月探査情報ステーションとは

月探査情報ステーションは、月・惑星探査の情報を中心として、月の科学、さらには月や月・惑星探査にまつわる様々な情報を皆様にお届けする、「月・惑星探査のポータルサイト」です。

このサイトでは、月を中心として、「科学」という視点を中心に取り上げ、月についてどのようなことがわかり、どのようなことがわかっていないのかを解説しています。

そして、まだわからないことを調べようとする「探査」(ミッション)について、最新情報をいち早くお知らせするほか、その背後にある科学などについて、わかりやすく解説しています。

月について、私たちはどの程度のことを知っているのでしょうか? ここでは、月の不思議や謎、解明された事実などをまとめました。科学だけではなく、雑学などの広い話題も網羅しています。

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月は、見て楽しむものでもあります。このカテゴリーには、いろいろな楽しみ方ができるよう、クイズや参加型プロジェクト、ギャラリーなどを取り揃えてあります。

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人間は月に降り立ち、惑星へ探査機を飛ばしてきました。そのチャレンジは今も続いています。ここでは、そういった私たちの外の世界への挑戦をご紹介します。

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お知らせ

1312, 2018

火星大接近特設サイト「2018年 火星大接近!」は12月31日で公開を終了します

今年の火星大接近に合わせ3月15日に公開を開始した、火星大接近の特設サイト「2018年 火星大接近!」は、2018年12月31日をもって公開を終了いたします。

本サイトは、2018年の火星大接近に際し、火星をみるための情報、及び火星そのものについての情報をご提供するため、探査を主力コンテンツとする月探査情報ステーションとは別に、姉妹サイトとして期間限定で開設したものです。
3月の公開以来、皆様には火星大接近の情報源としてご愛顧をいただいておりました。特に7月31日の当日には大量のアクセスをいただき、最接近日が過ぎても、夜空に輝く火星についての情報を求める皆様の多数のアクセスをいただいておりました。

上記の通り、期間限定サイトとして開設していたこともあり、サーバー運用期限や火星の見え方などを考慮して、2018年末をもって運用を停止するものです。
長きにわたりますご愛顧、誠にありがとうございました。

なお、サイトの内容のうち一部は、月探査情報ステーションの火星関連コーナー「火星・赤い星へ」に移設することを予定しております。どのページを移設するかについては現在検討中で、また移設後のコンテンツは現在公開しているものと若干変わる可能性もございます。この点、どうぞご了承ください。
ページが移設されましたら、その旨を月探査情報ステーションのツイッターや「最新情報」のページなどで告知する予定です。

残り少ない時間となりますが、夏の興奮をもう一度、サイトをご覧になって思い出してみるのはいかがでしょうか。
最後まで「2018年 火星大接近!」をご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

2018年 火星大接近!
https://mars2018.space

812, 2018

編集長の著書と本サイトをベースにしたプラネタリウム番組の制作が進んでいます

今年(2018年)1月5日に発売された編集長(寺薗)の書籍『夜ふかしするほど面白い「月の話」』(以下「月の話」)と、本サイト(月探査情報ステーション)をベースにしたプラネタリウム番組、その名もずばり『夜ふかしするほど面白い「月の話」』が、現在、島根県のプラネタリウム「島根県立三瓶自然館サヒメル」にて制作が進められています。

「月の話」は、月について多くの方が抱く疑問や質問を、Q&A形式で解説した本です。1月5日にPHP研究所(PHP文庫)より出版されました。多くの方に手軽にお手にとっていただき、お読みいただけるよう、文庫形式で出版しています。
発売以来、書評でも「改めて月について知ることができた」「タイトル通り、面白い」といった評価をいただいています。日本経済新聞の書評欄でも、「最新研究を交えて軽快な語り口で解説していく手並みが鮮やかだ」と、大変好評をいただいております。

月探査情報ステーションについては改めて説明する必要はないかもしれませんが、月と月・惑星探査について解説している日本最大級のウェブサイトであり、20年にわたってこれらの話題を「わかりやすく」「正しく」「すばやく」解説することに努めてまいりました。また、「月の話」は本サイトのQ&Aコーナーがベースとなっており、ここからより一般的な質問を加える形で構成されています。

