火星探査 (ブログ)

エクソマーズの「第2弾」探査、打ち上げが2020年へ延期

今年3月に打ち上げられたヨーロッパとロシア共同の火星探査機「エクソマーズ」。この3月に打ち上げられたのは、火星大気中の微量ガスを探る周回機「微量ガス探査周回機(TGO)」と、着陸実証機「スキアパレッリ」でした。そして、2年後の2018年には引き続いてローバーなどが打ち上げられる予定でした。しかし、探査を主導するヨーロッパ宇宙機関(ESA)とロシアの宇宙機関・ロスコスモス(ROSCOSMOS)は2日、この2018年打ち上げ予定の探査機について2年打ち上げを延期し、2020年打ち上げとすると発表しました。 当初2018年に打ち上げられる予定だった「第2弾」の探査では、ロシアが開発した火星地表探査プラットホーム(着陸船)、及びヨーロッパが開発したローバーが打ち上げられる予定でした(スキアパレッリは、そのための技術習得を目的として打ち上げられています)。 ...

2023-07-10T10:01:49+09:002016年5月4日(水)|エクソマーズ|

【速報】スペースX社、2018年にも宇宙船を火星に着陸させる計画を発表

大変な…あるいは、ひょっとした歴史を変えるかも知れないというニュースが飛び込んできました。少なくとも、宇宙開発の歴史は変えるかも知れません。 民間宇宙ベンチャー企業として数々の技術的な挑戦を成し遂げてきたアメリカのスペースX社が、27日、同社が開発する宇宙船「レッド・ドラゴン」を火星に着陸させるミッションを実施すると発表しました。ミッションは早ければ2018年にも実施されるとのことです。 ...

2023-07-10T10:01:49+09:002016年4月28日(木)|火星探査 (ブログ)|

中国、2020年の火星探査を正式発表

これまで何回か、このブログでも「中国が2020年に火星探査に乗り出す」という記事を出してきましたが、ようやく公式にアナウンスが出ました。中国宇宙開発のトップが、正式に2020年の火星への探査機打ち上げを言明しました。英字紙チャイナ・デイリーが報じています。 これは22日、中国の宇宙開発機関である中国国家航天局の許達哲局長が会見で認めたものです。許局長によると、中央政府は1月11日に火星探査ミッションを承認し、現在2020年打ち上げを目指して計画を進めているということです。なお、火星探査の好機は約2年に1回訪れ、今年がまさにその年です。次が2018年、そしてその次が2020年となります。 ...

2023-07-10T10:01:49+09:002016年4月26日(火)|嫦娥2号, 火星探査 (ブログ)|

エクソマーズの火星行きは「危機一髪」だった!? 打ち上げロケット上段が分解していた可能性

3月14日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、「無事」火星への行程に就いたエクソマーズですが、実はこの打ち上げの最終時点で打ち上げロケットの上段が分解するというアクシデントがあり、まさに「危機一髪」の火星行き(ロケット分離)であったことがわかりました。アメリカのポピュラーメカニクス誌が報じています。 ...

2023-07-10T10:01:54+09:002016年3月23日(水)|エクソマーズ|
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