日本が火星の衛星からのサンプルリターン探査を実施か?
最近、いくつかの新聞などが、日本が火星の衛星からのサンプルリターンを行うことを決定したと報じています。これについてはどのような計画になっており、実際のところどうなのかという点について、少し真相を追ってみることにします。 一斉にこの記事が出た理由としては、6月9日(火)に開催された、宇宙政策委員会の宇宙科学・探査小委員会の第2回会合にあるかと思われます。 ...
最近、いくつかの新聞などが、日本が火星の衛星からのサンプルリターンを行うことを決定したと報じています。これについてはどのような計画になっており、実際のところどうなのかという点について、少し真相を追ってみることにします。 一斉にこの記事が出た理由としては、6月9日(火)に開催された、宇宙政策委員会の宇宙科学・探査小委員会の第2回会合にあるかと思われます。 ...
クエスチョンマークを2つくっつけてしまうあたり、私(編集長)としても疑問が大きいのですが、ロシアと中国が共同の月探査(月着陸)計画で合意したという記事が、ロシアのインターネット通信社「スプートニク」(Sputnik)の日本語版ページに掲載されています。 この記事によりますと、ロシアと中国は、有人宇宙システムの統一基準制定で合意、その次の段階として、中国が積極的な月探査に焦点を当てているとのことです。 ...
中国が月探査の「第3フェーズ」(記事では「第3期」)として進めているのが、月からのサンプルリターンです。ちなみに、第1期は「周回探査」、第2期は「着陸+ローバー探査」です。 2017年に打ち上げられる予定の中国の月サンプルリターン探査機「嫦娥5号」について、このほど、第1段階の試験に成功したと、人民網日本語版が光明網の記事として伝えています。 ...
4月20日に開催された文部科学省の宇宙開発利用部会の中の国際宇宙ステーション・国際宇宙探査小委員会において、日本が計画している月着陸探査計画「スリム(SLIM)」の実施が承認された模様です。 「模様です」というのは、私自身がこの会合に出席して確認したわけではないということと、JAXAや宇宙科学研究所(おそらく実施主体となる)から何も発表がなされていないため、確認が取れていないという意味です。報道によれば、本計画に本年度から予算がつき、早ければ2018年度に打ち上げが実施されるということです。 ...
現在、アメリカ・テキサス州ヒューストン(より正確にいいますと、ヒューストンのちょっと北にある街、ザ・ウッドランズ=The Woodlands)で開催されている第46回月・惑星科学会議(LPSC)において、NASAが現在実施及び計画している月・惑星探査についての状況及び将来構想が発表されました。 ...