火星探査 (ブログ)

中国は単独で火星探査を行う能力を備える…嫦娥計画責任者が講演

中国は独自で火星探査を行う能力を備えており、政府の指示があれば打ち上げは可能だ…中国の月探査、嫦娥計画の総責任者である葉培建氏が9日、中国・重慶の大学で行った講演で述べた内容です。12日付の人民網日本語版が伝えています。 この講演では、中国は2013年にも、独自の火星探査機を独自のロケットと独自の管制システムで打ち上げる能力がある、と述べています。 ...

2016-04-11T19:24:51+09:002010年4月13日(火)|火星探査 (ブログ)|

「中国は単独での火星探査能力を持つ」科学者が言明

中国の新華社通信は、中国の科学者が、地上管制能力の向上を条件に、中国単独でも火星探査が実行可能と言明したと報じました。新華社の報道を人民網日本語版が伝えています。 この報道の中では、中国が打ち上げを予定している「蛍火1号」について、ロシア側の事情により遅れてしまったことを受けて、その次の打ち上げ後期である2013年には、中国独自の火星探査機を打ち上げるよう提案している模様です。 ...

2016-04-11T19:29:38+09:002010年3月18日(木)|火星探査 (ブログ)|

火星ローバ「スピリット」、移動を断念し、静止観測点として活用へ

これまでお伝えしてきた通り、マーズ・エクスプロレーション・ローバーのうちの1台「スピリット」については、砂地に車輪をとられて動けなくなり、数ヶ月にわたって脱出の試みが続けられてきました。NASAはこのほど、「スピリット」を動かすことをあきらめ、代わりにこの動けなくなった地点で静止観測点として活用することにしたと発表しました。 今後数週間かけて、ローバーの位置を調整し、これからやってくる火星の冬を乗り切れるようにする予定です。もし「スピリット」が火星の冬をうまく越せれば、この場所でさらにいろいろな科学的発見を成し遂げることができると思われます。従って、探査自体はこれで終わりではなく、今後数ヶ月、あるいは数年にわたって続けることになります。 ...

マーズ・リコネサンス・オービターのカメラで一般人が撮影場所を提案することが可能に

火星上で約4年にわたって動き続けているマーズ・リコネサンス・オービター(MRO)は、その解像度1メートルにも達する強力なカメラが売り物となっています。このたび、このカメラ(HiRISE: ハイライズ)の撮影地点を一般の人から募集し、可能であれば撮影するという試みが始まりました。 ...

火星探査ローバー「スピリット」の不安な6年目

この1月4日(日本時間)で、着陸から6年目を迎え、まだ活動を続けているマーズ・エクスプロレーション・ローバー「スピリット」ですが、これからやってくる火星の冬の季節に向けて、いよいよもってその先に不安を抱かせる状況となっています。 「スピリット」が火星に着陸したのは、アメリカ太平洋標準時で2004年1月3日午後8時35分(日本時間で1月4日午後1時35分)でした。双子のローバである「オポチュニティ」はその少し後、同じくアメリカ東部時間で1月24日午後9時5分(日本時間1月25日午後2時5分)に火星に着陸、その後、活動を開始しました。当初想定されていた活動期間は3ヶ月でしたが、すでにその想定されていた活動時期をはるかに超え、間もなく6年目を迎えようとしています。なお、6年は火星年でいうと約3.2火星年となります。 ...

Go to Top