月は本当に不思議な天体です。月についてはまさに疑問は尽きません。「月はどうやってできたのか」「月はどれくらいの大きさなのか」「月がもしなかったら、地球はどうなってしまうのか」…。疑問には思うけれど、でも誰に聞いていいのかもわからない、そんな月の疑問を、書籍と同様、プラネタリウムではわかりやすく、そしてビジュアルも交えて楽しく解説していきます。

今回のプラネタリウムで月の疑問を解き明かす手助けをしてくださるのは、落語家の立川志ら乃さんです。立川流落語家、真打の志ら乃さんが、本と同様、小気味よく月のふしぎの世界へご案内して下さいます。

プラネタリウム番組の公開は、新春1月2日を予定しております。
皆様ぜひ、三瓶自然館サヒメルにお越しいただき、プラネタリウム番組をお楽しみ下さい。

プラネタリウム番組の告知サイト (三瓶自然館サヒメル)

プラネタリウム新番組「夜ふかしするほど面白い『月の話』」制作中!


三瓶自然館サヒメル

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夜ふかしするほど面白い「月の話」 (Amazon.co.jp)

※電子書籍版(Kindle版)も好評発売中です。

712, 2018

サイト記事更新遅延のおわび

編集長多忙により、10月9日より、月探査情報ステーションの記事更新が停止しておりました。本日より記事更新を再開いたします。

今年は「はやぶさ2」や火星大接近などに関連して講演やイベントの依頼が大変多く、また本業である大学の仕事も多忙であったことから、特にイベントが集中した7〜10月につきましてはページ更新が非常に遅いペースとなってしまっておりました。ことに10月はイベントが集中し、週2回ペースでの講演やイベント、学会などの出張が入る状態でした。
これらが一段落した11月後半も、延期されていた業務などの処理が必要となり、サイトの更新が行えない状況でした。さらに、多忙のため精神的にサイト更新への余裕がなくなってしまうという状態にもなってしまいました。

結果として、2006年の3ヶ月にわたるサイト更新途絶に次ぐ、約2ヶ月にわたる長期のサイト更新中断という状態を招くことになってしまいました。
この間、「はやぶさ2」のローバー着陸や第1回タッチダウン延期、火星探査機「インサイト」の到着、小惑星探査機「オサイレス・レックス(オシリス・レックス)」の到着など、月・惑星探査の大ニュースが続いておりましたが、これらをタイムリーにお伝えすることができませんでした。
ニュースを楽しみにして下さった皆様には大変申し訳ありませんでした。心よりお詫び申し上げます。

本日、12月7日より、徐々にではありますが更新を再開してまいります。前述の通り精神的な負荷もあり、一気にペースを上げるとまた更新に問題が出てくる可能性もあるため、他の仕事の状況などをみながら少しずつペースを上げ(調整し)、他の仕事に影響を及ぼさないような範囲での更新を続けられるよう、仕事量を見極めてまいります。

また、月探査情報ステーションが月・惑星探査情報のアーカイブとして機能していることから、あとから振り返っても記事内容が時系列的に整合性が取れるよう、記事自体はその状況が発生した時点(例えば、火星探査機「インサイト」着陸であれば11月27日からそれほど離れていない日時)の記事として掲載いたします。このため、実際の掲載日時と記事の日時とに差が発生いたしますが、これにつきましては「最新情報」にて記事更新をお知らせするなど、フォローを行ってまいります。

月探査情報ステーション20周年という最も華やかで活動的であるべきタイミングで、自ら動けなくなってしまうという大変恥ずかしい状況を招いてしまったことを反省し、今後は仕事の分量の見極めやスタッフ雇用などの業務負荷分散策の検討などを総合的に進めていく所存です。
皆様におかれましても、月探査情報ステーションが現在1名のみで行われているという状況にご理解をいただきたく思います。また、本サイトがより発展し、スタッフを雇用して本格的に動けるようになるためには経済的な基盤の強化も必要となりますので、ご寄付などのご支援をぜひお願いできればと思います。

引き続き、月探査情報ステーションをご支援、ご愛顧いただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2018年12月7日
月探査情報ステーション編集長  寺薗 淳也

910, 2018

ボイジャー2号もいよいよ太陽系を脱出へ

ボイジャー1号に続き、ボイジャー2号も太陽系の縁に近づいてきたようです。
NASAは10月6日、ボイジャー2号が太陽系の端に近づいていると発表しました。ボイジャー2号が捉えた、太陽系の外からやってくる宇宙線の量が増加しているのです。
現時点でボイジャー2号は地球から約177億キロというとてつもない距離を飛行しており、この距離は太陽-地球間の距離の約118倍にあたります。

