嫦娥1号、月の土壌の厚さ測定に成功していた
中国初の月探査機「嫦娥1号」ですが、搭載していた観測機器により、月の土壌の厚さ測定に成功していた、という記事が、人民網日本語版に掲載されています。解放日報の16日付の記事を引用したものです。 これによると、嫦娥1号に搭載されていたマイクロ波探査装置(記事中では「マイクロ波リモートセンシングシステム」)により、月の土壌の厚さに測定し、その功績により、この土壌厚測定プロジェクトが国家自然科学賞2等賞を授与されたとのことです。 ...
中国初の月探査機「嫦娥1号」ですが、搭載していた観測機器により、月の土壌の厚さ測定に成功していた、という記事が、人民網日本語版に掲載されています。解放日報の16日付の記事を引用したものです。 これによると、嫦娥1号に搭載されていたマイクロ波探査装置(記事中では「マイクロ波リモートセンシングシステム」)により、月の土壌の厚さに測定し、その功績により、この土壌厚測定プロジェクトが国家自然科学賞2等賞を授与されたとのことです。 ...
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の金星探査機、ビーナス・エクスプレスの観測により、金星の自転周期が、これまで測定されたよりも遅いことが判明しました。 今回のデータは、ビーナス・エクスプレスに搭載されている、金星可視・赤外熱撮像スペクトロメーター(VIRTIS)という装置が測定したデータを解析して判明しました。VIRTISは、赤外線を通して、金星の地表の様子を知ることができます。金星は非常に分厚い大気で覆われていますが、赤外光を使うと、その下の地表の様子を知ることができるのです。 ...
失敗に終わったロシアの火星探査機、フォボス・グルントについて、ロシア当局はこの3日に 事故調査報告書を発表しました。それに合わせて、アメリカに本拠を置く惑星探査推進団体、惑星協会(The ...
中国が打ち上げた月探査機、嫦娥2号のデータを用いた、高解像度の月面図が完成した模様です。人民網日本語版が伝えています。 国家国防科技工業局により作成されたこの図は、解像度が7メートルで、これまで発表されてきた月面図としては世界でもっとも詳細なものとなっています。なお、嫦娥1号が取得したデータは解像度がおよそ120メートルでしたので、細かさとしては10倍以上となります。 ...
NASAはこのほど、年始め早々に月周回軌道に入った月探査機「グレイル」が取得したはじめての画像を公開しました。 この画像は、グレイルに搭載されている教育用のカメラシステム「ムーンカム」(MoonKAM)により撮影されたもので、約30秒ほどの長さです。今回の画像は、2機の探査機(先日の記事にもありますが、2機は満ち潮と引き潮の意味の英語「エブ」と「フロー」と名付けられました)のうち、エブに搭載されたカメラで撮影されたもので、撮影日時は1月19日です。 ...