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About 寺薗淳也

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イベント情報を2件掲載しました

新たなイベント情報として、11月30日(土)に長野県松本市で、及び12月1日(日)に長野県伊那市で開催される編集長(寺薗)の講演についての情報を掲載しました。
松本市のイベントについては事前お申込みが必要ですが無料で参加できます。
伊那市のイベントに関しては事前の申込不要、無料で参加できます。
松本市・伊那市は東京や名古屋からもアクセスしやすい場所です。ぜひ皆様、奮ってのご参加をお待ちしております。

2019年11月21日(木)|Categories: 最新情報|

長野県伊那市 宇宙講演会 『「はやぶさ2」いよいよ帰還へ』 (2019年12月1日)

長野県伊那市 宇宙講演会 『「はやぶさ2」いよいよ帰還へ』

長野県伊那市 宇宙講演会 (2019/12/01)

上記パンフレットのPDF版 (上記画像をクリックしてもPDF版を表示できます)

2019年12月1日、長野県伊那市にて、編集長(寺薗)の講演会が開催されます。

今回の講演会は、先ごろ目的地の小惑星「リュウグウ」からの期間を開始した小惑星探査機「はやぶさ2」がテーマです。
「はやぶさ2」の目的、これまでの経過、目的地の小惑星「リュウグウ」についてわかったことなどをお話しし、さらに将来の小惑星探査などについての展望についても触れてまいります。
皆様、奮ってお越しくださいませ。

講演会の概要

  • 開催日時…2019年12月1日(日) 午後1時30分〜午後3時15分
  • 開催場所…伊那市役所 1階 多目的ホール (長野県伊那市)
    長野県伊那市下新田 3050
  • 定員…200名 ※先着順
  • 申し込み…不要
  • 参加費…無料

詳細につきましては、伊那市創造館のホームページをご覧ください。

2019年11月21日(木)|Categories: これからのイベント|

松本市教育文化センター 宇宙関連事業講演会 (2019年11月30日)

松本市教育文化センター 宇宙関連事業講演会 (2019年11月30日)

松本市教育文化センター 宇宙関連事業講演会

2019年11月30日、松本市教育文化センターにて編集長(寺薗)の講演会が開催されます。

今回は月探査をテーマに、「月探査の未来へ ~202X年、日本人月に立つ?~」と題し、現在熱を帯びてきている有人月探査を中心に、近い将来の月探査について解説します。
皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。

講演会の概要

  • 日時…2019年11月30日(土) 午後1時30分〜午後2時50分 (開場 午後1時)
  • 会場…松本市教育文化センター (長野県松本市) 3階 視聴覚ホール
    長野県松本市里山辺2930番地1
  • 入場料…無料
  • 事前申し込み…必要(以下をご覧ください)
  • 対象年齢…小学校高学年〜成人
  • 定員…160名 ※先着順となります
  • お申込方法
    インターネット経由、及び教育文化センターへのお電話での直接のお申込みの2つの方法があります。いずれも11月1日〜11月29日まで受け付けます。

    • インターネット経由
      以下のリンク(パソコン版スマートフォン版)からお申し込みください。
    • 直接お電話で
      松本市教育文化センター (0263-32-7600) まで直接お電話にてお申し込みください。

詳しくは、松本市教育文化センターのページをご覧ください。

2019年11月21日(木)|Categories: これからのイベント|

月探査情報ステーションは満21年を迎えました

本日(2019年11月2日)、月探査情報ステーションは満21周年を迎えました。

1998年11月2日、月探査情報ステーションの前身である時限形式のシンポジウム「インターネットシンポジウム ふたたび月へ」が開設されました。現在の名前での通年公開が正式にスタートしたのは2000年11月(ただし、1998年以降、ずっと通年公開されてきました)。それ以来、21年が経過しました。

当時の月探査といえば無人探査が主流であり、そもそもこの「インターネットシンポジウム」自体、当時日本が推進していた月探査「かぐや」(当時はセレーネ=SELENEと呼ばれていました)のプロモーションサイトとしてスタートしたものでした。
「かぐや」のミッションが終了して今年で10年。特に派手なお祝いなどもなく、淡々とその日(6月11日)が過ぎていきましたが、私自身が関わっていたプロジェクトが成功裏に終了し、そのレガシー(遺産…大量に取得されたデータ)が今でも科学者により解析され続けているということは、誇らしいことです。

そして今、月探査は新しいステージを迎えようとしています。「ふたたび」という言葉には、人類を再び月へ到達させるという意味合いがありました。20年前、それはかなり先のステージだと考えられていました。しかし、その実現への道のりは私の予想を超えて急速に進んでいます。
2年前に計画が明らかにされた「深宇宙ゲートウェイ」、そして今年NASAが発表したアルテミス計画。共に月を目指す計画ですが、特にアルテミス計画は2024年までに宇宙飛行士を再び月面に立たせることを目標としています。2024年まで、あと5年。月探査情報ステーションが当初掲げていた「ふたたび月へ」という言葉が、まさに現実のものになろうとしています。

