月探査情報ステーションとは

月探査情報ステーションは、月・惑星探査の情報を中心として、月の科学、さらには月や月・惑星探査にまつわる様々な情報を皆様にお届けする、「月・惑星探査のポータルサイト」です。

このサイトでは、月を中心として、「科学」という視点を中心に取り上げ、月についてどのようなことがわかり、どのようなことがわかっていないのかを解説しています。

そして、まだわからないことを調べようとする「探査」(ミッション)について、最新情報をいち早くお知らせするほか、その背後にある科学などについて、わかりやすく解説しています。

月について、私たちはどの程度のことを知っているのでしょうか? ここでは、月の不思議や謎、解明された事実などをまとめました。科学だけではなく、雑学などの広い話題も網羅しています。

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月は、見て楽しむものでもあります。このカテゴリーには、いろいろな楽しみ方ができるよう、クイズや参加型プロジェクト、ギャラリーなどを取り揃えてあります。

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人間は月に降り立ち、惑星へ探査機を飛ばしてきました。そのチャレンジは今も続いています。ここでは、そういった私たちの外の世界への挑戦をご紹介します。

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お知らせ

1807, 2018

「エクソマーズ 探査の概要ページ」アクセスエラーのお詫び

火星探査機「エクソマーズ」の「探査の概要」ページにつきまして、アクセスしようとすると、小惑星探査機「オサイレス・レックス」(オシリス・レックス)の探査の概要のページにジャンプしてしまうという現象が確認されました。

この現象につきまして、先ほど「オサイレス・レックス」の探査の概要ページを新たに作り直すことで解消いたしました。現在は両方の探査の概要を正常にご覧いただけます。
なお、このページの再作成に伴いまして、それぞれの探査の概要のページのURLが変更となっております。こちらについては旧URLから新URLへの転送は行っておりませんので、ご了承ください。
アクセスが混乱しましてご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

○オサイレス・レックス(オシリス・レックス)
(旧) https://moonstation.jp/challenge/pex/osiris-rex/osiris-rex-asteroidexp/osiris-rex-outline
(新) https://moonstation.jp/challenge/pex/osiris-rex/outline

○エクソマーズ
(旧) https://moonstation.jp/challenge/mars/mars-exploration/exomars/outline
(新) https://moonstation.jp/challenge/mars/exploration/exomars/outline

1107, 2018

リュウグウの形状モデルの初期バージョンが完成

「はやぶさ2」プロジェクトチームは11日、探査を行う小惑星「リュウグウ」の形状モデルの初期バージョンが完成したと発表しました。
形状モデルは、元になっている形状生成ソフトウェアの開発元によって2種類があります。会津大学(筆者が所属する大学)のバージョンと、神戸大学のバージョンです。

 

このモデルは、リュウグウ到着までに得られた光学航法カメラ(ONC-T)のデータを元に、それぞれの大学が開発した形状モデル生成用ソフトウェアで処理したものです。さらに、上に示したアニメーションは、そのモデルをわかりやすいようにアニメーションとして(自転させて)表示させています。

小惑星の形状モデルは、探査を行う上で欠かせない「地図」のようなものです。
「はやぶさ2」が狙う小惑星リュウグウは、私たちが一般的に知るような天体とは違い、球形ではありません。不規則な形をしています。したがって、一般的な地図とは違って、こういった形状モデルを作ることで、天体全体の様子を捉えることが可能となります。
また、「はやぶさ2」の最大の目的は、天体へ着陸することです。そのためには行きあたりばったりでチャレンジするというわけにはいきません。あらかじめ着陸に向けたシミュレーションを行って、目指す場所に降りたらどのようなことが起きるかを見通しておくことが必要です。形状モデルはこのような場合にも大いに役立ちます。

形状モデルは「モデル」であって、実体ではありません。モデルはあくまでコンピューターの中に存在するものですし、データから生成されるものですから、ソフトウェアの考え方(アルゴリズム)の違いによってモデルは変わってきます。今回の会津大学と神戸大学の2つのモデルももちろん細部に違いは存在します。しかし、2つのモデルで検討をしておけば、実際のリュウグウの形と大きく異なる、ということはおそらく避けられるでしょう。

なお、会津大学の手法はSfM(Structure-from-Motion)と呼ばれるステレオ視の一種を用いており、神戸大学の手法は初代「はやぶさ」でも用いられたSPC(Stereophotoclinometry)という手法を用いています。
SfMは多視点の画像から立体モデル(あるいはカメラ位置)を生成(判定)する手法で、2次元の画像から3次元構造を生成する方法として近年よく用いられるようになっています。SPCは画像に写った対象物(この場合はリュウグウ)の光の当り具合を利用し、複数の画像から立体的な形状を推定する手法です。

今後データの数が増えると共にデータの精度が向上すれば、より精度の高いモデルが生成できると期待されます。着陸点の選定や科学観測計画の立案など、「はやぶさ2」に欠かせない運用計画の策定などに、これらのモデルは大いに役立つことでしょう。

「はやぶさ2」プロジェクトチームの記事
http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20180711bje/
はやぶさ2 (月探査情報ステーション)

はやぶさ2

1007, 2018

「はやぶさ2」チーム、リュウグウの立体写真を公開

JAXAの「はやぶさ2」チームは7月10日、先月27日に到達した目的地の小惑星「リュウグウ」の立体写真(ステレオ写真)を公開しました。お手元に立体視用のメガネ(青と赤のフィルターがはめ込まれたメガネ。右目が青のもの)をお持ちであれば、リュウグウの形を立体的にみることが可能です。

