中国、2036年までに有人月探査を実現へ
なぜ「2036」というやや中途半端な数字が出てきているのか、という点については、記事の中で解説しますが、このほど中国の英字紙「チャイナ・デイリー」は、4月29日付の記事で、このように中国が2036年までに有人月探査を実施する可能性が高いという記事を報じました。 その記事の元になっているのは、中国中央軍事委員会装備開発部の副部長でもあり、中国の有人宇宙開発計画副長官、そして陸軍少将でもある張育林氏です。 ...
なぜ「2036」というやや中途半端な数字が出てきているのか、という点については、記事の中で解説しますが、このほど中国の英字紙「チャイナ・デイリー」は、4月29日付の記事で、このように中国が2036年までに有人月探査を実施する可能性が高いという記事を報じました。 その記事の元になっているのは、中国中央軍事委員会装備開発部の副部長でもあり、中国の有人宇宙開発計画副長官、そして陸軍少将でもある張育林氏です。 ...
現在も月面で活動を続けている中国の月探査機「嫦娥3号」が撮影した高解像度写真が、このほど一般に公開されることになりました。人民網日本語版が、新華社の報道として伝えています。 嫦娥3号は着陸機で、2013年12月に打ち上げられ、同月に月に到達、搭載されているローバー「玉兎」が活動を開始しました。その後トラブルもあったものの、現在でも着陸機とローバーの活動は続いており、嫦娥3号は月で最も長期間にわたって活動を続けている探査機の記録を伸ばし続けています。 ...
これまで何回か、このブログでも「中国が2020年に火星探査に乗り出す」という記事を出してきましたが、ようやく公式にアナウンスが出ました。中国宇宙開発のトップが、正式に2020年の火星への探査機打ち上げを言明しました。英字紙チャイナ・デイリーが報じています。 これは22日、中国の宇宙開発機関である中国国家航天局の許達哲局長が会見で認めたものです。許局長によると、中央政府は1月11日に火星探査ミッションを承認し、現在2020年打ち上げを目指して計画を進めているということです。なお、火星探査の好機は約2年に1回訪れ、今年がまさにその年です。次が2018年、そしてその次が2020年となります。 ...
このブログでもたびたび取り上げてきていますが、韓国は2020年に月探査機(おそらくは着陸機とローバー)を打ち上げるという野心的な計画を持っています。これについては、実現できるのかどうかという点について専門家や内外の国民の間からも議論が出ているところですが、このほど、韓国大手新聞のハンギョレ新聞が、この月探査計画の実現性に疑問を呈する記事を発表しました。 ...
純民間資金での月面到達を目指すローバー「ハクト」(HAKUTO)を開発している株式会社ispaceは、23日、このハクトのプロジェクトのオフィシャルパートナーとして、日本の大手通信会社であるKDDI株式会社を迎えると発表しました。そして、新たに「au×HAKUTO MOON ...