将来のアメリカの月・惑星友人探査に使用される宇宙船「オライオン」試験機の打ち上げは、アメリカ東部標準時で12月5日の午前7時5分(日本時間では同日午後9時5分)に予定されていましたが、強風とロケットの機器トラブルで、打ち上げは翌日以降に順延されました。

打ち上げ時刻前後には打ち上げ場であるケープカナベラル宇宙センター周辺でかなり強い風が吹いており、打ち上げの基準を超えるために打ち上げが何度も延期されていました。その後、今度は燃料の注入・排出を行うバルブを閉じることができなくなり、その対処を行っている間に打ち上げ可能時間を過ぎてしまいました。

NASAは、翌日以降も同じ打ち上げ時間帯で打ち上げを実施する予定です。