火星探査 (ブログ)

中国の新しい火星探査は2015年以降に打ち上げか〜人民網日本語版

月だけでなく、火星や小惑星への探査にも意欲を見せている中国。人民網日本語版は、このほど、火星探査機の打ち上げが2015年以降になると報じています。科技日報からの引用です。 この記事によると、中国の火星探査は、先日ロシアの「フォボス・グルント」と共に打ち上げ予定で、結局同探査機と共に失敗に終わった「蛍火1号」のあと、新たな探査機手配に準備を要すること、また火星への打ち上げの好適機は2年に1回訪れるため、これらを総合的に考えると、次の火星探査機の打ち上げは2015年以降になるとのことです。 ...

2023-07-10T10:02:27+09:002013年4月20日(土)|火星探査 (ブログ)|

ESAとロシア連邦宇宙機関がエクソマーズ計画共同実施で合意

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が実施する火星探査プログラム「エクソマーズ」について、このほど正式にロシアが加わることになり、合意の調印式が行われました。 3月14日、ESAのジャック・ドルダン長官と、ロシア宇宙機関のウラジミル・ポポフキン長官がパリのESA本部で調印式に参加し、両者の協力について記した合意書に署名しました。 ...

2023-07-10T10:02:27+09:002013年3月19日(火)|エクソマーズ|

キュリオシティのデータ解析から、火星がかつて生命に適していた環境であったことが判明

ちょうど9年前の今頃(2004年3月)には、NASAの火星ローバー「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」のうちの1台、「オポチュニティ」が、火星に水の跡を発見するという偉業を成し遂げました。時代は流れ、9年後の3月に、またもや「偉業の3月」が訪れました。 先日、火星探査機「マーズ・サイエンス・ラボラトリー」(愛称「キュリオシティ」)が採集した岩石の分析が本格的に行われ、その結果、かつての火星の環境は、微生物が存在するのに適したものであったことが判明しました。 ...

世界初の民間宇宙旅行者が2018年の火星有人往復飛行を計画

2001年、世界ではじめて、自費で国際宇宙ステーションを訪れ、世界初の民間宇宙旅行者となったアメリカの起業家、デニス・チトー氏が、2018年に火星への有人往復飛行を行うと発表しました。このために財団「インスピレーション・マーズ財団」を設立し、実行に向けての準備を開始しています。 この計画では、打ち上げは2018年1月5日となっています。火星と地球との距離の関係により、約8ヶ月という短い期間で火星へ到達できるタイミングがやってくるとのことで、財団のウェブサイトによれば、次のこのような短期間で火星に到達できるタイミングがやってくるのは2031年とのことです。 ...

2023-07-10T10:02:28+09:002013年3月1日(金)|火星探査 (ブログ)|

キュリオシティ、初の掘削岩石を確認

先日、火星での初サンプル取得に成功した火星探査機マーズ・サイエンス・ラボラトリー(愛称「キュリオシティ」)ですが、岩石取得に成功したことを確実に確認できる画像が送られてきました。これで、世界初の快挙となる、他の天体での無人でのドリルによるサンプル採取成功が確認できたことになります。 今回確認できたのは、掘削した岩石をスコップへと移送できたことを示す写真で、20日(アメリカ現地時間)にNASAが受信しました。 ...

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