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アメリカ初の宇宙飛行士で「グレイル」教育プロジェクト主宰者のサリー・ライドさん亡くなる

アメリカ初の宇宙飛行士であり、月探査機「グレイル」に搭載された教育目的の月撮像カメラ「ムーンカム」のプロジェクトを率いていた、サリー・ライドさんが亡くなりました。すい臓がんとの長い戦いの末、7月23日、62歳での生涯を閉じました。 サリー・ライドさんはロサンゼルス生まれ。1968年に地元高校を卒業してスタンフォード大学に入学しました。ここで物理学の博士号を含む4つの学位を取得、一方ではテニスの名プレーヤーとしての名も学内で馳せるなど、文武両道の大活躍をしました。 ...

2016-04-06T07:25:14+09:002012年7月26日(木)|グレイル|

嫦娥3号には原子力電池を搭載、月面での夜を越して滞在可能

人民網日本語版によると、来年打ち上げ予定の中国の月探査機、嫦娥3号は原子力電池を搭載し、月面での夜を耐えて長期滞在が可能であるとのことです。 この記事は、24日に開催された講演会で、中国月探査の最高責任者、欧陽自遠氏が述べたものです。 ...

2016-04-06T07:25:40+09:002012年7月25日(水)|嫦娥3号|

マーズ・サイエンス・ラボラトリーの着陸が近づく

昨年11月に打ち上げられ、火星に向けて飛行している、マーズ・サイエンス・ラボラトリーの着陸が近づいてきました。とはいえ、着陸はそう簡単なことではありません。 マーズ・サイエンス・ラボラトリーは、これまでにない大きさのローバー(愛称「キュリオシティ」)を搭載しています。着陸場所は、火星のゲール・クレーターというクレーターの中なのですが、そこまで行くためには極めて精密な誘導が必要です。 ...

マーズ・サイエンス・ラボラトリーを待ち構える「恐怖の7分間」

間もなく火星に到着する「マーズ・サイエンス・ラボラトリー」ですが、着陸は決して楽ではありません。というより、過去火星に向かった探査機の中には、火星探査機に入るところで消息を絶ったものもあります。 マーズ・サイエンス・ラボラトリー(キュリオシティ)が火星大気圏に突入するとき、その速度は秒速6.1キロメートル。ライフルの弾の6倍以上も速い速度です。大気との衝突で減速したあと、パラシュートを開き、最後は独特の「クレーン」方式で着陸するわけですが、この、大気圏の中での7分間が、火星探査の成否を決する最も重要な時間なのです。 ...

ルナー・リコネサンス・オービター、月のクレーターに氷を発見

NASAの月探査機、ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)の観測により、月の南極地域にあるクレーター内部の表面物質に、22パーセントもの氷が含まれて可能性が高いということがわかりました。この発見を記した論文は、今日(21日木曜日)発売のイギリスの科学雑誌、ネイチャーに発表されます。 今回、かなりの量の水(氷)の存在が発見されたのは、月の南極地域にあるシャックルトン・クレーターです。このクレーターは、アメリカの有人月面探査でもたびたび有人基地設置場所の候補に挙がるクレーターで、これまでも水の存在についての議論が続けられてきました。 ...

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