冥王星に極冠が存在か?…ニューホライズンズの観測で明らかに
7月14日に冥王星に最接近する予定の冥王星探査機ニューホライズンズですが、まだかなり距離があるものの、写真による観測はすでに開始しています。その写真の解析から、冥王星に極冠(極地域にある氷あるいは雪の層)が存在する可能性が明らかになりました。 下の2枚の写真(実際には、複数の写真をつなぎあわせたアニメーションとなっています)は、4月中旬に、冥王星から約1億1300万キロの地点から撮影されたものです。ニューホライズンズに搭載された「広範囲カメラ」(LORRI)によって撮影されています。各画像は、画像デコンボリューションという手法によって処理され、下のような画像にまとめられました。 ...