グレイル、1号機が月周回軌道へ投入成功
NASAの月探査機グレイルのうち1つ(グレイルA)が、月周回軌道への投入に成功しました。 グレイルAは、アメリカ太平洋時間12月31日午後2時(日本時間では1月1日午前7時)に、軌道修正及び減速のための噴射を終了しました。午後3時(同午前8時)現在、グレイルAは近月点90キロメートル、遠月点8363キロメートル、1周回時間約11時間半の月周回軌道に投入されています。 ...
NASAの月探査機グレイルのうち1つ(グレイルA)が、月周回軌道への投入に成功しました。 グレイルAは、アメリカ太平洋時間12月31日午後2時(日本時間では1月1日午前7時)に、軌道修正及び減速のための噴射を終了しました。午後3時(同午前8時)現在、グレイルAは近月点90キロメートル、遠月点8363キロメートル、1周回時間約11時間半の月周回軌道に投入されています。 ...
月の表側の重力を精密に測定することを目的に、今年(2011年)9月に打ち上げられたNASAの月探査機「グレイル」が、間もなく月周回軌道へと投入されます。 このグレイルは、2機の探査機からなる珍しい構成の探査機ですが、このうち、グレイルAの月周回軌道への投入はアメリカ太平洋標準時で12月31日午後1時21分(日本時間では2012年1月1日午前6時21分)、グレイルBの軌道投入は約1日遅れて、同じくアメリカ太平洋標準時で2012年1月1日午後2時5分(日本時間では1月2日午前7時5分)の予定です。 ...
NASAの月探査機、ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)のツイッターアカウントのフォロワーが、このほど10万人を突破しました。 LROチームがツイッターによる広報を開始したのは、2008年5月29日でした。ツイッターによる広報は、LROの副探査責任者である、NASAゴダード宇宙センターのキャサリン・ペディー氏が開始し、探査機の一人称でのツイートで、LRO探査機が試験中であったり組み立てられている、といった様子を「つぶやいて」きました。 ...
嫦娥1号の総指揮兼総設計師(事実上のプロジェクトマネージャー)を務めた葉培建氏は、南京で講演した際、中国の有人月着陸が2025年頃行われるという見通しを明らかにしました。中国新聞網(25日付)を引用する形で人民網日本語版が伝えています。 この記事によると、葉氏は、中国が月に行く理由として国連の条約を挙げ、「今日行かなければ、将来行きたくても行けなってしまう。だがら行けるときに行かなければならない」という事実こそが中国の(有人)月探査の理由であると述べています。 ...
10月26日の人民網日本語版によりますと、中国の次の月探査機、嫦娥3号の開発は順調に進んでおり、間もなく砂漠での月面車(月面ローバー)の走行実験を実施するということです。26日付の京華時報の記事を人民網日本語版が翻訳して伝えています。 この記事によると、嫦娥1号の総指揮兼総設計師(事実上、プロジェクトマネージャーと考えてよいでしょう)である葉培建氏が、南京で行った講演で明らかにされたということです。嫦娥3号の着陸船は足が4本からなり、月面ローバーの重さは120キログラム、着陸地点から3キロメートル以内の地点を、総延長10キロメートルにわたって走ることができるとのことです。 ...