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NASA、ヨーロッパとの火星共同探査計画をご破算に

NASAは、火星探査について大なたを振るうことを表明しました。2月13日に発表されたアメリカの2013年度予算の方針により、NASAが大幅な予算削減に見舞われることから決定した措置ですが、科学者からは、より恵まれた環境にある海外への頭脳流出などの危険性が指摘されています。2月13日付のMarsdaily.comが報じています。 この「大なた」の第1弾は、2016または2018年度に、ヨーロッパと共同で打ち上げられる予定の火星探査「エクソマーズ」です。また、2020年代にも行われるとみられるサンプルリターン計画に関しても何らかの決定を行うとみられます。 ...

2016-04-06T07:43:42+09:002012年2月17日(金)|火星探査 (ブログ)|

嫦娥1号、月の土壌の厚さ測定に成功していた

中国初の月探査機「嫦娥1号」ですが、搭載していた観測機器により、月の土壌の厚さ測定に成功していた、という記事が、人民網日本語版に掲載されています。解放日報の16日付の記事を引用したものです。 これによると、嫦娥1号に搭載されていたマイクロ波探査装置(記事中では「マイクロ波リモートセンシングシステム」)により、月の土壌の厚さに測定し、その功績により、この土壌厚測定プロジェクトが国家自然科学賞2等賞を授与されたとのことです。 ...

2016-04-06T07:44:03+09:002012年2月17日(金)|嫦娥(じょうが)|

金星の自転は遅くなっている? 〜ビーナス・エクスプレスの観測で判明〜

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の金星探査機、ビーナス・エクスプレスの観測により、金星の自転周期が、これまで測定されたよりも遅いことが判明しました。 今回のデータは、ビーナス・エクスプレスに搭載されている、金星可視・赤外熱撮像スペクトロメーター(VIRTIS)という装置が測定したデータを解析して判明しました。VIRTISは、赤外線を通して、金星の地表の様子を知ることができます。金星は非常に分厚い大気で覆われていますが、赤外光を使うと、その下の地表の様子を知ることができるのです。 ...

2016-04-06T07:44:19+09:002012年2月14日(火)|ビーナス・エクスプレス|

中国、嫦娥2号のデータを用いた高解像度月面全球図を作成

中国が打ち上げた月探査機、嫦娥2号のデータを用いた、高解像度の月面図が完成した模様です。人民網日本語版が伝えています。 国家国防科技工業局により作成されたこの図は、解像度が7メートルで、これまで発表されてきた月面図としては世界でもっとも詳細なものとなっています。なお、嫦娥1号が取得したデータは解像度がおよそ120メートルでしたので、細かさとしては10倍以上となります。 ...

2016-04-06T07:45:15+09:002012年2月7日(火)|嫦娥2号|
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