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月の「東の海」は直径60キロもの天体の衝突でできた…月探査機グレイルのデータで明らかに

探査機から得られたデータはすべてが貴重なものです。そしてその量は近年どんどん膨大になっていき、科学者が解析するには何年もかかるのが通例となっています。日本の月探査機「かぐや」のデータも、打ち上げから9年経過した今も科学者が懸命になって解析しています。 2011年に打ち上げられ、2012年12月に運用を終了した月探査機「グレイル」もそのような探査機の1つです。月の重力を詳細に調べることを目的としたこの探査機は、2つの探査機からなる珍しい構成の月探査機でした。 ...

2023-07-10T10:01:43+09:002016年10月31日(月)|グレイル|

火星着陸に失敗した着陸実証機「スキアパレッリ」の詳細写真が届く

待っていた、ともいえますし、見たくなかった、ともいえる写真が届きました。 このブログでもずっとお伝えしていますが、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)とロシア共同の火星探査計画「エクソマーズ」において、19日に周回機は火星周回軌道投入に成功したものの、同時に火星地表への着陸を目指して降下していた着陸実証機「スキアパレッリ」は着陸直前に交信が途絶し行方不明となりました。 ...

2023-07-10T10:01:43+09:002016年10月28日(金)|エクソマーズ|

着陸実証機スキアパレッリのトラブルは搭載コンピューターのソフトウェアが原因か…ネイチャー誌が指摘

ヨーロッパとロシアが共同で実施している火星探査計画「エクソマーズ」。周回機は無事火星周回軌道に投入されたものの、着陸実証機「スキアパレッリ」については行方不明となっており、NASAの探査機が撮影したスキアパレッリと思しき画像から推測するに、スキアパレッリは地面に高速で激突した、ないしはその激突の衝撃で爆発したのではないか、というかなり悲観的な予想がヨーロッパ宇宙機関(ESA)からも出されています。 もちろん、スキアパレッリが現在どのような状況にあるかは、まだ解像度がそれほど高くない写真でしか推定できないため、よくわからないという状況です。ただ、原因についていろいろな話が出始めています。 ...

2023-07-10T10:01:43+09:002016年10月26日(水)|エクソマーズ|

着陸機スキアパレッリは「かなりの速度で」地上に激突した可能性…ESAが見解を発表

行方不明になっているヨーロッパ・ロシア共同の火星探査「エクソマーズ」の着陸機「スキアパレッリ」ですが、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)は、、NASAの探査機「マーズ・リコネサンス・オービター」(MRO)が撮影した画像の分析について見解を発表しています。それによると、スキアパレッリは「かなりの速度で」地上に激突した可能性が高いとのことです。残念ながら、着陸機が着陸に失敗した可能性が高くなってきました。 ...

2023-07-10T10:01:43+09:002016年10月22日(土)|エクソマーズ|
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