月探査機とレーザー光を使った通信実験の計画
この9月に打ち上がれる月探査機「ラディー」(LADEE)と、地球上とで、レーザー光を使った通信実験が計画されています。実現すれば、レーザーで月と地球で交信できることが確認され、これからの探査に役立つだけではなく、将来的に月に基地ができた際の通信手段としても期待されます。 地上から電波を送るのは、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の通信所です。スペインのカナリア諸島テネリフェにある光学地上観測所(Optical ...
この9月に打ち上がれる月探査機「ラディー」(LADEE)と、地球上とで、レーザー光を使った通信実験が計画されています。実現すれば、レーザーで月と地球で交信できることが確認され、これからの探査に役立つだけではなく、将来的に月に基地ができた際の通信手段としても期待されます。 地上から電波を送るのは、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の通信所です。スペインのカナリア諸島テネリフェにある光学地上観測所(Optical ...
NASAが進めている小惑星捕獲・探査計画である小惑星イニシアチブについて、NASAはこの7月30日に、探査実現の第1段階となる内部での概念レビューを終了したと発表しました。 小惑星イニシアチブは、NASAの2014年予算で計画を始動させる予定となっている小惑星捕獲・探査計画です。数十メートルの大きさの地球近傍小惑星に無人探査機を送り、小惑星を回収、地球の近く(月遷移軌道)へと誘導し、その小惑星に向けて宇宙飛行士を送り込み、精密な探査を行おうというものです。 ...
地球(さらにいえば月)から離れ、深宇宙をひたすら遠ざかっている嫦娥2号ですが、とうとう地球からの距離が5000万キロにまで到達したと、人民網日本語版が伝えています。 この記事によると、嫦娥2号は現在太陽周回軌道を飛行していて(つまり、人工惑星となっていて)、機器は全て順調とのことです。嫦娥2号は現在、深宇宙における通信や機器信頼性の調査などの任務についており、今後もより地球から離れながらの飛行を続ける予定です。 ...
アメリカの宇宙関連ベンチャー企業で、グーグル・ルナーXプライズ参加団体でもあるムーン・エクスプレス(Moon Express)と、月面天文台の設置を推進する民間団体である国際月面天文台協会(ILOA: ...
アメリカを訪れていた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の奥村直樹理事長は、10日(現地時間)、ワシントンDCのNASA本部でアメリカ航空宇宙局(NASA)のチャールズ・ボールデン長官と会談しました。 この席で、両者は、NASAが発表した小惑星捕獲・有人探査計画「小惑星イニシアチブ」について、JAXAの協力の可能性について議論しました。奥村理事長は、日本の小惑星探査機「はやぶさ」で培われた技術に基づき、JAXAとして潜在的な協力ができる可能性を議論することに前向きな姿勢を示しました。 ...