月探査 (ブログ)

ロシア、月探査予算を大幅削減、ロシアの月・惑星探査の将来計画に暗雲か

ここのところ月探査に強い意欲をみせていたロシアですが、どうも逆風が吹き始めたようです。2015年12月29日付のタス通信によりますと、ロシアはこのほど、今後10年間の月探査関連予算を大幅に削減するとの決定を下した模様です。 これによると、ロシア連邦宇宙局(この報道の時点ではロシア連邦宇宙局ですが、2016年1月1日よりロシアの宇宙機関は再編され、民間企業と政府の機関を合わせた「ロスコスモス」となっています)がまとめた2016年〜2025年の宇宙開発計画案では、月探査関連の言及が全く削除されてしまっているとのことです。なお、最初にこれを伝えたのはイズベスチア紙だということです。 ...

2023-07-10T10:02:00+09:002016年1月14日(木)|ルナ・グローブ, 月探査 (ブログ)|

2016年、編集長より新年のごあいさつ

月探査情報ステーションをご覧の皆様、新年明けましておめでとうございます。 おととし12月に打ち上げられた「はやぶさ2」でのフィーバーに続き、またも昨年は年末12月に惑星探査のフィーバーがやって来ました。その「はやぶさ2」の地球スイングバイ、そして、5年越しの悲願と努力の末、日本初の惑星探査機となった金星探査機「あかつき」です。 ...

【コラム】「はやぶさ」タッチダウンから10年…私たちはどこへ進むべきか

歴史的な「はやぶさ」の小惑星イトカワへのタッチダウンから10年が経ちました。2005年11月26日早朝(日本時間)、小惑星探査機「はやぶさ」は目的地の小惑星イトカワの表面へとタッチダウン、小惑星のサンプル採集を試みました。 実際には、採集用の弾丸が発射されなかったため、本来あるべき形でのサンプル回収はできませんでしたが、タッチダウン、あるいはその1週間前の着陸などの際に機内に入り込んだ微粒子が回収され、地球帰還カプセル内に残されました。2010年11月になり、地球帰還カプセル内の微粒子が小惑星イトカワ起源であることが確認され、世界初の小惑星からのサンプルリターンに成功した、というのはまだ皆さんの記憶に新しいことでしょう。 ...

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