「はやぶさ2」打ち上げから1年、本日軌道変更(地球スイングバイ)を実施
昨年の12月3日、「はやぶさ2」は地球…種子島宇宙センターから打ち上げられ、長い旅路へと出発しました。そしてちょうどそれから1年、今回は軌道変更のため、ちょこっとだけ地球へと立ち寄ります。 「はやぶさ2」は、今日12月3日、地球の重力を利用した軌道変更(スイングバイ)を実施します。この変更によって「はやぶさ2」は目的地である小惑星「リュウグウ」への軌道へと向かうことになります。 ...
昨年の12月3日、「はやぶさ2」は地球…種子島宇宙センターから打ち上げられ、長い旅路へと出発しました。そしてちょうどそれから1年、今回は軌道変更のため、ちょこっとだけ地球へと立ち寄ります。 「はやぶさ2」は、今日12月3日、地球の重力を利用した軌道変更(スイングバイ)を実施します。この変更によって「はやぶさ2」は目的地である小惑星「リュウグウ」への軌道へと向かうことになります。 ...
歴史的な「はやぶさ」の小惑星イトカワへのタッチダウンから10年が経ちました。2005年11月26日早朝(日本時間)、小惑星探査機「はやぶさ」は目的地の小惑星イトカワの表面へとタッチダウン、小惑星のサンプル採集を試みました。 実際には、採集用の弾丸が発射されなかったため、本来あるべき形でのサンプル回収はできませんでしたが、タッチダウン、あるいはその1週間前の着陸などの際に機内に入り込んだ微粒子が回収され、地球帰還カプセル内に残されました。2010年11月になり、地球帰還カプセル内の微粒子が小惑星イトカワ起源であることが確認され、世界初の小惑星からのサンプルリターンに成功した、というのはまだ皆さんの記憶に新しいことでしょう。 ...
驚くべき、ただ、ある程度予想はされていたニュースが入ってきました。中国がこのほど、地球付近の小惑星である地球近傍小惑星の探査を実施するとのことです。 ブログ「ChinaSpaceFlight」、およびそれを元にしたスペースライターの松浦晋也さん(@ShinyaMatsuura)のツイートによりますと、この計画は以下のようになっています。 ...
月探査衛星(とはいっても今は月を離れ、深宇宙探査衛星になっている)嫦娥2号の小惑星トータティスの観測データの解析結果が、このほど発表されました。新華社での報道を人民網日本語版が報じています。 嫦娥2号は2012年12月13日にトータティスに最接近しましたが、その前後で取得された画像について、中国科学院紫金山天文台の科学者が分析を行ったとのことです。表面には200個ほどの岩も認められたということです。また、クレーターのサイズ分布の分析から、表面は16億年ほどの年齢だということです。これは太陽系の年齢に比べれば比較的に新しいもので、トータティスが割と最近になって形成されたことが示唆されます。このあたりはイトカワの分析結果ともやや似ている部分があり、注目です。 ...
中国の月探査機「嫦娥3号」に搭載されていたローバー「玉兎」、覚えていらっしゃいますでしょうか? 少し記憶のある方だと「あれ、確か故障したんじゃなかったっけ?」と思うかも知れません。実は、一部機能は故障していますが、ローバー自体は動作しており、このほど月面での史上最長の稼働時間記録を達成しました。 新華網の記事を引用・翻訳した人民網日本語版の記事によりますと、この「玉兎」は稼働時間が684日にも及んでおり(ほぼ2年弱)、これは月面探査機してはもっとも長い稼働時間とのことです。 ...