月探査の未来を描くビデオがESAから公開される
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が、月探査の意義と未来の月探査への展望をまとめたビデオ「DESTINATION: MOON」を公開しました。8分ほどのビデオです(全て英語)。 ...
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が、月探査の意義と未来の月探査への展望をまとめたビデオ「DESTINATION: MOON」を公開しました。8分ほどのビデオです(全て英語)。 ...
将来の月からのサンプル・リターンに備え、地球大気圏突入試験を行うために打ち上げられた嫦娥5号の試験機のうち、本体部分に当たるサービスモジュールは、地球-月系の重力が釣り合う点(ラグランジュ点、L2)に滞在してしたが、このほど月周回軌道に入りました。軌道投入は1月11日午前3時頃(北京標準時)に実施されたとのことです。 現在の軌道は、近月点(月にいちばん近い点)約500キロ、遠月点(月からいちばん遠い点)約5300キロの長楕円軌道で、1周約8時間とのことです。 ...
昨年10月末に打ち上げられ、帰還モジュールが無事地球に帰還した嫦娥5号の再突入試験機ですが、ブログでお伝えしている通り、この「本体」の部分にあたるサービスモジュールは未だ宇宙空間にあります。このサービスモジュールは、現在、地球と月との重力が均衡する「ラグランジュ点」という場所にあります。 先日このブログの記事で、サービスモジュールが月-地球系のラグランジュ点(L2)に到達したとお伝えしましたが、国家国防科技工業局は5日、サービスモジュールがL2を離れたと発表しました。人民網日本語版が伝えています。 ...
先日まとめ記事を書いたばかりではありますが、やはり年が明けると、その年の動向というものが気になるものです。 2015年、月・惑星探査の世界はどのようなことになるでしょうか。この記事では、今年(2015年)の月・惑星探査を展望し、どのようが起きるか、起きそうであるかを分野別にまとめていきます。 ...
月探査情報ステーションをご覧の皆様、新年明けましておめでとうございます。 昨年はなんといっても、「はやぶさ2」の打ち上げが印象的な年でした。「はやぶさ2」は、成功裏に地球に戻ってきた「はやぶさ」の後継機という形をとっており、日本では次めて、月・惑星探査が、前の探査機の成果を受けて次に引き継がれるという「プログラム探査」として実施されたという点で、日本の月・惑星探査にとって大きな意味を持つものです。 ...