昨年ロシアのロケットに相乗りする形で打ち上げられる予定だったのが、ロシアの探査機の延期の影響を受けて打ち上げが中止になった中国初の火星探査機「蛍火1号」ですが、中国は満を持して2011年の打ち上げを目指すようです。
また、現在の中国の深宇宙通信網は最大で直径18メートルのアンテナしかないため、新たに35メートルと64メートル(これはちょうど、日本ではそれぞれ内之浦局と臼田局に相当します。偶然なのかどうかわかりませんが、口径も両者とも非常に似ています)のアンテナを建設し、将来の深宇宙探査へ備えるとのことです。
・人民網日本語版の記事
  http://j.peopledaily.com.cn/95952/7165255.html
・フォボス・ソイル計画/蛍火1号 (月探査情報ステーション)
  https://moonstation.jp/ja/mars/exploration/future.html#PHOBOSSOIL