火星探査 (ブログ)

火星隕石に新たに生命存在の証拠を発見

NASAのジョンソン宇宙センターの研究チームが、新たな分析機器を用いて火星隕石を分析した結果、火星にかつて生命が存在した強力な証拠を発見した、とNASAが発表しました。 今回の分析では、隕石の中に含まれる、生命の存在を示すとみられる物質を分析することにポイントが置かれています。この研究により、隕石の中にみつかったとされる物質について、生命が存在したという説明がもっとも確かなものであると結論づけられると、この研究グループでは主張しています。 ...

2016-04-11T19:42:18+09:002009年12月2日(水)|火星探査 (ブログ)|

NASA、火星ローバの「スピリット」救出作戦を実施

NASAでは、砂地にとらわれて動けなくなっているマーズ・エクスプロレーション・ローバーのうち1台の「スピリット」について、脱出のための作戦を実施することにし、16日(月曜日)からローバーへコマンドを送って作業を始めます。 「スピリット」は、4月23日以来現在まで、「トロイ」と名付けられた場所で動けなくなっています。科学者たちは、脱出に至る過程は長くなりそうで、地上で「スピリット」がおかれている状態を模擬して春に行ったテスト結果では、実際その脱出がうまくいくかどうかはわからないと考えています。 ...

中国が蛍火1号延期を正式発表

中国の人民日報日本語版は、10月30日に、中国初の火星探査機「蛍火1号」の打ち上げが延期されたことを伝えました。これで、中国のメディアが、火星探査機の打ち上げ延期を公式に報道したことになります。 蛍火1号は、2009年10月に、ロシアの火星探査機「フォボス・グルント」と相乗りで、ロシアのロケットにより打ち上げられる予定でしたが、ロシアがフォボス・グルントの打ち上げを2011年に延期したことから、打ち上げは延期されました。 ...

2016-04-11T19:47:18+09:002009年11月7日(土)|フォボス・グルント/蛍火1号|

フォボス・グルントと蛍火1号が2年延期へ

ロシアが計画し、今年10月に打ち上げを予定していた火星探査機、フォボス・グルントと、同じロケットに相乗りして火星に向かう予定だった中国初の火星探査機、蛍火1号の打ち上げが、約2年延期されることになりました。ロシア宇宙科学研究所(IKI)の所長、レフ・ツェレニー氏が公式に声明を発表し、「難しい決定だった」と述べています。 フォボス・グルント(英語では「フォボス・ソイル」)は、火星の衛星フォボスに飛行し、そのサンプルを取得して地球に持ち帰るという探査です。延期の原因として、ツェレニー氏は、「最終的にいくつかのポイントを確認できなかった」という点を挙げています。 ...

2016-04-11T20:01:01+09:002009年9月28日(月)|フォボス・グルント/蛍火1号|
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