 

2枚の画像とも、6月24日に撮影されたリュウグウの画像をつなぎあわせた動画(GIFアニメーションファイル)として公開されています。このとき、探査機とリュウグウとの距離は40キロほどとのことです。

立体視は、ものが飛び出して見えたり、凹凸がはっきりと見えたりしてそれ自体が面白いものでもありますが、探査の点でも重要です。特に、着陸する上で障害になる大きな岩(岩塊=ボルダー)やクレーターなどの起伏に富んだ地形が強調されて表示されますので、どこにそのような地形がある、あるいは多いか、またそれがどのくらいの起伏量なのかを大まかに知ることができます。

プロジェクトチームは今後もリュウグウの探査を進め、8月下旬をめどに着陸点の選定を行う予定です。

「はやぶさ2」プロジェクトチームのページ
http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20180710je/
はやぶさ2 (月探査情報ステーション)

はやぶさ2

407, 2018

小惑星リュウグウをイメージしたゼリー、ローソンで7月10日から発売

7月に入ったばかりなのに夏のような天気が続いているということもありますので、たまにはこのブログでも涼し気なニュースを。

先日の「はやぶさ2」小惑星リュウグウ到着のニュースは日本中で大きな話題となりました。タイミングを合わせるように、この小惑星リュウグウをイメージしたスイーツ(ゼリー)が、コンビニエンスストアのローソンで7月10日(火)から発売されます。

この企画は、ローソン研究所の「ローソン宇宙プロジェクト」が今年3月、「はやぶさ2応援企画 小惑星リュウグウをイメージしたスイーツアイディアコンテスト」として募集した作品の最優秀作(ローソン賞)とのことです。
リュウグウは水や有機物を多く含むとみられている「C型小惑星」というだけに、この募集ページにも「水を想起させるスイーツだとGOOD」というコメントがありました。実際応募作品には水に関係したものが多かったようですが、意外に「水とスイーツ」の組み合わせというのは限られるようで、ゼリーに関する応募が多かったようです。

この「ローソン賞」に輝いた作品は「星SORA」というもので、
水をイメージした水色の水まんじゅうに星をイメージした小さなツブツブ食感のカラフルなゼリーを閉じ込めて金粉をかけた涼し気なスイーツ
(応募コメントより)
とのことです。まぁ、ここでは、「実際のリュウグウは灰色だ」とか「いや、C型小惑星は炭素を含むから黒っぽい(暗い)のだ」とか「実際探査機が撮ってきた写真でも暗く写っていたよ」とかいうのはヤボというものでしょう。宇宙へのイメージをふくらませるのが大切です。

この作品のアイディアを元に、今回ローソンが開発したゼリーは、「ウチカフェスイーツ バタフライピーティーのぷるるん水ゼリー(レモン)」です。価格は180円。7月10日(火)より全国のローソンで発売されます。

ハーブティーの一種「バタフライピーティー」を使った薄紫色のゼリーですが、味はレモン味となっているとのことで、さっぱりした食感のゼリーのようです。
よく見ますと中にキラキラとした模様がみえますが、これはなんと金粉とのこと。「星SORA」のアイディアを取り入れ、星を閉じ込めたかのような見かけが宇宙をイメージしてすてきでもありますし、また涼しげでもあります。
さらに、パッケージ内の黒いトレイを外すと、色が全く違ってみえるという不思議なゼリーともなっています。
黒いトレーにゼリーを置いた感じは、「見かけが暗い」リュウグウのイメージにも通じるものを感じるのは編集長(寺薗)だけでしょうか?

180円とお手軽な価格で、コンビニで買える、宇宙(リュウグウ)をイメージしたスイーツ。私たちが(今は)リュウグウに行くことはかないませんが、スイーツを食べながら、3億キロ彼方のリュウグウ、そしてそこに赴いている私たちの分身の探査機「はやぶさ2」に思いを馳せてみるというのはいかがでしょう。
もちろん、もっともすべきことはサンプルリターンと解析(=食べて味わうこと)ですけどね。

ご注意

「ローソン」各店舗のうち、沖縄地域のローソン及びナチュラルローソンでは取り扱いません。
店舗によって納品・販売開始の時間が異なります。

 

ローソン研究所のページ
https://www.lawson.co.jp/lab/space/art/1335961_7657.html
はやぶさ2 (月探査情報ステーション)

はやぶさ2

307, 2018

「はやぶさ2」のページを更新しました

「はやぶさ2」のトップページを更新しました。新たに、東京大学宇宙惑星科学機構による、「はやぶさ2画像のサイエンス解説」のページを、トップページのリンク欄より追加しました。

2906, 2018

イベント情報を1件追加しました

月探査情報ステーションの『イベント情報」のページに、7月28〜29日に実施される「あぶくまロマンチック街道 2018年夏ツアー」の情報を掲載しました。夏・冬毎年2回行われるこのツアー、毎回編集長(寺薗)が星空情報と最先端の月・惑星探査の講演を行っております。
阿武隈の自然と風土を楽しみつつ、最先端の科学にも触れられるというツアーです。皆様のご応募をお待ちしております。

協賛企業

渡辺教具製作所
ウイルネット
リポビタンD

提携企業・団体

TeNQ