火星探査 (ブログ)

中国、蛍火1号を来年再打ち上げへ

昨年ロシアのロケットに相乗りする形で打ち上げられる予定だったのが、ロシアの探査機の延期の影響を受けて打ち上げが中止になった中国初の火星探査機「蛍火1号」ですが、中国は満を持して2011年の打ち上げを目指すようです。 また、現在の中国の深宇宙通信網は最大で直径18メートルのアンテナしかないため、新たに35メートルと64メートル(これはちょうど、日本ではそれぞれ内之浦局と臼田局に相当します。偶然なのかどうかわかりませんが、口径も両者とも非常に似ています)のアンテナを建設し、将来の深宇宙探査へ備えるとのことです。 ...

2016-04-08T19:09:06+09:002010年10月13日(水)|フォボス・グルント/蛍火1号|

中国初の火星探査機の打ち上げ延期について専門家が見解を述べる

昨年10月に打ち上げられる予定だった、中国初の火星探査機「蛍火1号」の打ち上げ延期について、中国科学院宇宙科学・応用研究センターの呉主任が人民日報のインタビューに答え、打ち上げ延期は準備期間不足が原因であり、中国とロシアの間に協力に関する意見の相違はまったく存在しないと語りました。 このインタビューの中で注目すべき発言は、呉主任が「我々は自前のロケットで『蛍火1号』を打ち上げるだけの実力は持っている」と述べている点です。今回ロシアのロケットへの相乗りを行ったのは、経費の問題と2地点からの観測のためであるというのが、呉主任の言葉です。 ...

2016-04-11T18:35:36+09:002010年8月4日(水)|フォボス・グルント/蛍火1号|

マーズ・サイエンス・ラボラトリの打ち上げ期間が決まる

NASAはこのほど、来年打ち上げられる予定の火星探査機、マーズ・サイエンス・ラボラトリ(MSL)の打ち上げ時期を、2011年11月25日〜12月18日と決定しました。 この打ち上げ時期は、火星への打ち上げ軌道で最適な時期であるということと、現在周回中の2機の(アメリカの)火星周回機、マーズ・リコネサンス・オービター(MRO)と2001マーズ・オデッセイとの通信がもっとも最適になるように計算した上で決定されました。特に、いちばん通信で問題になる着陸時、及び着陸前の通信が最適になるようになっています。 ...

フェニックス、探査終了…探査機にも損傷の可能性、呼びかけに応答せず

NASAは24日、長期にわたって通信途絶の状態が続き、通信を試みてきた火星探査機「フェニックス」について、探査終了を宣言すると共に、「マーズ・リコネサンス・オービター」(MRO)の写真をもとに、探査機の太陽電池パネルに損傷が起きた可能性があると発表しました。 先週、NASAの火星探査機、「2001マーズ・オデッセイ」が「フェニックス」の着陸点上空を61回にわたって飛行し、通信を試みましたが、「フェニックス」との通信はできませんでした。昨年より似たような試みを合計150回以上行ってきましたが、探査機との通信は行えませんでした。 ...

2016-04-11T19:19:55+09:002010年5月26日(水)|フェニックス|

オバマ大統領演説「2030年代中頃には火星有人探査を」

アメリカのオバマ大統領は、アメリカ現地時間の15日午後、フロリダ州のケネディ宇宙センターで演説し、アメリカの新しい有人飛行政策について発表しました。この中では、先頃発表したNASAのこれまでの有人宇宙計画「コンステレーション計画」のキャンセルを受けて、新しいアメリカの有人宇宙への方向性を見出す政策が発表されました。 箇条書きにしますと、 ...

2016-04-11T19:23:48+09:002010年4月16日(金)|火星探査 (ブログ)|
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