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About 寺薗淳也

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NASA科学者による火星の水に関する新たな研究

NASAの科学者により、火星の水の痕跡が、火星表面にある薄い酸化鉄(平たくいえば「さび」)の下にあり、この状況が地球の砂漠でみられるものとよく似ていることを発見しました。 これまでの探査により、火星表面には、かつて考えられていたよりも多い炭酸塩の堆積地があると推定されています。この炭酸塩は、水と非常に関わりの深い鉱物でもあります。今のところ、実際に発見された堆積地はわずかではありますが、多くの科学者は、火星表面の酸化鉄により、この炭酸塩が覆われているために、発見が難しくなっているのだろうと考えています。 ...

「中国は3〜5年後には月の石を持ち帰れる」メディア会見で表明

中国の月探査は現在第2段階にあり、3〜5年後には月の岩石を持ち帰ることができる段階に達しているだろう、という言明が、京華時報の記事として人民網日本語版で紹介されています。 この記事によると、この発言は、中国共産党の中央対外宣伝弁公室が開催した国内外向けのメディア会見で、人工衛星などのエキスパートである孫家棟氏からなされたものだということです。この記事の中で、孫氏は、1〜2年後には月面着陸、そして3〜5年後には月からのサンプルリターンが実施されているだろうとの見通しを披露しています。 ...

2016-04-06T10:17:53+09:002011年6月30日(木)|嫦娥(じょうが)|

ドーン探査機、いよいよ小惑星ベスタへと近づく

NASAのドーン探査機は、いよいよ最初の目的地である小惑星ベスタへと近づいてきました。現在のところ、ベスタへの周回軌道には7月16日に投入される予定で、詳細な科学探査は8月はじめから開始される予定です。ベスタは小惑星帯に属する大型の(小惑星としては、パラス、ジュノーについで3番目)小惑星で、また、多くの隕石の源の天体としても知られています。 ドーンの探査責任者であるJPLのロバート・メーズ氏は、「探査機は目標(ベスタ)へと真っすぐ向かっている。これから1年間にわたっての探査によって、ベスタの知られざる素顔がみられることを楽しみにしている」と語っています。 ...

2016-04-06T10:18:07+09:002011年6月27日(月)|ドーン|

メッセンジャー探査メンバーがNASAから表彰

メッセンジャー探査計画の探査科学者である、ジョンズホプキンス大学応用物理学研究所の スコット・マーチー氏が、NASAの特別功労賞を受賞することになりました。この賞は、NASA外で働く人に対してNASAが授与する最高位の賞です。この賞は、NASAが行うミッションに対して非常に高い貢献を行った人にのみ贈られます。 ...

2016-04-06T10:18:37+09:002011年6月26日(日)|メッセンジャー|

NASA、LROの「フルサクセス」を宣言

NASAは、月周回探査衛星「ルナー・リコネサンス・オービター」(LRO)について、所定の観測期間(1年)を無事終了し、そのデータが無事公開されたことから、探査について「フルサクセス」(初期の目標達成)を宣言しました。 このほど、1年間の基本探査期間に撮影された最後のデータが、NASAが管理・運営する月・惑星データシステム(PDS: ...

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