月探査 (ブログ)

グーグル・ルナーXプライズ日本チーム「ハクト」、打ち上げ計画を発表、2016年後半をめど

純民間資金で月面に最初に到達したチームに賞金を授与する技術開発競争「グーグル・ルナーXプライズ」(GLXP)に日本から唯一参加しているチーム「ハクト」は、2月24日に日本科学未来館で記者会見を行い、ローバーの打ち上げ計画を発表しました。 発表によりますと、ハクトのローバー「テトリス」と「ムーンレイカー」(両機は一体となって動きます)は、別のGLXPエントリーチームであるアストロボティックのローバー及び着陸機と共に、アメリカのスペースX社のロケット「ファルコン9」で打ち上げられる予定です。時期は2016年後半とされています。 ...

2023-07-10T10:02:18+09:002015年3月1日(日)|月・惑星探査一般, 月探査 (ブログ)|

韓国の月面ローバーが公開される

このブログでも何回か触れてきましたが、韓国は2020年に月に探査機を送る計画を持っています。この探査機は、各国が月・惑星探査に乗り出すときの「周回→着陸→サンプル・リターン」という順序を踏まずに、いきなり着陸(及びローバーによる月面探査)に挑むようです。 この15日に、韓国科学技術研究員(KAIST)は、この月面ローバーのプロトタイプモデル(試験モデル)を公開しました。 ...

2023-07-10T10:02:18+09:002015年2月22日(日)|韓国極周回月探査衛星|

嫦娥5号試験機のサービスモジュール、軌道上実証を開始

昨年10月に打ち上げられ、11月に地球帰還モジュールの期間に成功した嫦娥5号試験機ですが、月周回軌道上に残っているサービスモジュールが、嫦娥5号のミッションを想定した軌道上実証試験を実施したとのことです。中国新聞社の報道を人民網日本語版が伝えています。 記事では「位相変調試験」となっていますが、記事内容から見る限り、電波の試験ではなく、周回軌道の変更ではないかと思われます。 ...

2016-03-28T07:17:50+09:002015年2月17日(火)|嫦娥5号|

グーグル・ルナーXプライズ中間賞発表、ハクトが移動部門賞6000万円を獲得!

待ちに待った知らせがやって来ました。純民間資金で月面到達を競うグーグル・ルナーXプライズの中間賞が26日(現地時間)に発表されました。日本から唯一参加しているチーム「ハクト」は移動部門での賞を受賞し、50万ドル(日本円で約6000万円)を獲得することとなりました。 前回のブログでもご紹介しましたが、グーグル・ルナーXプライズは、純民間資金で探査機を開発した上で月面に最初に到達し、月面から高精度の画像を送信することに成功したチームに対して、2000万ドル(日本円で約24億円)という巨額の賞金を提供するという、技術開発レースです。ただし、到達の期限は2016年末(つい先月までは2015年末とされていましたが、1年延長されました)となっており、ここから少しでも遅れたら、いくら月面到達に成功しても賞金はびた一文払われないという、過酷なレースでもあります。 ...

2023-07-10T10:02:19+09:002015年1月28日(水)|月探査 (ブログ)|
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