月探査情報ステーションとは

月探査情報ステーションは、月・惑星探査の情報を中心として、月の科学、さらには月や月・惑星探査にまつわる様々な情報を皆様にお届けする、「月・惑星探査のポータルサイト」です。

このサイトでは、月を中心として、「科学」という視点を中心に取り上げ、月についてどのようなことがわかり、どのようなことがわかっていないのかを解説しています。

そして、まだわからないことを調べようとする「探査」(ミッション)について、最新情報をいち早くお知らせするほか、その背後にある科学などについて、わかりやすく解説しています。

月について、私たちはどの程度のことを知っているのでしょうか? ここでは、月の不思議や謎、解明された事実などをまとめました。科学だけではなく、雑学などの広い話題も網羅しています。

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月は、見て楽しむものでもあります。このカテゴリーには、いろいろな楽しみ方ができるよう、クイズや参加型プロジェクト、ギャラリーなどを取り揃えてあります。

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人間は月に降り立ち、惑星へ探査機を飛ばしてきました。そのチャレンジは今も続いています。ここでは、そういった私たちの外の世界への挑戦をご紹介します。

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お知らせ

112, 2022

HAKUTO-R1号機、12月1日の打ち上げも延期、新しい打ち上げ予定は未定

スペースXとアイスペースは、スペースXのロケット「ファルコン9」で打ち上げられる予定のアイスペースの月探査機「ハクトR」(HAKUTO-R)1号機の打ち上げについて、本日12月1日に予定されていた打ち上げを延期すると発表しました。HAKUTO-R 1号機の打ち上げは11月30日の予定でしたが、1日延期され本日とされていました。スペースXとアイスペースは、原因として、ロケットの追加点検作業が必要になったためとしています。なお、新しい打ち上げ予定は発表されていません。

繰り返しますが、今回の打ち上げ延期(11月30日の延期も含む)はロケット側(ファルコン9側、スペースX側)の事情であって、HAKUTO-R 1号機自体には問題はありません。
スペースX側からは、「どのような追加点検が必要になっているのか」といった詳細な情報は出てきていません。今回は新しい打ち上げ日時も未定となっており、若干大きな問題がロケット側に発生していることが懸念されます。ファルコン9はこれまで安定した打ち上げを行ってきているだけに、その問題の内容も気になるところではあります。

ただし、最も重要なことは、HAKUTO-R 1号機が無事打ち上がることです。アイスペースもスペースXもそのために全力を挙げて欲しいと思いますし、すでに挙げているとは思います。あとは、新しい打ち上げ日時の発表を待ち、打ち上げを見守りましょう。

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ハクト (月探査情報ステーション)

ハクト – HAKUTO

3011, 2022

HAKUTO-R1号機、打ち上げ延期、12月1日に

本日、11月30日の午後5時39分(日本時間)に打ち上げが予定されていたハクトR(HAKUTO-R)1号機の打ち上げが延期されました。打ち上げを行うアイスペースによると、ロケット(スペースX社のファルコン9)に一部確認作業が必要になったためとのことです。

新たな打ち上げ日時は12月1日午後5時37分(日本時間)となります。

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ハクト (月探査情報ステーション)

ハクト – HAKUTO

311, 2022

編集長(寺薗)の新書籍『2025年、人類が再び月に降り立つ日』が発売されました

編集長(寺薗)の新書籍『2025年、人類が再び月に降り立つ日』が、11月1日、祥伝社新書から発売されました。

すでにご存知の通り、有人月探査計画「アルテミス計画」が、若干の遅れもあるものの、着々と進められています。この11月14日にも1号機「アルテミス1」の打ち上げが予定されています。アポロ計画から50年以上、人類が再び月を目指す時代がやってきました。そして今度はただ月に行くのではなく、月にとどまることが計画されています。さらにこのアルテミス計画には日本も参画しています。近い将来…数年後には、月面から日本人宇宙飛行士が日本語で生中継を行う…そんなことが、現実になろうとしています。

本書ではこのアルテミス計画を主軸として、日本と世界の宇宙開発の「いま」を、わかりやすく、かつ最新情報を交えながらお伝えしています。今を知るためには歴史を知らなければいけない、という観点から、日本と世界の宇宙開発の歴史もわかりやすく解説しています。
そして、宇宙開発をただ賛美するだけでなく、その背後にある問題点についてもしっかりと触れています。宇宙資源開発の問題、宇宙開発予算、情報収集衛星に代表される日本の宇宙開発の問題点、民間企業による宇宙開発の将来性など、宇宙開発に内在する問題も指摘しています。そしてそこに向けどのように私たちが向き合えばいいのか、方向性を提案しています。

先日発行された『宇宙開発の不都合な真実』がどちらかというと問題点にズバリと切り込む書籍であったのに対し、今回の『2025年、人類が再び月に降り立つ日』は、アルテミス計画に代表される宇宙開発の未来に向けての提言という色合いが濃いかと思います。
宇宙開発に興味は持っているけれどその最新の情報を知りたい方、これから宇宙開発の世界に向かおうという中学生・高校生の皆さん、宇宙開発ビジネスに興味を持っている方、いろいろな方にお読みいただければと思います。

