惑星探査の情報分析という大きな役割を持っているため、更新が遅れることは非常に痛手でもあります。

来たるべき2020年(代)、月探査の10年になるかもしれない時期を迎え、月探査情報ステーション、そして私自身の体制を見直し、ふたたび皆様に迅速に、詳しくわかりやすい情報をお届けできる体制を作っていくこと、そしてより息の長い運営ができるように見直せるものを徹底して見直してくこと、これから1年をそのような「再構築」に向けていきたいと思います。

今後とも、月探査情報ステーションをご支援、ご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
月探査情報ステーション 編集長/合同会社ムーン・アンド・プラネッツ 代表社員
寺薗 淳也

1410, 2019

中国の火星探査機が初公開される

来年(2020年)打ち上げ予定の中国の火星探査機の姿がはじめて公開されました。人民網日本語版が伝えています。

中国が2020年に火星探査機を打ち上げることについては、すでに中国のメディアなどでも何度も伝えられており、ほぼ確実と考えられてきましたが、その情報はなかなか伝わってきませんでした。今回はじめて火星探査機の姿が公開されたことで、開発が確実に進められていることがわかりました。

上記写真は、中国版のツイッターといえる「微博」(ウェイボー)により明らかにされました。中国の宇宙開発において開発を一手に担っている企業である中国航天科技集団の公式微博アカウントから発信された画像です。

中国の火星探査機は、周回・着陸・ローバー探査の3つを同時に行うとされています。上記の画像をみますと、上部に特徴的なカプセル型の物体があり、その下に六角形、あるいは八角形(多角形)のようにみえる、金色の遮熱膜で覆われた周回機らしいものがみえます。おそらくカプセルは着陸機およびローバーを収めたものではないかと思われます。
火星は大気がありますので、着陸するときに大気により発生する熱から着陸機などを保護する必要があります。カプセル型の部分はそのような役割を果たすものと思われます。

下に立っている人間と比べますと、周回機の大きさは高さが2メートルくらい、カプセルは高さが3〜4メートルくらいでしょうか。また、探査機の下にある赤字に白の幕には、右側、若干切れていますが「熱試」という文字がみえます。左側には「真負責」ともあります。従って、これらの文字から、この機体がおそらくは熱真空試験モデルではないかと推測されます。
但し、試験に使われた機体に問題がなければそのまま打ち上げ機として使うということも日本も含め各国で行われていますので、本機が打ち上げのために使われる可能性もあります。

記事でも触れていますが、火星探査機が1機で周回・着陸・ローバー探査を実施するのは(成功すれば)世界初ということになります。
中国はかつて2012年に「蛍火1号」という探査機をロシアの探査機と相乗りで打ち上げましたが、そのロシアの探査機の打ち上げが失敗したため、火星に届かなかったという苦い経験があります。今回は(蛍火1号もそうですが)純国産で開発、そしてロケットも中国のロケットで打ち上げるとみられています。また、蛍火1号と比べ探査機ははるかに大型で多機能です。
火星探査機の開発には、おそらくこれまでの中国の月探査機「嫦娥」シリーズにおける経験も十分に役立っているものとみられます。

2020年には、4機の火星探査機が地球から飛び立つ予定となっています。アメリカの「マーズ2020」、ヨーロッパとロシア共同開発の「エクソマーズ」の2020年打ち上げ分(ロシア開発のローバー)、アラブ首長国連邦(UAE)が開発する火星探査機「アル・アマル」(なお、打ち上げは日本のH-IIAロケットで行われます)、そしてこの中国の火星探査機です。
これらの火星探査機がどのような発見を行い、火星に関しての新たな知見をもたらしてくれるのか、興味が尽きません。

人民網日本語版の記事
http://j.people.com.cn/n3/2019/1012/c95952-9622264.html

710, 2019

ブログに新しい記事を追加しました

月探査情報ステーションブログに、以下の日付で新しい記事を追加しました。

韓国の月探査計画、打ち上げ予定が約2年延期されて2022年に  (9月14日付)