さらに、アルテミス計画には日本も参加することが発表されています。日本人が月面に立つ日が5年後にやってくるのかどうかはわかりませんが、2020年代のどこかで、日本人宇宙飛行士の月面での活動を私たちがライブ中継で眺める日がやってくる、これは遠い夢物語ではなくなりました。

もちろん、こういった有人月探査計画をただ両手を挙げてほめそやすだけが月探査情報ステーションではありません。21年間にわたる情報の蓄積と探査の経験を踏まえ、冷静に状況を分析し、批判すべきところは批判し、提言をまとめていく。月探査情報ステーションに求められる役割は、これからますます大きくなっていくことでしょう。

とはいいながらも、近年は更新の停滞が目立つようになりました。特にここ2〜3年、編集長(寺薗)の多忙が常態化し、最新情報を提供するブログの更新が困難になりつつあります。多忙の中での無理が影響し、この6月には体調を崩し、1ヶ月にわたって休養し、更新を停止せざるを得なくなるという事態まで発生してしまいました。
現状この多忙状態が改善するめどは立っておらず、しばらくは苦しい運営が続くかと思われます。記事を楽しみにしていらっしゃる皆様にはたいへん申し訳なく思います。私自身にとっても、ブログ記事の執筆は月・惑星探査の情報分析という大きな役割を持っているため、更新が遅れることは非常に痛手でもあります。

来たるべき2020年(代)、月探査の10年になるかもしれない時期を迎え、月探査情報ステーション、そして私自身の体制を見直し、ふたたび皆様に迅速に、詳しくわかりやすい情報をお届けできる体制を作っていくこと、そしてより息の長い運営ができるように見直せるものを徹底して見直してくこと、これから1年をそのような「再構築」に向けていきたいと思います。

今後とも、月探査情報ステーションをご支援、ご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

月探査情報ステーション 編集長/合同会社ムーン・アンド・プラネッツ 代表社員
寺薗 淳也

2019年11月2日(土)|Categories: お知らせ|

中国の火星探査機が初公開される

来年(2020年)打ち上げ予定の中国の火星探査機の姿がはじめて公開されました。人民網日本語版が伝えています。

2020年打ち上げ予定の中国の火星探査機

2020年打ち上げ予定の中国の火星探査機。微博によりはじめて公開された。(人民網日本語版より)

中国が2020年に火星探査機を打ち上げることについては、すでに中国のメディアなどでも何度も伝えられており、ほぼ確実と考えられてきましたが、その情報はなかなか伝わってきませんでした。今回はじめて火星探査機の姿が公開されたことで、開発が確実に進められていることがわかりました。

上記写真は、中国版のツイッターといえる「微博」(ウェイボー)により明らかにされました。中国の宇宙開発において開発を一手に担っている企業である中国航天科技集団の公式微博アカウントから発信された画像です。

中国の火星探査機は、周回・着陸・ローバー探査の3つを同時に行うとされています。上記の画像をみますと、上部に特徴的なカプセル型の物体があり、その下に六角形、あるいは八角形(多角形)のようにみえる、金色の遮熱膜で覆われた周回機らしいものがみえます。おそらくカプセルは着陸機およびローバーを収めたものではないかと思われます。
火星は大気がありますので、着陸するときに大気により発生する熱から着陸機などを保護する必要があります。カプセル型の部分はそのような役割を果たすものと思われます。

下に立っている人間と比べますと、周回機の大きさは高さが2メートルくらい、カプセルは高さが3〜4メートルくらいでしょうか。また、探査機の下にある赤字に白の幕には、右側、若干切れていますが「熱試」という文字がみえます。左側には「真負責」ともあります。従って、これらの文字から、この機体がおそらくは熱真空試験モデルではないかと推測されます。
但し、試験に使われた機体に問題がなければそのまま打ち上げ機として使うということも日本も含め各国で行われていますので、本機が打ち上げのために使われる可能性もあります。

記事でも触れていますが、火星探査機が1機で周回・着陸・ローバー探査を実施するのは(成功すれば)世界初ということになります。
中国はかつて2012年に「蛍火1号」という探査機をロシアの探査機と相乗りで打ち上げましたが、そのロシアの探査機の打ち上げが失敗したため、火星に届かなかったという苦い経験があります。今回は(蛍火1号もそうですが)純国産で開発、そしてロケットも中国のロケットで打ち上げるとみられています。また、蛍火1号と比べ探査機ははるかに大型で多機能です。
火星探査機の開発には、おそらくこれまでの中国の月探査機「嫦娥」シリーズにおける経験も十分に役立っているものとみられます。

2020年には、4機の火星探査機が地球から飛び立つ予定となっています。アメリカの「マーズ2020」、ヨーロッパとロシア共同開発の「エクソマーズ」の2020年打ち上げ分(ロシア開発のローバー)、アラブ首長国連邦(UAE)が開発する火星探査機「アル・アマル」(なお、打ち上げは日本のH-IIAロケットで行われます)、そしてこの中国の火星探査機です。
これらの火星探査機がどのような発見を行い、火星に関しての新たな知見をもたらしてくれるのか、興味が尽きません。

2019年10月14日(月)|Categories: 火星探査 (ブログ)|