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中国、蛍火1号の打ち上げの詳細を発表

上海航天技術研究院の衛星開発総師である徐博明研究員は、ロシアの「フォボス・グルント」(フォボス・ソイル)と共に、蛍火1号の打ち上げを来年11月に行うと発表しました。また、昨年の延期についてはロシア側のサンプルリターン装置の改良にあることを強調しました。両衛星は火星到着後、火星を周回する楕円軌道に投入され、火星空間の観測を行うことになります。 徐研究員によると、今回の探査は「3つの『初』」があるとのことです。すなわち、初の中露共同のミッション、初の火星探査ミッション、そして、約2年(23ヶ月)での火星探査機開発ということです。 ...

2016-04-08T19:04:38+09:002010年10月23日(土)|フォボス・グルント/蛍火1号|

NASAのエルクロス探査から1年、LROとエルクロスの協力

昨年10月、月に激突し、その噴煙を探査することで水の痕跡をみつけた月探査機「エルクロス」ですが、この衝突の模様を解析することで、月にこれまで考えられていたよりはるかに多量の水が存在するらしいことがわかってきました。 アポロが持ち帰ってきた月の石を分析した結果では、月の石にはごくわずかな水分しか含まれていない、ということが確かめられていました。このように水(さらには揮発性物質)が少ない原因として考えられたのが、月のでき方です。 ...

中国、独自の火星探査案を提出

北京で行われていた「第3回中国宇宙技術フォーラム」において、中国宇宙技術研究院では、月探査機「嫦娥」を基礎としたプラットフォームを用いて、独自の火星探査を行う技術提案を行いました。人民網日本語版が伝えています。 記事の中では、中国は月探査に比べて火星探査という面では遅れているという点が述べられており、今後の中国の月・惑星探査については、月探査をメインにしつつも、火星探査についても少しずつ発展させていく意向です。 ...

2016-04-08T19:05:37+09:002010年10月22日(金)|火星探査 (ブログ)|

中国、嫦娥5・6号の計画を承認、無人サンプルリターン計画

つい先日、嫦娥2号の打ち上げに成功したばかりの中国ですが、早くもはるか先の計画を出してきました。 法制晩報が伝えるところによりますと、新たに計画される嫦娥5号及び6号は、「第3期計画」とされ、現在の嫦娥1・2号が「第1期計画」、嫦娥3・4号が「第2期計画」となります。 ...

2016-04-08T19:05:58+09:002010年10月20日(水)|嫦娥(じょうが)|
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