アメリカの小惑星・準惑星探査

準惑星ケレスに標高5000メートルの山が発見される

準惑星ケレスを探査している探査機ドーンですが、詳しい観測により、不思議なケレスの姿が次第に明らかになってきています。以前から話題になっている謎の白い点に加え、今度は新たに、標高約5000メートルにも達する山が存在することが明らかになりました。 現在ドーンは、ケレス上空約4400キロメートルを周回しながら観測を続けています。今回、これまでずっと話題になってきた謎の白い点について、新たな高解像度の写真が撮影されました。 ...

2023-07-10T10:02:16+09:002015年6月24日(水)|ドーン|

「ドーン」探査最新状況が学会で発表される

この3月6日に準惑星ケレスの周回軌道に入り、史上はじめての準惑星探査を開始した探査機「ドーン」について、現在アメリカ・テキサス州ザ・ウッドランズで開催されている第46回月・惑星探査会議(LPSC)において最新の状況が報告されました。 ドーンは、小惑星(計画策定当時はまだ「準惑星」という分類はなかったのです)を探査するための探査機です。2007年9月に打ち上げられ、2011年7月に小惑星ベスタに到着、その素顔を詳細に観測しました。次々に明らかになるベスタの素顔は科学者だけではなく多くの人を驚かせ、興奮させました。 ...

2016-03-28T07:11:29+09:002015年3月20日(金)|ドーン|

NASAの月・惑星探査の将来計画が学会で発表される

現在、アメリカ・テキサス州ヒューストン(より正確にいいますと、ヒューストンのちょっと北にある街、ザ・ウッドランズ=The Woodlands)で開催されている第46回月・惑星科学会議(LPSC)において、NASAが現在実施及び計画している月・惑星探査についての状況及び将来構想が発表されました。 ...

2015年の月・惑星探査を展望する

先日まとめ記事を書いたばかりではありますが、やはり年が明けると、その年の動向というものが気になるものです。 2015年、月・惑星探査の世界はどのようなことになるでしょうか。この記事では、今年(2015年)の月・惑星探査を展望し、どのようが起きるか、起きそうであるかを分野別にまとめていきます。 ...

2015年、編集長より新年のごあいさつ

月探査情報ステーションをご覧の皆様、新年明けましておめでとうございます。 昨年はなんといっても、「はやぶさ2」の打ち上げが印象的な年でした。「はやぶさ2」は、成功裏に地球に戻ってきた「はやぶさ」の後継機という形をとっており、日本では次めて、月・惑星探査が、前の探査機の成果を受けて次に引き継がれるという「プログラム探査」として実施されたという点で、日本の月・惑星探査にとって大きな意味を持つものです。 ...

Go to Top