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【2025.09.27】深宇宙展~人類はどこへ向かうのか To the Moon and Beyond
ずっと気になっていた日本科学未来館で
催されていた『深宇宙展』へ
会期終了間際に駆け込みで行ってきました。
NEO平成レトロ展、 松本零士展と
他にもこの夏 気になっていたイベントがあり、
それぞれ学生さんの夏休み期間である8月を避けつつ
終了前日に駆け込みで行った結果、
こちらも終了前日に行くというスケジュールに。
松本零士展は時間枠でのチケット制でしたが
こちらは混む前に早めに午前中に行ってみるも
やはり会期終了間際で混んでおり
入場するだけでも列に並ぶ結果に…。
NEO平成レトロ展、 松本零士展のときと同様に
会場内は人が多く展示物を見るのも時間を要しました。
元々ゆっくり解説とかも読みたい派なので
展示物を見るのはいつも時間がかかる方ですが
恐らく空いていれば、その私の場合でも
1時間~1時間半程度で見終えたと思いますが、
今回約3時間かけて見ました。
ソユーズ宇宙船 帰還モジュールの実機や
そのパラシュートの実物、
民間の日本人初の国際宇宙ステーション滞在をした
前澤 友作さんが着用した宇宙服の実物展示、
更には小惑星探査機はやぶさ・はやぶさ2が
それぞれ小惑星イトカワとリュウグウから採取し
持ち帰った粒子の実物の展示と
実物の展示が多くて圧巻。
実際に宇宙に行った実物や
地球外の天体から持ち帰った物が
目の前にあると思うと、現実なんだけれども
現実味を感じないような不思議な感覚にもなりました。
これを目当てにこのイベントに出向いたわけですが。
月面探査や火星探査の計画に関する展示も充実しており
アルテミス計画などの月面探査関連展示では、
有人与圧ローバーの実物大模型の展示や
それに使われる金属材料の弾性タイヤの展示されており、
そこには「TOYOTA」や「BRIDGESTONE」のロゴが。
日本の自動車メーカーや自動車関連メーカーの技術力が
宇宙開発を支えていると思うと
車好きな日本人として誇らしく思えますね。
月面探査車のタイヤは砂漠でも難なく歩行できる
ラクダやダチョウの足の形状から、
着想を得て開発したとのことですが、
そういえば500系新幹線でもカワセミからヒントを得た
ロングノーズの形状や、
フクロウの羽からヒントを得て開発された
パンタグラフの形状の話は有名ですよね。
そう考えると自然界のものって良く出来ているし、
創造神が居てすべて設計したのではないかとさえ
思えて来てしまいますね。
6~7歳の子供の頃、本屋で親に強請って買って貰った
学研の「地球」や「宇宙」の図鑑に載っていた内容で得た知識や
その当時の将来の宇宙計画なども振り返りながら展示物を見てました。
そこから考えると、40年近く経っても
なかなか簡単には宇宙開発の夢物語は
進まない部分もあるのかなと感じもする一方で、
飛躍的に観測技術や精度が上がって新たな発見や
理論上予測されていたものが実際に確認されたりと
驚嘆させられるものも多いとも感じました。
私が中学生くらいまでは「惑星」は基本的に
太陽系のみと理科の先生から聞いた記憶があったけれど
その後に太陽系外惑星が発見されたニュースを聞いたときには
「もしかしたら地球のような星がこの広大な宇宙の中にどこかに…」と
空想したりもしたっけ。
それが今回の展示説明を見ていたら
既に5,000個以上の太陽系外惑星が
見つかっているというのだから、
どこかの恒星の周りのハビタブルゾーンに
水や酸素を含む大気を持つ太陽系外惑星があっても
不思議ではないように思えてきたり。
アインシュタインがその存在を予測していたブラックホール。
子供の頃はそういうものがある"らしい"という知識だったけれど
2019年に「事象の地平線」の影の直接撮影のニュースには驚嘆したし、
同様に重力波も、10年前の最近になって実際に観測されましたし。
そう考えると、推測から導き出されていたものや
可能性として考えられていたものが、
これから実際に確認されていくことが増えていくのでしょうね。
例えば木星の衛星エウロパには
水(氷)や有機物があるとされてるけれど
そこで、もしかしたら何らかの微生物など
地球外生命が確認される未来だってあるかもしれないし…
なんて空想をついついしてしまいますね。
でも研究や宇宙開発が進んだとしても
私が生きているうちに民間人(庶民)が
地球外に旅行などは実現しなさそうですね…。
