2016年、編集長より新年のごあいさつ
月探査情報ステーションをご覧の皆様、新年明けましておめでとうございます。 おととし12月に打ち上げられた「はやぶさ2」でのフィーバーに続き、またも昨年は年末12月に惑星探査のフィーバーがやって来ました。その「はやぶさ2」の地球スイングバイ、そして、5年越しの悲願と努力の末、日本初の惑星探査機となった金星探査機「あかつき」です。 ...
月探査情報ステーションをご覧の皆様、新年明けましておめでとうございます。 おととし12月に打ち上げられた「はやぶさ2」でのフィーバーに続き、またも昨年は年末12月に惑星探査のフィーバーがやって来ました。その「はやぶさ2」の地球スイングバイ、そして、5年越しの悲願と努力の末、日本初の惑星探査機となった金星探査機「あかつき」です。 ...
韓国が月探査を来年(2016年)から本格検討し、2018年にも打ち上げることを目指すという記事が、中央日報日本語版に掲載されています。 ...
アメリカ・NASAの月探査機ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)が、このほど大変美しい「満地球の出」の撮影に成功し、NASAサイトにてその画像が公開されました。 ...
歴史的な「はやぶさ」の小惑星イトカワへのタッチダウンから10年が経ちました。2005年11月26日早朝(日本時間)、小惑星探査機「はやぶさ」は目的地の小惑星イトカワの表面へとタッチダウン、小惑星のサンプル採集を試みました。 実際には、採集用の弾丸が発射されなかったため、本来あるべき形でのサンプル回収はできませんでしたが、タッチダウン、あるいはその1週間前の着陸などの際に機内に入り込んだ微粒子が回収され、地球帰還カプセル内に残されました。2010年11月になり、地球帰還カプセル内の微粒子が小惑星イトカワ起源であることが確認され、世界初の小惑星からのサンプルリターンに成功した、というのはまだ皆さんの記憶に新しいことでしょう。 ...
月探査衛星(とはいっても今は月を離れ、深宇宙探査衛星になっている)嫦娥2号の小惑星トータティスの観測データの解析結果が、このほど発表されました。新華社での報道を人民網日本語版が報じています。 嫦娥2号は2012年12月13日にトータティスに最接近しましたが、その前後で取得された画像について、中国科学院紫金山天文台の科学者が分析を行ったとのことです。表面には200個ほどの岩も認められたということです。また、クレーターのサイズ分布の分析から、表面は16億年ほどの年齢だということです。これは太陽系の年齢に比べれば比較的に新しいもので、トータティスが割と最近になって形成されたことが示唆されます。このあたりはイトカワの分析結果ともやや似ている部分があり、注目です。 ...