月探査機グレイルからの初映像が届く
NASAはこのほど、年始め早々に月周回軌道に入った月探査機「グレイル」が取得したはじめての画像を公開しました。 この画像は、グレイルに搭載されている教育用のカメラシステム「ムーンカム」(MoonKAM)により撮影されたもので、約30秒ほどの長さです。今回の画像は、2機の探査機(先日の記事にもありますが、2機は満ち潮と引き潮の意味の英語「エブ」と「フロー」と名付けられました)のうち、エブに搭載されたカメラで撮影されたもので、撮影日時は1月19日です。 ...
NASAはこのほど、年始め早々に月周回軌道に入った月探査機「グレイル」が取得したはじめての画像を公開しました。 この画像は、グレイルに搭載されている教育用のカメラシステム「ムーンカム」(MoonKAM)により撮影されたもので、約30秒ほどの長さです。今回の画像は、2機の探査機(先日の記事にもありますが、2機は満ち潮と引き潮の意味の英語「エブ」と「フロー」と名付けられました)のうち、エブに搭載されたカメラで撮影されたもので、撮影日時は1月19日です。 ...
spacedaily.comがRIAノーボスチ通信の記事を引用して伝えるところによりますと、先頃失敗して太平洋に墜落したとみられるロシアの火星探査機、フォボスグルントについて、その失敗の原因が搭載コンピューターの不良による可能性が高いとのことです。ロシア宇宙局が31日に発表した内容によりますと、主な原因は搭載コンピューターのソフトウェアの欠陥とみられるとのことですが、まだ確実なことはわかっていません。現在、製造会社なども交えた原因追及が進められています。 ロシアの新聞コメルサントは、火曜日の記事で、製造会社の話として、フォボスグルントの失敗の原因は、搭載コンピューターのプログラムの欠陥が原因であると報じました。 ...
アメリカは現在、大統領選挙モードになっています。とりわけ、年明けから本格化している共和党の大統領候補者選びは、本命といわれるロムニー・前マサチューセッツ州知事に対し、保守派により近いとされるギングリッチ・元下院議長が猛烈な追い上げを図っており、この両者のレースが注目されています。 このような中、1月31日(現地時間)には、大票田でもあるフロリダ州で共和党大統領候補者選出の予備選挙が行われました。フロリダ州はもともと共和党の地盤でもあり、また大票田でもあることから、どの候補も非常に力を注いできました。 ...
1月19日、古川元久・宇宙開発担当大臣が、古川聡宇宙飛行士の長期滞在について報告する、国際宇宙ステーション長期滞在ミッション報告会を訪れ、その席で、将来的に日本人を火星へと送るような夢のある計画を打ち出したいと述べました。 渋谷区文化総合センターで開催された今回の催しでは、古川大臣はまず、日本の宇宙開発が世界でも最先端にあることに触れ、宇宙ステーションをはじめ、そのための補給機「こうのとり」(HTV)や地球観測衛星が、国際的に大きく貢献していることに言及しました。 ...
地球軌道離脱用のロケット噴射に失敗し、最終的には太平洋に落下したとみられるロシアの火星探査機「フォボスグルント」ですが、原因究明を進めているロシア宇宙局は、製造段階でのミスが事故につながったとみています。長官の声明として、RIAノーボスチ通信が伝えています。 ロシア宇宙局のポポフキン長官は、製造段階における欠陥によって探査機が動作異常を起こした可能性があると、17日に言明しています。これは、政府の事故調査委員会における検討結果とのことです。 ...