中国が月探査事業第4期に…嫦娥6号打ち上げも予定
これまで情報がほとんどといっていいほどなかった「嫦娥6号」の名前がついに出てきました。 中国国家航天局の呉艶華副局長が先月27日に記者会見し、中国の第3次五カ年計画(2016〜2020年)の期間内に、中国の月探査計画を第4期に進めると発表しました。この期間内に嫦娥6号を打ち上げるというのです。 ...
これまで情報がほとんどといっていいほどなかった「嫦娥6号」の名前がついに出てきました。 中国国家航天局の呉艶華副局長が先月27日に記者会見し、中国の第3次五カ年計画(2016〜2020年)の期間内に、中国の月探査計画を第4期に進めると発表しました。この期間内に嫦娥6号を打ち上げるというのです。 ...
トランプ次期政権始動まであと2週間を切りました。ここのところトランプ氏は「ツイッター攻勢」で自動車業界をきりきりまいさせていたり、政権着任前にもかかわらずもはや世界を支配しているかのような勢いです。 さて、このサイトは月・惑星探査を主題にしていますから、当然トランプ次期政権の月・惑星探査に向けた姿勢を追いかけています。いろいろな記事を総合すると、いまのところトランプ次期政権の宇宙開発の目標は深宇宙(火星より先)にあるようで、そこに新たな目標を打ち立てる可能性が高いということです。また、伝統的に共和党の傾向である「月に戻る」可能性もかなり高いようです。いまオバマ政権が進めている小惑星有人探査が凍結、ないしはキャンセルになるか可能性も否定できません。 ...
NASAは5日、低予算の月・惑星探査ミッションプログラム「ディスカバリー計画」において、新たに2つの小惑星探査計画を将来的な打ち上げ候補として選定したと発表しました。小惑星探査計画が2つ同時にディスカバリー計画として選定されるというのははじめてのことです。 今回選定されたミッションは、トロヤ群と呼ばれる小惑星を探査する「ルーシー」(Lucy)と、金属質の小惑星を探査する「サイキ」(Psyche)の2つです。 ...
今年(2017年)は月探査の年になりそう、と新年のごあいさつで申し上げました。そして、月探査の年で大きな話題になりそうなのが、中国の月探査です。中国は今年、同国初となる無人サンプル・リターン探査機「嫦娥5号」を月に打ち上げる予定です。 無人でのサンプル・リターンは1970年代の旧ソ連が挑戦していますが、それ以来となります。そして、今回は旧ソ連の「ルナ」探査機と比べても高性能な探査機を送り込むことになりそうです。まぁ、時代が進歩しているので当然ではありますが。 ...
皆様、あけましておめでとうございます。 2016年は、火星探査の打ち上げに適した年であったということもあり、探査の世界でもいろいろなことが起こりました。 ...