書籍概要

書籍題名
2025年、人類が再び月に降り立つ日
著者
寺薗淳也 (てらぞの じゅんや)
ISBN
978-4-3961-1667-5
ページ数
216ページ
発売日
2022年11月1日
価格
880円(税抜き)  968円(税込み)

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祥伝社の書籍紹介ページ
Amazon.co.jpのページ

211, 2022

月探査情報ステーションは満24年を迎えました

本日(2022年11月2日)、月探査情報ステーションは24回目の「誕生日」を迎えました。
1998年11月2日、本サイトが前身である「インターネットシンポジウム ふたたび月へ」として誕生してから、24年目となります。

24年という月日は、一言で書くとあっという間ですが、本当に長いものでした。
1998年当時の私は、(財)日本宇宙フォーラムの職員として、当時の日本の月探査計画「セレーネ」(SELENE)の事務局を務めていました。その縁もあり、セレーネ…現在の「かぐや」…のプロモーションを行うウェブサイトの立ち上げに関わることができた、というわけです。

24年という月日は、月探査の状況を、日本でも世界でも大きく変えました。
24年前、私たちが「ふたたび月へ」というキャッチフレーズをもとに月探査のプロモーションを行ったとき、有人月探査はもっともっと先になる、と思っていました。もちろん、一日も早くその日が来ることは願っていましたが、それがまた難しいことも理解していました。
2022年、延期に延期を重ねているとはいえ、そしてまずは無人打ち上げであるとはいえ、有人月探査計画「アルテミス計画」1号機の打ち上げが迫っています。そして、アルテミス計画には日本も参画しており、早ければ2020年代にも日本人が月に降り立つ姿を私たちが見ることになるかも知れません。

当初月探査情報ステーションは、「月と月探査をわかりやすくお伝えしていく」ということを使命としていましたが、次第にその方向性も変わりつつあります。もちろん、火星探査や惑星探査も入ってきたということはありますが、長きにわたってサイトを運営していることで、歴史を知ることができる、という側面も出てくるようになりました。
アルテミス計画にしても、その源流を遡っていくと、2000年代なかばに提案された「コンステレーション計画」があります。SLSとオライオンの組み合わせは当時のままであり(もちろん両方とも、特にSLS側は大幅な変更が加えられましたが)、アメリカが21世紀になってどのように月探査を進めてきたのか、それをこのサイト上で示すことができるようになりました。

将来、人類が再び月へ降り立つようになったときにも、きっとこれまでのこのサイトにおける記事や情報、知識の蓄積が大いに役立つと思います。
アルテミス計画で日本人が月面から語りかけるとき、月探査情報ステーションの過去のページをみながら、私たちがこれだけ長い歴史を経て今に至ったのだ、と振り返られる、そんなサイトを作っていきたいと思いますし、その方向性を大切にしていきたいと思います。

さて、編集長(寺薗)は今年、2冊の本を出版しました。
宇宙開発の現実に大きく切り込むことを目指した『宇宙開発の不都合な真実』、そしてアルテミス計画を中心に、宇宙開発の過去・現在・未来をわかりやすく解説した『2025年、人類が再び月に降り立つ日』。2冊の本を、しかも他の仕事もある中で同時に進行させるというのはかなり大変なことではありましたが、こうやって本として形にできたことを誇りに思うと共に、ぜひ多くの人にお手に取っていただきたいと思います。

昨年以来、私自身の宇宙開発の普及啓発の仕事を合同会社に移し、それで「食べていく」という目標を立て、進めてきました。
新たな道に進むと宣言して1年ちょっと。2冊の本の出版や他の書籍の監修など、これまでと違った方向性へのチャレンジを進めています。宇宙開発、そして月・惑星探査をより身近に。そして多くの人に知ってもらいたい、そのような思いは、その中でも変わることはありません。

ただ、現実問題として、時間不足、労力不足は長きにわたる課題であり、それが表面化した1年でもありました。ブログ記事の更新は滞り、4ヶ月全く手を付けられない状況にすら陥りました。
昨年、体制を本格的に構築してスタートすると宣言した手前、皆様には大変お恥ずかしいところをお見せしたことになり、申し訳ありません。ただ、私としては、「ここで私が1人で頑張ります」と宣言するよりは、同好の士を集め、本格的な組織としての運営を目指す方向に進めればと思います。これは私が何年も前から考えていたことであり、それによって単なる個人の1サイトではなく、長きにわたって続いていく社会的な情報源としての存在へと移っていけるのではないかと思っています。

月という存在が、社会にとっても私たち1人1人にとっても大きくなっているいまこそ、月探査情報ステーション、そして私が伝えようとしている月・惑星探査の意義がより広く伝わるよう、これからも力を尽くしてまいります。
皆様の引き続きのご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。
2022年11月2日
月探査情報ステーション 編集長
合同会社ムーン・アンド・プラネッツ 代表社員
寺薗 淳也