そもそもこの歳までに日本からすら出たことないですし(笑)
でも夢が膨らむ展示の数々に大満足。
そして、つい物販エリアでは
またグッズを色々買ってしまったのでした。
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10月 4
いよいよ、日本初の純民間月面ローバー「YAOKI」の月への打ち上げが迫ってまいりました。
これを記念して、2月27日午前中、東京ドームシティの「Space Travellium TeNQ」にて、『月面探査車「YAOKI」打上げミッション応援イベント』を開催いたします。
当日は、YAOKI開発者でもあり株式会社ダイモンCEOの中島紳一郎氏、宇宙開発エバンジェリストで元・JAXA MMXプロジェクト主任研究開発員の戸梶歩氏、そして月探査情報ステーション編集長でもある寺薗が参加し、YAOKI打ち上げを見守ります。そして、YAOKIや打ち上げをよりよく知るためのトークも展開いたします。
さらにこのトークには、TeNQ公式アンバサダーであり、新人宇宙飛行士VTuberでもある月女神イチさんも参加! イベントをさらに盛り上げます。
なお、本イベントはチケットご購入による参加が必要です。チケットは「チケットぴあ」にてお申し込みいただけます。
当日ご参加の皆様には、YAOKI限定プリントのアイスカフェラテ1杯、及び限定ステッカーもプレゼント。ぜひみんなで、歴史的な旅立ちを祝いませんか?
イベント申し込みなど詳細につきましては、添付ページ及びパンフレットをご参照ください。
https://www.tokyo-dome.co.jp/tenq/topics/20250227-1.html
2月 23
本日1月20日は月探査機 #SLIM の月着陸からちょうど1年となります。
月探査が日本でも世界でも注目を浴びている中で、月着陸の成果を振り返るとともに、その教訓を汲み取り、未来に何をしていくべきか。
編集長(寺薗)として、コラムを執筆しました。
かなりの読み応えがあるコラムです。ぜひじっくりとお読み下さい。
Photo: (c) JAXA
https://moonstation.jp/blog/lunarexp/slim/commentary-on-slim-landing-one-year-anniversary
1月 20
皆様、あけましておめでとうございます。
本年も月探査情報ステーションをご愛顧・ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
恒例となります、新年の編集長(寺薗)からのごあいさつをお届けいたします。
昨年も新年1月からSLIMの月面着陸があるなど、月探査の動きが激しい年でした。そして2025年も同様に、1月から大きな動きがあります。
日本関連では、ispaceのHAKUTO-R M2がこの1月中旬にも打ち上げ予定です。そして、株式会社ダイモンが開発した超小型ローバーYAOKIの打ち上げもこの冬となっています。日本の民間企業が開発した月着陸機やローバーが次々に月面へ向かいます。
また、アメリカの商業月輸送プログラム(CLPS=クレプス)が今年も盛んになるとみられます。YAOKIを搭載するのは、CLPSの一環で打ち上げられるアメリカのイントゥイティブ・マシーンズ社の月着陸機です。また、HAKUTO-R M2と同時に、ファイアフライ・エアロスペースが開発した月着陸機が打ち上げられます。2機の月着陸機が1つのロケットで同時に打ち上げられるのは史上初です。
月探査は今年も大きなトレンドとなって続いていくものと思われます。
一方、心配なのがアメリカの状況です。
第2次トランプ政権の発足により、アメリカでは政府機関の効率化が推進されるものと思われます。おそらくNASAやその傘下の月・惑星探査計画も例外ではないでしょう。特に、予算オーバー・スケジュール超過で悩まされているアルテミス計画にも何らかのメスが入るのではないかとみられます。
果たしてNASAの、そしてアメリカ全体の月探査計画がどのように進むのか、十分注意を払っていきたいと思います。
昨年は編集長自身の多忙で、特に後半はほとんど更新ができていないという状況でした。
昨年中には複数人運営体制を確立しようとしていたのですが、道半ばとなってしまっています。今年の第一の目標は、この体制を本格的に動かしていくことです。
月探査情報ステーションのミッションは、【月・惑星探査の情報を「わかりやすく」「正しく」「素早く」発信すること】です。このミッションを達成すべく、今年も編集長を中心としたチーム・仲間で、力を合わせて頑張っていきたいと思います。