ボイジャー探査機は1号と2号の2機からなり、いずれも1977年に打ち上げられました。その大きな目的は、外惑星、つまり木星・土星・天王星・海王星の探査です。
ボイジャー1号は木星と土星を、ボイジャー2号は木星・土星・天王星・海王星を探査しました。特に天王星と海王星については、いまだ人類が送った探査機はボイジャー2号だけです。
1989年に海王星の探査を終えたあと、ボイジャー2号は1号と同様、ひたすら太陽系の外へ向けての飛行を続けています。2013年、ボイジャー1号は太陽系を脱出し、現在は恒星間空間を飛行しています。人類が作った人工的な物体が太陽系の外に出たのは、ボイジャー1号がはじめてのことになります。

ボイジャー2号は2007年以来、太陽から吹き付ける電気を帯びた粒子(荷電粒子)である太陽風が届く範囲である「太陽圏」(ヘリオスフェア: heliosphere)の最も外側の部分を飛行しています。このあたりは荷電粒子の泡が広がっている範囲でもあります。
このヘリオスフェアと恒星間空間、すなわち太陽系の外との境目をヘリオポーズ(heliopause)といいます。

この8月終わり頃より、ボイジャー2号に搭載されている宇宙線サブシステムが検知する宇宙線の量が、8月初め頃と比べて5パーセントほどの上昇を示しています。また、同じく探査機に搭載されている低エネルギー荷電粒子検出装置も同じような値の上昇を示しています。
2012年に、ボイジャー1号が今回と同じような宇宙線の量の上昇を検知しています。これは、ボイジャー1号がヘリオポーズを通過したと考えられる時期のほぼ3ヶ月ほど前のことでした。

ですが、ボイジャー探査機の運用チームは慎重で、宇宙線の量の上昇は必ずしもヘリオポーズ通過のサインだと断定することはできないと考えています。そもそも、ボイジャー2号は、ヘリオシースと呼ばれる、宇宙線と太陽風が入り混じった領域を現在飛行していますが、ボイジャー1号とは異なる方向を飛行しています。ですから、ボイジャー1号と同様に、「3ヶ月経てばヘリオシース突破」と考えることはできない、というのが探査チームの見方です。
いずれにしても、ボイジャー1号と同様、ボイジャー2号がヘリオポーズへ近づいている、ということは間違いがないようです。

また、ヘリオポーズ自身、太陽活動が活発になる11年周期で、張り出したり縮んだりします。太陽は11年の周期で活発な活動と低調な活動を繰り返していますが、その周期に合わせて太陽風の勢いも変わります。太陽風が活発に(高速に)吹き出すときはヘリオポーズは恒星間空間へと大きく張り出し、逆に勢いが弱いときには「押し込まれて」縮んでしまいます。

今回の量の変化について、ボイジャー計画のプロジェクトマネージャーとして探査機を40年にわたって見守り続けてきたジェット推進研究所(JPL)のエド・ストーン博士は、「私たちはボイジャー2号周辺の環境が何らかの形で変化しているということをみていて、そのこと自体疑う余地はない。今後数カ月間、私たちはいろいろなことを知ることになるだろうが、少なくとも今、(ボイジャー2号が)ヘリオポーズに近づいているかどうかはわからない。間違いなくいえることは…私たちはまだそこ(ヘリオポーズ)までは行っていない、ということである。」と述べ、慎重な見方を示しています。
ただ、今回はボイジャー1号という先例もありますし、どのようなことが起きるかを我々もある程度予測できることから、時間の問題として、いずれはヘリオポーズを越すだろうということは間違いありません。そして、ボイジャー2号がそのヘリオポーズにぐんと近づいているということもまた、確かでしょう。
ボイジャー1号に続き、ボイジャー2号が「人工物体として2番めに太陽系を脱出した物体」となるのか、というより、なるのはいつか、楽しみです。

