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「中国は火星探査を急がなければならない」開発技術者が言明

中国は独自の火星探査を急いで実施すべきである、と、中国の月・惑星探査関連の高位の技術者が言明しています。人民日報の記事を人民網日本語版が翻訳して伝えています。 この記事の中で火星探査の一刻も早い実施を主張しているのは、中国の第1期月探査システムの総責任者である葉培建氏です。この「一刻も早く」という言葉の意味ですが、記事から推察するには、火星探査の機会が2年に1回(より正確には26ヶ月に1回)に限られてしまうため、好機を逃すと2年待つことになってしまう、という意味のようです。実際、今年(2013年)はこの火星探査の好機にあたり、次のチャンスは2015年に訪れます。従って、中国が独自火星探査を行うとしたら(そして開発が急いで間に合ったとしたら)、この2015年が打ち上げチャンスとなる可能性が大きいと思われます。 ...

2023-07-10T10:02:26+09:002013年5月8日(水)|火星探査 (ブログ)|

オサイレス・レックス目的地の小惑星が「ベンヌ」と命名される

2016年に打ち上げ予定のNASAの小惑星サンプルリターン計画「オサイレス・レックス」の目的地の小惑星の名前が、このほど「ベンヌ」(Bennu)と命名されました。アメリカの小学生の命名によるものです。 これまでは1999RQ36という仮符号で呼ばれていましたが、これからは立派に(?)名前「ベンヌ」として呼ばれることになります。 ...

2023-07-10T10:02:26+09:002013年5月5日(日)|オサイレス・レックス|

オサイレス・レックスで衝突探査を計画中

NASAジェット推進研究所(JPL)の科学者であるシュヤム・バスカラン氏は、小惑星についての研究者です。また、同僚たちと同じように、宇宙をさまよう小惑星について、その3次元モデルを構築するための研究に長い時間を費やしています。 ところが、ほかの同僚たちが小惑星の過去・現在・未来の位置を計算したり、強力なレーダーを使ってその形を調べたりしているのに対し、バスカラン氏の研究は全く異なったものとなっています…なんと、小惑星にものをぶつけようというのです。 ...

2016-04-05T08:58:15+09:002013年4月21日(日)|インサイト, オサイレス・レックス|
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