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NASA長官とJAXA理事長が会談

アメリカを訪れていた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の奥村直樹理事長は、10日(現地時間)、ワシントンDCのNASA本部でアメリカ航空宇宙局(NASA)のチャールズ・ボールデン長官と会談しました。 この席で、両者は、NASAが発表した小惑星捕獲・有人探査計画「小惑星イニシアチブ」について、JAXAの協力の可能性について議論しました。奥村理事長は、日本の小惑星探査機「はやぶさ」で培われた技術に基づき、JAXAとして潜在的な協力ができる可能性を議論することに前向きな姿勢を示しました。 ...

2016-04-05T08:48:42+09:002013年7月13日(土)|惑星探査 (ブログ)|

プラネタリーリソーシズ社の宇宙望遠鏡募金プロジェクト、目標額を大幅に超えて終了

先日このブログでもお伝えした、プラネタリーリソーシズ社の宇宙望遠鏡「アーキッド」(ARKYD)建設のための募金活動ですが、約1ヶ月強の募金期間で、目標額を大きく上回る額を集めて、無事終了しました。 プラネタリーリソーシズ社では、研究者や学生・生徒たちはもちろん、一般の人たちも自由に使えるという宇宙望遠鏡「アーキッド」(ARKYD)の建設計画をこの5月末に発表しました。また、この日から6月末までに、多くの人からの募金という形での資金集め「クラウドファンディング」により、100万ドルを集めることを宣言、キャンペーンを実施してきました。 ...

2023-07-10T10:02:25+09:002013年7月1日(月)|惑星探査 (ブログ)|

ボイジャー1号、太陽系の辺縁部を進む

ここ2〜3年、太陽系のへりの部分に到達し、太陽系脱出が文字通り「秒読み」となっているボイジャー1号についての最新情報が入ってきました。現時点でボイジャー1号は太陽から180億キロ(記事末尾の編集長注参照)離れた距離を飛行していますが、どうやら太陽系脱出の瞬間がさらに近づいてきた模様です。 6月27日発行の科学雑誌「サイエンス」に掲載された論文により、このことが明らかにされました。今回、ボイジャー1号のデータを分析した研究により、ボイジャー1号が現在飛行している、太陽圏の辺縁領域についての詳細が明らかになりました。この辺縁領域、すなわち太陽系のへりの部分は、いってみれば太陽の周りの「泡」のような領域であり、恒星間空間との境界面となっています。 ...

2016-04-05T08:49:58+09:002013年7月1日(月)|ボイジャー|

NASA、水星探査「ベピ・コロンボ」計画でイタリア宇宙機関と協力

NASAはこのほど、水星探査計画「ベピ・コロンボ」において、イタリア宇宙機関(ASI)と協力する覚書を締結しました。20日にローマで行われた会合で、NASAのチャールズ・ボールデン長官とASIのエンリコ・サゲッセ長官とが覚書を交わしました。 ベピ・コロンボ計画は、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が主体となって進めている水星探査計画で、日本(JAXA)も参加しています。ベピ・コロンボ計画は、水星表面探査機(MPO)と水星磁気圏探査機(MMO)の2機の探査機からなりますが、JAXAはこのうちMMOの開発を担当しています。 ...

2016-04-05T08:50:29+09:002013年6月24日(月)|惑星探査 (ブログ)|
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