嫦娥3号、月面着陸から1周年
中国初、そして世界にとって久々であった無人月着陸機「嫦娥3号」は、2014年12月14日で着陸から1周年を迎えました。 この嫦娥3号の月面ローバー「玉兎」は、トラブルのためミッションが一部うまくいっていませんが、着陸機の方は1年経過しても問題なく、現在でも順調に活動を続けています。 ...
中国初、そして世界にとって久々であった無人月着陸機「嫦娥3号」は、2014年12月14日で着陸から1周年を迎えました。 この嫦娥3号の月面ローバー「玉兎」は、トラブルのためミッションが一部うまくいっていませんが、着陸機の方は1年経過しても問題なく、現在でも順調に活動を続けています。 ...
韓国が月探査計画を持っている、というのは意外に思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、事実です。2020年までに月探査衛星を打ち上げるというのが、韓国、そして現・朴槿恵政権の構想です。しかし、その構想はもともと無理があるばかりか、現実面でも困難になってきている模様です。 12月4日付の韓国・中央日報は、2015年度の韓国の国家予算に、月探査計画が反映されていないと報道しています。 ...
先日打ち上げられ、無事地球への帰還を果たした、中国の大気圏再突入実験用試験機ですが、こちらについて中国の試験総責任者が、改めて試験の全面的な成功と、残されたサービスモジュールの利用について語っています。人民日報海外版の報道を人民網日本語版が伝えています。 大気圏再突入実験機のシステム副総設計者の張伍氏によれば、帰還モジュールから得られたデータの初歩的な分析の結果により、すべての飛行目標を達成し、実験は全面的成功に終わったとのことです。 ...
JAXAは5日、12月3日に打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ2」が、クリティカルフェーズを終了したと発表しました。 クリティカルフェーズとは、衛星が打ち上げ後、「独り立ち」するために必要な種々の機能を立ち上げていく段階です。例えば、太陽電池パネルを開いて、衛星が自身で必要な電力を確保したり、地上との通信を行うための電波送受信装置が正常に働いていることを確認する、といった一連の手順がこの期間に行われます。 ...
将来のアメリカの月・惑星友人探査に使用される宇宙船「オライオン」試験機の打ち上げは、アメリカ東部標準時で12月5日の午前7時5分(日本時間では同日午後9時5分)に予定されていましたが、強風とロケットの機器トラブルで、打ち上げは翌日以降に順延されました。 打ち上げ時刻前後には打ち上げ場であるケープカナベラル宇宙センター周辺でかなり強い風が吹いており、打ち上げの基準を超えるために打ち上げが何度も延期されていました。その後、今度は燃料の注入・排出を行うバルブを閉じることができなくなり、その対処を行っている間に打ち上げ可能時間を過ぎてしまいました。 ...