2509, 2022

小惑星探査機「ダート」の小惑星衝突解説のライブ中継を行います

小惑星探査機「ダート」の小惑星への衝突が、9月27日(火)の午前8時14分(日本時間。アメリカ東部夏時間では26日午後7時14分)に予定されています。
月探査情報ステーションではこれに合わせ、編集長(寺薗)による小惑星への衝突についてのライブ解説を行います。
小惑星に探査機を衝突させ、軌道を変更させるという試みは史上初です。皆様ぜひ、ご参加ください。

日時
2022年9月27日(火) 午前7時〜午前9時30分
※日本時間午前9時よりプロジェクトチームの記者会見が予定されておりますが、編集長(寺薗)所用のため、午前9時30分にて中継を終了いたします。ご了承ください。
出演者
寺薗 淳也 (月探査情報ステーション編集長)

なお、今回もウェブカメラを主体とした解説になります。ご覧いただく皆様は大変恐れ入りますが、別のPCやデバイス、あるいはブラウザのタブなどでNASAの中継を同時にご覧いただくことをおすすめいたします。

ダート (月探査情報ステーション)

ダート – DART

1809, 2022

編集長(寺薗)の新書籍『宇宙開発の不都合な真実』が出版されます

編集長(寺薗淳也)の新書籍『宇宙開発の不都合な真実』が、彩図社より9月20日に発売されます。

これまで、特に日本では、宇宙開発は非常に明るくポジティブなイメージで捉えられてきました。私も携わった「はやぶさ」の小惑星からの帰還や、アジアで最も多い数の宇宙飛行士を輩出していることなどは、特に日本人にとって誇らしい、また日本の世界での優位を感じさせるできごとになっているのではないでしょうか。

しかし、冷静にみてみると、私たちの宇宙開発への見方がそれでいいのか、と思わせる部分がたくさん存在します。

そもそも、日本の宇宙開発が世界一なのか?
宇宙開発分野で急速に台頭する中国、あるいはインドなど、宇宙開発で新興国とみなされる(私たちがしばしばみなす)国とすら、今や日本の宇宙開発技術は追いつかれ、あるいは抜かれています。

日本では宇宙開発は平和の象徴とされていますが、そもそも日本以外では宇宙開発は軍事技術開発と表裏一体です。そして日本でも情報収集衛星や自衛隊の宇宙開発への参画など、その流れが加速しています。しかも十分な議論なしに。

宇宙資源開発が近年注目を浴びています。地球の資源不足が世界の経済成長の足を引っ張る中、宇宙の資源を利用することはそれを打開する大きな材料になるでしょう。しかし、宇宙にある資源をそもそも国や民間企業が採掘してもいいものなのでしょうか? 「宇宙はみんなもの」なのではないでしょうか?

民間企業による宇宙開発が世界、そして日本で急速に進んでいます。『官から民へ」の流れの中、いまや民間企業の宇宙開発の方が国家機関の宇宙開発を凌駕する例が多数出てきています。しかし、すべてを民間企業に任せてよいのでしょうか。民間企業の宇宙開発は本当に「リスクゼロ」で行えるのでしょうか?

宇宙開発で私たちが触れたがらない大問題に、宇宙デブリ(宇宙ゴミ)の問題と、小惑星の地球衝突の問題があります。宇宙デブリの問題は迫りくる静かな危険であり、じわじわと世界の宇宙開発に危機をもたらそうとしています。数十年後、いや十数年後、人工衛星の打ち上げは宇宙デブリとの衝突を恐れながら行わなければならなくなるかしれません。
一方、小惑星の地球衝突問題は、その確率は低いものの、一度起これば場合によっては人類の存続を脅かしいかねない重大な問題です。にもかかわらず、政治面でも経済面でも、この問題への対処は遅れているどころか、ほとんどなされていないのが現状です。

それでいいのでしょうか?

月・惑星探査に限らず、宇宙開発に長年携わってきた著者(寺薗)が、宇宙開発、とりわけ日本の宇宙開発に潜む、あまり触れられない、あるいは触れたがられない問題をあぶり出していきます。

とかく皆様にとっては、宇宙開発といえば明るくて前向き、未来を開くイメージがあると思います。宇宙開発に関して多くの書籍が出版されていますが、そのほとんどは美しい空の絵や将来の宇宙計画など、明るい内容がほとんどです。本書はその逆に、宇宙開発に潜む危ない面、不都合な真実を直視していく内容です。
宇宙開発が好きな方でも、読み進めていくには辛いかもしれません。しかし、それを直視し、議論し、乗り越えていくことが、これから日本が宇宙開発を進めていく、さらには世界の中でトップレベルの宇宙開発能力を維持していくことに必要なことだと、私は考えています。
そういった「気づくこと」に本書は大きく役立つかと思います。
ぜひ皆様、お手にとっていただき、宇宙開発の世界をもう一度、考えてみてください。
書籍概要

書籍題名
宇宙開発の不都合な真実
著者
寺薗淳也 (てらぞの じゅんや)
ISBN
978-4-8013-0620-2
ページ数
208ページ
発売日
2022年9月15日
価格
1,540円 (税抜価格 1,400円)

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