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新宿・コニカミノルタプラザで「月の神秘展」開催

2014年7月15日(火)から8月10日(日)、東京・新宿のコニカミノルタプラザにて、特別企画展「月の神秘展」が開催されます。 探査機が何機も飛んでいるとはいえ、月はまだまだ謎の多い神秘的な天体です。また今年は実は月に関する天体現象が多く、期間終了直後の8月11日のスーパームーン、10月8日には観望しやすい皆既月食があります。このような月に親しみやすい年、そして夏休みの時期に、月の神秘を通して、「月を知る」「月をみる」という2つの側面から月に迫ろう、というのがこの企画展です。 ...

嫦娥5号の地球帰還方法は今までにないものに

中国初のサンプル・リターン機を目指して、2017年の打ち上げが計画されている嫦娥5号。開発が本格化してきたためでしょうか、このところ報道が少しずつ増えてきています。 そんな中で、嫦娥5号のサンプル・リターン、というより、地球帰還のメカニズムについて、これまでの月・惑星探査機とは全く違う手法がとられるということを、中国・科技日報の報道を人民網日本語版が伝えています。ちょっと長めになりますが、重要ですので引用してみます。 ...

2016-04-05T06:56:12+09:002014年5月27日(火)|嫦娥5号|

ポカリスエットを月へ! 大塚製薬が月面到達プロジェクトを始動

「ポカリスエット」といえば、宇宙開発をよく知る人にとっては「宇宙と馴染み深い製品」であることをごぞんじでしょう。国際宇宙ステーションで世界ではじめてコマーシャル撮影を行ったり、何かと宇宙と結びつくことが多い飲料です。そして、今度は月と結びつくことになりました。 5月15日、このポカリスエットの販売元である大塚製薬は、このポカリスエットを月に持っていくという壮大なプロジェクトを発表しました。壮大ではありますが、実現は来年(2015年)の10月。もうすぐその先に迫っています。 ...

2023-07-10T10:02:22+09:002014年5月20日(火)|月探査 (ブログ)|

ロシアが2030年代の月面基地計画を構想、新たな無人月探査機シリーズも再開か

今まで意外と伝えられることが少なかったロシアの月探査の情報が入って来ました。ロシアが、2030年代をめどに有人の月面基地の構築を目指しているとのことです。また、それに向けた無人の月探査構想として、往年…といっても1950〜1970年台ですが…の「ルナ」シリーズを復活させる可能性があるとのことです。イズベスチアの報道を、「レスポンス」が伝えています。 このレスポンスの記事によると、まずは2016年ころから無人探査機を連続して打ち上げ、2030年代からは月の南極地域に月面基地の構築を開始、2040年台には月面基地を備えた本格的な基地へと歩を進める構想が練られています。 ...

ラディー、月面に衝突しミッションを完了

NASAはこのほど、月探査機ラディーについて、アメリカ太平洋夏時間の4月17日午後9時30分から10時22分までの間(日本時間では18日の午後1時30分から2時22分)に、月面に制御落下したと発表しました。ラディーを運用するNASAのエームズ研究センターの管制官が確認したものです。 制御落下とは、燃料が尽きた探査機を放置して月面のどこかに落ちるのを待つのではなく、あらかじめ軌道を制御しておいて、特定の(決定した)場所に落とすというものです。探査機を軌道上に放置することは、将来の月開発にとっても大きな問題になりますし、どこかわからない場所に落とすことも、将来の月面開発にとって大きなリスクになります。そこで、あらかじめ決めておいた場所(これは探査機ごとに異なります)に落下させることで、月開発、あるいは月の現状へのリスクを最小限にします。 ...

2016-04-05T07:26:26+09:002014年4月22日(火)|ラディー|
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