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ロシアとヨーロッパが共同火星探査計画を本格化

アメリカが手を引いてしまった火星探査計画「エクソマーズ」ですが、これにロシアの手が伸びようとしています(決して悪いことではないのですが)。このほど(4月6日に)行われたヨーロッパ宇宙機関(ESA)とロシア連邦宇宙局との会議では、この話題も議論になった模様です。 ロシアとしては、フォボス・グルントで地に堕ちてしまった月・惑星探査計画、さらには自国の宇宙計画への信用を取り戻すことができますし、ヨーロッパはその際に自然なパートナーだということもできます。ただ、計画が本格化するかどうかは今後の議論次第です。この記事は「ボイス・オブ・ロシア」(ロシアの声)経由でMarsdaily.comが伝えています。 ...

2016-04-06T07:35:02+09:002012年4月15日(日)|火星探査 (ブログ)|

ロシア、2020年代に月着陸探査を計画か?

ロシアが2020年以降に2機の月面ローバーを、また2022年以降に月面観測ステーションを送り込む計画を持っていることが明らかになりました。Moondaily.comが、RIAノーボスチ通信の記事を引用して伝えたものです。これらの計画は、将来的な有人月面探査へとつながるものとなりそうです。ロシア科学アカデミーの関係者がこの7日に明らかにしました。 RIAノーボスチ通信が入手した文書によると、ロシアの科学者たちの目標は、月面の極地域への着陸で、これにより極地域の観測、及び月上層部の観測を行うことを目指しています。 ...

2016-04-06T07:35:17+09:002012年4月9日(月)|将来月探査|

「はやぶさ」カプセル展示が終了、89万人がカプセルを見学

2010年6月に帰還した「はやぶさ」のカプセルは、その翌月に開催された宇宙科学研究所の公開(JAXA相模原キャンパス特別公開)でまずはじめてお披露目され、そのあと全国を巡回して展示されてきました。このほど、3月末に開催された愛知県刈谷市での展示を最後に、このカプセル展示が終了することになりました。 今回のカプセル展示は、全国69会場で開催され、合計で約89万人がカプセルを見学しました。最後の刈谷市での展示では、ちょうど「882300人目」(=「はやぶさ」人目)の見学者もいるなど、切りのよい数字での終了となりました。 ...

2016-04-06T07:35:40+09:002012年4月9日(月)|はやぶさ|

月探査機グレイルのカメラが最初の生徒撮影の画像を地球に送信

月探査機グレイルに搭載されている、教育・アウトリーチ用カメラ「ムーンカム」から、生徒たちがリクエストして撮影した初の月表面の写真が届きました。アメリカ・モンタナ州ボーズマンというところにある、エミリー・ディッキンソン小学校の4年生の生徒たちが、彼らのはじめての月画像を得る、という名誉に浴しました。この生徒たち、実はこのグレイル探査機に「エブ」と「フロー」という名前を付けた生徒たちなのです。そう考えれば、はじめての月画像というのはまさに彼らにふさわしいといえるでしょう。 グレイルには、月・惑星探査史上はじめて、教育・アウトリーチ専用目的でカメラを搭載しています。「ムーンカム」というこのカメラ、正式名称は「中級学校生徒により取得された月の知見」(MoonKAM: ...

2023-07-10T10:02:30+09:002012年3月26日(月)|グレイル|

ドーン探査によるベスタ探査の状況が発表される

ドーンがベスタに到着して1年近く経ちますが、このほどNASAから、探査の新しい情報が発表されました。驚くべきことに、ベスタにはこれまで小惑星には発見されていなかったような種類の地形も存在することが明らかになりました。 ベスタは小惑星帯に属する大きな小惑星であり、また肉眼で地球から見ることができる唯一の小惑星でもあります。それだけ明るい天体だ、ということなのですが、今回ドーンの探査により、ベスタの表面の中には他の領域の2倍も明るい場所が存在することがわかりました。おそらくこれは、ベスタの進化の歴史と大きな関係があるものと思われます。 ...

2016-04-06T07:36:30+09:002012年3月25日(日)|ドーン|
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