本年も月探査情報ステーションにぜひ、ご期待くださいませ。
https://moonstation.jp/news/2025-new-year-greeting
1月 2
本日9月17日は #中秋の名月🌕 です。旧暦、つまり江戸時代まで使われていた、月の満ち欠けを基礎とする暦で、8月15日の月のことを差します。意外と誤解されがちですが、満月=中秋の名月ではありません。
いずれにしても、秋は月がきれいにみえるタイミングです。今日はぜひ空を見上げて、ふだん意識しない月について思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
月が出てくる前に、月探査情報ステーションのページでぜひとも中秋の名月について予習しておきましょう。
写真は月探査情報ステーション「今日の月」の本日の月齢(14日)の月。写真: (c) 藤井旭
https://moonstation.jp/faq-items/f211
9月 17
今週7月19日から、映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』が公開されます。
アポロ計画にまつわる「あのうわさ」がベースとなって脚本が作られた映画ですが、実に素晴らしいヒューマンドラマとなっています。
7月15日、本映画公開前のトークショーが開催されました。出演者は、宇宙飛行士であり東大特任教授でもある野口聡一さん、宇宙大好きなタレントの中川翔子さん(しょこたん)、そして同じく宇宙大好きタレントの滝沢カレンさんです。
宇宙大好きな3人が繰り広げたトークを余すところなくまとめた記事を、月探査情報ステーションで公開しました。宇宙愛、この映画への思い、そういったところをぜひ感じ取っていただければと思います。
https://moonstation.jp/blog/lunarexp/apollo/fly-me-to-the-moon-movie-pre-release-talkshow
7月 16
月探査機SLIMは、3月30日に一旦休眠となりました。SLIMの着陸点付近が夜を迎え、太陽光による発電ができなくなったためです。
月の夜は、マイナス170度という温度にもなる過酷な環境です。こういった環境では電子機器などがだめになってしまう可能性も極めて高くなります。しかも、SLIMは月の夜を乗り切るための装置(例えば、探査機を温めるヒーターなど)を装備していません。にもかかわらず、2回にわたって月面の夜を越すという驚異的な粘りをみせています。
こうなるともう一度…3回目の復活を期待したくなります。さすがに厳しいとは思いますが、そういった知らせが届くのを待つことにしましょう。
何度も夜を越せることは、単にすごいことではありません。どのような理由でSLIMが夜の極低温に耐えられたのか、それを探ることで、今後月面で人類が長期滞在する、あるいは無人探査機が長期にわたって観測を行うといった際に、そのノウハウが大いに役立つことになります。
SLIMの復活は、もしあるとすれば、4月末になると思われます。
<写真>休眠前の月の夕方に撮影された月面の写真(SLIMの航法カメラから撮影)。Photo: (c) JAXA
https://moonstation.jp/challenge/lex/slim
4月 1
いよいよ今夜(1月19日深夜、正確な時間としては20日午前0時20分)、日本の月面探査機SLIM(スリム)が月面に着陸する予定です。現時点(19日午前11時)ではすべての動作は順調で、約半日後に迫った着陸に向けて準備が進められています。
SLIMが月面に着陸すれば、日本初の月面着陸となります。しかし、SLIMの意義はそれだけではありません。搭載されている2つの超小型ローバー(LEV-1とLEV-2。LEV-2は「SORA-Q」という愛称を持つ)の活躍、誤差100メートルというピンポイント着陸の成否など、見どころは多数あります。
そしてなんといっても、日本が今後月に向けて進めるアプローチにどうつながっていくのかという点も注目ポイントです。
月探査情報ステーションでは、編集長(寺薗)が自ら相模原のJAXA相模原キャンパスの取材拠点へ赴き、最新情報を随時お届けします。ぜひ月探査情報ステーションのSLIMのページに注目していて下さい。
https://moonstation.jp/challenge/lex/slim
1月 19