月探査機グレイル、延長探査に突入
NASAの月探査機グレイルは、当初の探査予定期間を終え、延長探査期間に入りました。 グレイルは、2機の探査機からなる極めて珍しい構成の探査機です。月の上空を組になって飛行し、2機の飛行データを集めることで、月の極めて詳細な重力場データ(表側)を作成することを目的にしています。重力場データができることで、月の地下構造、内部構造などの詳細が明らかになると期待されています。 ...
NASAの月探査機グレイルは、当初の探査予定期間を終え、延長探査期間に入りました。 グレイルは、2機の探査機からなる極めて珍しい構成の探査機です。月の上空を組になって飛行し、2機の飛行データを集めることで、月の極めて詳細な重力場データ(表側)を作成することを目的にしています。重力場データができることで、月の地下構造、内部構造などの詳細が明らかになると期待されています。 ...
小惑星探査機ドーンは、約1年間にわたって行なってきたベスタ探査を終了し、間もなくベスタから離れ、次の目的地である準惑星ケレスへと向かいます。2つの天体に滞在して探査を行う深宇宙探査機はドーンが世界ではじめてとなります。 順調にいけば、ベスタからの離脱はアメリカ東部夏時間で9月5日(太平洋夏時間で9月4日)に予定されています。ケレスまでの飛行時間は2年半程となります。 ...
火星探査機マーズ・サイエンス・ラボラトリー(愛称「キュリオシティ」)は、このほど、史上初となる、火星からの音楽送信を行いました。アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス近郊(パサデナ)にあるジェット推進研究所(JPL)には、特別ゲストや生徒、さらにはメディアなどが集結、火星から送られてくる、ヒップホップミュージシャン「ウィル・アイ・アム」(will.i.am)が歌う、「リーチ・フォー・ザ・スターズ」に耳を傾けました。 NASAのチャールズ・ボールデン長官は、ビデオメッセージで、「火星は常に私たちを魅了してきたし、キュリオシティは、火星が生命の存在に適している場所かどうかを明らかにしてくれるだろう。そして、私たちが将来火星に行ったとき、何を得ることができるのかも教えてくれることだろう。ウイル・アイ・アムは、私たちの火星探査のプレイリストに、最初の1曲を加えてくれたのだ。」と、聴衆に語りかけました。 ...
1969年に人類初の月面着陸を成し遂げたアポロ11号の船長であり、はじめて月面を歩いた人間として知られる、ニール・アームストロング氏が亡くなりました。82歳でした。死因は、心臓血管手術に伴う合併症とのことです。 ニール・アームストロングが1969年7月20日(アメリカ現地時間。日本時間では21日)月面着陸、そして月面に足を下ろしたときに発した言葉、「これは1人の人間にとっては小さな一歩だが、全人類にとっての大きな飛躍だ」(That ...
アポロ11号の船長であったニール・アームストロング氏の死去に関し、各界から寄せられている声明をまとめました。 ...