さて、今回題名に「太陽系脱出」と書きましたが、太陽系の境目を何で定義するかという点については様々な考え方があります。カイパーベルト天体の一部も、このヘリオポーズの外側に出るような軌道を公転しているものがあると推測されますので、必ずしも「ヘリオポーズ=太陽系の境界」とならないということだけは一応ご注意いただければと思います。今回は記事のわかりやすさや、「恒星間空間の物質と太陽系内の物質がせめぎ合うところ」という意味での境目として「太陽系の境目」という言い方をしております。

NASAの記事 
https://www.nasa.gov/feature/jpl/nasa-voyager-2-could-be-nearing-interstellar-space
ボイジャー計画 (月探査情報ステーション)

ボイジャー (Voyager)

210, 2018

リポビタンDの「はやぶさ2」応援メッセージ、プロジェクトチームに手渡される

皆さんの願いがこもった「リポビタンD」のラベルが、プロジェクトチームへと渡りました。

大正製薬は3日、今年(2018年)7月に開催されたJAXA相模原キャンパス特別公開において来場者から募集した「はやぶさ2」応援メッセージを、9月18日に「はやぶさ2」プロジェクトチームに贈呈したと発表しました。

この特別公開の大正製薬ブースでは、来場者の皆さんに、リポビタンDのラベルの「歯車」部分に「はやぶさ2」プロジェクトメンバーへの応援メッセージを書いてもらうという企画を行っておりました。
残念なことに、今年の特別公開は土曜日が台風接近のため終日中止になってしまい、金曜日に訪れた来場者の皆様にお書きいただいたメッセージを手渡すこととなりましたが、それでも合計672件のメッセージが寄せられました。

9月18日、このメッセージを大きなタペストリー状に並べた特製の垂れ幕を、津田雄一・「はやぶさ2」プロジェクトマネージャーに贈呈いたしました。

「大正製薬と宇宙」というとピンとこない方もいらっしゃるかも知れませんが、ページ最後のリンクをご参照いただきますと、そのご縁が古くて強いものであることがわかります。もともとは初代「はやぶさ」でのエピソードから始まった「大正製薬と宇宙」の結びつきは、2011年の「はやぶさ」帰還記念のイベント「はやぶさi」や「はやぶさ2」打ち上げ時の種子島でのサンプリング(無償配布)など、広範にわたってきております。

大正製薬ではプレスリリースの中で、「引き続きリポビタンDを通じて、宇宙開発に従事する人々、それを支える人々、それを応援
する人々の夢を持ち前に進もうとする気持ちに寄り添いながら、前進する一人ひとりのチャレンジを応援してまいります。」と述べています。
宇宙開発はまさに人類全体が前進するチャレンジです。そしてその宇宙開発を通して、ハラハラドキドキしながら、みている人も成長し、感動していったのは、初代「はやぶさ」で起きたことでもあります。プロジェクトチームだけでではなく、応援する人たち気持ちにも寄り添いながら、一緒に進んでいく、その結びつけるツールがリポビタンDなのです。

今回の応援メッセージ、そしてリポビタンDが、「はやぶさ2」プロジェクトチームの力となり、前人未到のミッションを達成する原動力になれば、これ以上うれしいことはありません。

大正製薬のプレスリリース
https://www.taisho.co.jp/company/release/2018/2018100301.html
はやぶさ2 (月探査情報ステーション)

はやぶさ2


「はやぶさ」とリポビタンD (月探査情報ステーション)

「はやぶさ」とリポビタンD


※なぜリポビタンDと宇宙が結びついてしまったのか、その答えは初代「はやぶさ」にあります。

1309, 2018

サーバー停止のお詫び

昨日(9月12日)夜から本日(9月13日)朝にかけまして、サーバーがアクセスできない状態になっておりました。

アクセスできなかった時間
9月12日(水) 午後9時28分〜9月13日(木) 午前9時4分
※サーバー運営会社からの監視レポートに基づくものです。
サーバー停止の理由
サーバープログラム(nginx)の設定ファイルの記述を誤り、サーバープログラムが起動しなかったため
※以前予告していた通り、9月10日にサーバーの設定を一部変更したのですが、その際、サーバー設定プログラムの記述が一部誤っていました。10日の時点では問題がなかったのですが、サーバーが何らかの理由でフル再起動を行うことになった時点でトラブルが露見したものと思われます。

ユーザーの皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。深くお詫び申し上げます。

協賛企業

渡辺教具製作所
ウイルネット
リポビタンD

提携企業・団体

TeNQ