月探査 (ブログ)

韓国ロケットの発射実験が10ヶ月延期に…月探査計画にも影響か?

韓国が自主開発を目指しているロケットKSLV-2について、試験機の打ち上げが最低でも10ヶ月遅れることがわかりました。もともと試験打ち上げ予定が2017年12月でしたが、これがずれ込むことになります。韓国の中央日報が伝えています。 記事によると、ロケットの開発を行っている韓国航空宇宙研究院(KARI)では、エンジンと燃料・酸化剤タンクの開発が予定よりも10ヶ月遅れており、その分試験機打ち上げも遅れることになるという報告を宇宙開発振興実務委員会に行ったということです。ただ、当然のことながらこの10ヶ月というのは、スケジュールをそのまま上乗せしたものであって、実際の遅れはそれ以上になる可能性もあります。また、今後行程を精査していけば、エンジン及びタンク開発の遅れがさらに長くなる可能性も考えた方がよいでしょう。 ...

2023-07-10T10:01:48+09:002016年7月1日(金)|韓国極周回月探査衛星|

日本の民間月着陸プロジェクト「ハクト」、新たに接着剤でセメダインと提携

民間資金で月に探査機を送り込む賞金レース「グーグル・ルナーXプライズ」(GLXP)に加わっている日本で唯一のチーム「ハクト」はこのほど、月面で使用する接着剤に関し、接着剤メーカーのセメダインとパートナー契約を結ぶと発表しました。 このパートナー契約においては、セメダインが、ハクトが月面に送り込むローバーに使用するための接着剤の開発を行い、ハクトの月面探査を支援するということになります。 ...

2023-07-10T10:01:48+09:002016年6月24日(金)|ハクト|

嫦娥4号、着陸場所は月の南極−エイトケン盆地か?

中国の月探査のうち、サンプルリターンを行う予定ということがわかっていた嫦娥5号については早ければ来年(2017年)にも打ち上げられるということがいわれていました。一方、嫦娥3号と同じ着陸ミッションを担当する予定である嫦娥4号の打ち上げは、嫦娥5号と順番が入れ替わる形で2018年ころといわれていました(但し、号数に変更はありません)。 人民網日本語版はこのほど、嫦娥4号が2018年に打ち上げられ、着陸場所は月の南極になるという記事を掲載しました。 ...

2016-06-13T13:46:35+09:002016年6月13日(月)|嫦娥4号|

JAXAの月着陸探査機スリムは三菱電機が受注か? 〜日本経済新聞が報道〜

2019年の打ち上げを目指してJAXAが計画を進めている月着陸探査機「スリム」(SLIM)ですが、本日(5月18日)付の日本経済新聞は、この探査機の開発について三菱電機が受注したと報道しています。 報道の内容はまだ確認できていませんが、もし事実だとすると、三菱電機製の探査機としては月・惑星探査分野としてははじめて、ということになります。 ...

2016-05-18T14:56:29+09:002016年5月18日(水)|スリム|

韓国の月探査機の搭載科学機器が決定

少し古くなってしまいましたが、4月20日付の韓国のIT系ウェブメディア「ETニュース」に、韓国が打ち上げる予定の月探査機に搭載される3つの科学機器が決定したという記事が掲載されました。 記事では打ち上げは2018年となっております。これまでお伝えしてきた記事では、韓国は2020年に月探査機を打ち上げる予定で、その構成は月着陸機とローバーであるということでしたが、今回の記事では、その前に…再来年には周回機を打ち上げるということになっています。ともかくもみていきましょう。 ...

2023-07-10T10:01:49+09:002016年5月9日(月)|韓国極周回月探査衛星|
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