ESAとロシア連邦宇宙機関がエクソマーズ計画共同実施で合意
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が実施する火星探査プログラム「エクソマーズ」について、このほど正式にロシアが加わることになり、合意の調印式が行われました。 3月14日、ESAのジャック・ドルダン長官と、ロシア宇宙機関のウラジミル・ポポフキン長官がパリのESA本部で調印式に参加し、両者の協力について記した合意書に署名しました。 ...
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が実施する火星探査プログラム「エクソマーズ」について、このほど正式にロシアが加わることになり、合意の調印式が行われました。 3月14日、ESAのジャック・ドルダン長官と、ロシア宇宙機関のウラジミル・ポポフキン長官がパリのESA本部で調印式に参加し、両者の協力について記した合意書に署名しました。 ...
ちょうど9年前の今頃(2004年3月)には、NASAの火星ローバー「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」のうちの1台、「オポチュニティ」が、火星に水の跡を発見するという偉業を成し遂げました。時代は流れ、9年後の3月に、またもや「偉業の3月」が訪れました。 先日、火星探査機「マーズ・サイエンス・ラボラトリー」(愛称「キュリオシティ」)が採集した岩石の分析が本格的に行われ、その結果、かつての火星の環境は、微生物が存在するのに適したものであったことが判明しました。 ...
2001年、世界ではじめて、自費で国際宇宙ステーションを訪れ、世界初の民間宇宙旅行者となったアメリカの起業家、デニス・チトー氏が、2018年に火星への有人往復飛行を行うと発表しました。このために財団「インスピレーション・マーズ財団」を設立し、実行に向けての準備を開始しています。 この計画では、打ち上げは2018年1月5日となっています。火星と地球との距離の関係により、約8ヶ月という短い期間で火星へ到達できるタイミングがやってくるとのことで、財団のウェブサイトによれば、次のこのような短期間で火星に到達できるタイミングがやってくるのは2031年とのことです。 ...
先日、火星での初サンプル取得に成功した火星探査機マーズ・サイエンス・ラボラトリー(愛称「キュリオシティ」)ですが、岩石取得に成功したことを確実に確認できる画像が送られてきました。これで、世界初の快挙となる、他の天体での無人でのドリルによるサンプル採取成功が確認できたことになります。 今回確認できたのは、掘削した岩石をスコップへと移送できたことを示す写真で、20日(アメリカ現地時間)にNASAが受信しました。 ...
待ちに待ったニュースが到着しました。NASAは9日、火星探査機マーズ・サイエンス・ラボラトリー(愛称「キュリオシティ」)が、火星の表面の岩にドリルを使った掘削を行い、岩石をはじめて採取することに成功した、と発表しました。この「はじめて」は、もちろんキュリオシティとしてのはじめてもありますが、火星の無人探査機として、岩石にドリルで掘削をして岩石を採集するというのは、実ははじめての偉業なのです。 今回の岩石採取では、ドリルで開けた穴は幅1.6センチ、深さ6.4センチでした。今回採取を行った岩石には、火星のかつての水が豊富であった環境を知るための手がかりがあると考えられます。今回ドリルで掘削した岩石は、いずれローバーの内部にある分析装置(火星岩石その場収集・分析装置: ...