月探査情報ステーションブログでは、過去の日付でブログに記事を追加することがあります。これは、元になる情報から記事の日付がそれほど離れないようにするため、または過去に「下書き」記事として執筆していたが執筆を中断していた記事を完成させたため、などの理由によるものです。
日付は前のものとなりますが、内容自体は日付に関係なく最新のものですので、ぜひお読みいただければと思います。

2509, 2019

月探査情報ステーション アクセス不能のお詫び

9月25日午前0時〜午前0時30分ころにかけて、月探査情報ステーションが一時アクセスできなくなる状態になりました。
原因は、月探査情報ステーションを運営しているサーバーのディスク領域が満杯になってしまったため、ウェブサーバーが起動できず、停止してしまったためです。
暫定的にこの満杯の状況を解消し、サーバーを再起動することで問題はとりあえず解決しており、現在は問題なくアクセスできるようになっております。
ご迷惑、ご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

2009, 2019

携帯電話サイトを2020年3月31日に終了します

月探査情報ステーションの携帯電話サイトを、2020年3月31日をもって閉鎖することといたしました。

月探査情報ステーションでは、2000年7月31日に携帯電話(現在でいうところの「フィーチャーフォン」。スマートフォンとは異なる、従来型の携帯電話)に対応するサイトをオープンしました。当時はNTTドコモの「iモード」にのみ対応していましたが、その後auのEZweb、ソフトバンク(当時はJ-Phone、その後ボーダフォン)の「Yahoo!ケータイ」の、主要3キャリアに対応しました。
なお余談ですが、この携帯電話サイトのオープンは、当時の宇宙開発事業団(NASDA)のサイトとしては最初、公式サイトよりも早いものでした。

携帯電話サイトでは、月探査情報ステーションとほぼ同様のコンテンツを提供してまいりました。具体的には、今日の月齢の月の写真がみられる「今日の月」や、月の本、月占いなどです。パソコン用のサイトに比べ、エンターテイメント要素があるコンテンツを優先して携帯電話に対応させました。

約19年にわたって皆様にご利用いただきました携帯電話サイトですが、近年ではサイトの維持労力にかける時間が減ってしまっていることもあり、更新が大幅に滞っています。特に、パソコン用サイト(本サイト)とコンテンツの内容が異なるコンテンツや、サーバー変更に伴って一部動かないコンテンツなどが出てきてしまっています。
さらに、スマートフォンの普及に伴い、フィーチャーフォン(従来型の携帯電話)の需要も大幅に減少してきています。
最初に携帯電話のインターネットアクセスを開発・公開したNTTドコモも、iモードの新規申し込みを2019年11月末で打ち切ると発表しています。iモードの利用は引き続き可能ではありますが、iモードのベースとなっているFOMA(いわゆる「3G」。現在携帯電話で一般的なLTE(4G)の前の世代の携帯電話規格)も2020年代には終了するとみられています。
このように、携帯電話を取り巻く環境は大きく変わってきており、特にスマートフォンの普及に伴って、携帯電話に特化したサイトの需要が大幅に減少してきました。

以上のような状況を踏まえ、限られたサイト運営の労力をメインのサイトに集中させることも考え、2020年3月31日をもって、月探査情報ステーションの携帯電話サイトを閉鎖いたします。
コンテンツ自体を削除し、設定を変更するため、4月1日以降に従来型携帯電話から月探査情報ステーションへアクセスすると、現在のメインサイト(新サイト)が表示されます。表示は可能かと思われますが、閲覧などが難しくなる可能性があります。

引き続き月探査情報ステーションをお楽しみいただくためには、スマートフォンなどのモバイル機器をご利用ください。現在のメインサイトはスマートフォンに完全対応しています。
フィーチャーフォンをご利用の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、上記、限られた労力をメインサイトに向けるという観点を何卒ご高察いただき、ご理解、ご協力をお願いいたします。

協賛企業

渡辺教具製作所
ウイルネット
リポビタンD

提携企業・団体

TeNQ