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嫦娥1号による月の全球画像を公開、また嫦娥2号を2011年に打ち上げ

12日付の新華社報道(英語版)によると、昨年打ち上げられた中国の月探査機、嫦娥1号により得られたデータを元に作成した月の全球写真が公開されたとのことです。 月探査を担当している国家科学技術局によると、この写真は月の全球をカバーしているとのことです。科学局副長官のSun ...

2023-07-10T10:02:36+09:002008年11月13日(木)|嫦娥(じょうが)|

フェニックス、活動を停止

5ヶ月以上にわたって火星表層で探査を続けてきた火星探査機フェニックスが、地上との更新を停止し、活動を停止しました。フェニックスが着陸した火星北極の季節変化により、太陽光の量が減少し、活動に必要とされる電力を十分に供給できなくなったために、活動が停止することになったものです。 探査チームが最後に信号を受信したのは11月2日でした。この時点でフェニックスは太陽光が十分ではないという状況に加え、大気がちりだらけの状態になってさらに太陽光が弱い状態に追い込まれ、これに加えて雲や低温といった悪条件が追い討ちになりました(ちょうどこの時期、火星の北極は秋です)。 ...

2016-04-15T20:26:55+09:002008年11月11日(火)|フェニックス|

NASA、ローバと酸素製造技術をハワイでテスト

NASAは2週間にわたりハワイでローバコンセプトモデルと装置のテストを実施しました。ハワイ島の火山地帯は、岩と砂が月の極地域と良く似た分布を示しています。そのテストはNASANの探査技術開発プログラムで行われ、実験室ではわからない幾つかの問題についての有効な情報と解決法についての示唆を工学者および科学者達に与えました。 NASAの原位置資源利用プロジェクトでは、宇宙飛行士たちが着陸地点でみつけることができる資源の利用方法について研究しており、資源を月面で見つけ、月の岩や砂から酸素を得る方法についての実証が行われました。NASAの月探査では原位置の月資源から1年間に1~2000kgの酸素を製造できると計画しています。これはおよそ4~6人の人間が月面拠点で呼吸する酸素の量と同じです。 ...

2016-04-15T20:27:18+09:002008年11月10日(月)|将来月探査|

フェニックス、さらに深く掘ることに

フェニックスが次に取得する火星の土壌のサンプルは、いままでの深さからすると3倍ほど深いところから採取したものになりそうです。 8月26日、フェニックスは、目標であった火星での稼働日数(90火星日)を達成しました。本来はこの90火星日間の稼働が予定されていましたが、探査はさらに約1ヶ月延長され、9月末までの探査を行うことになりました。 ...

2016-04-15T20:27:56+09:002008年8月28日(木)|フェニックス|
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