トランプ次期大統領下での「有人火星探査」はどうなる? – フォーブス誌
多くの予想を覆し(あるいは「期待」かも知れませんでしたが)、アメリカの次期大統領にドナルド・トランプ氏が選出されたというニュース(そしてその衝撃)は、まだ私たちに大きな余韻として残っています。余韻どころか、これから始まるのです。2ヶ月後(2017年1月)に大統領に就任すれば、アメリカの内政、外交、安全保障、その他すべてがどうなっていくのか、まだ見通しがつかないというのが現状です。 見通しがつかないという点でいえば、アメリカの宇宙政策もそうでしょう。今回の大統領選は歴史上まれにみる「個人攻撃ばかりの」選挙だったともいわれていますが、その一方では、クリントン・トランプ両候補者とも宇宙政策についてはあまり語りませんでした。そのため、月・惑星探査分野を含め、宇宙政策全般に関して、今後どのようになるのかという点も不透明です。 ...