メッセンジャーの観測で水星の新たな素顔が明らかに
今年3月に史上はじめての水星周回探査機となったメッセンジャーは、既に数千枚にも上る水星の詳細な写真を撮影し、地球へと送信してきています。NASAはこのほどこれらの写真、及びその写真の解析から判明した初期の科学的成果を公開しました。 探査機は、写真だけではなく、磁場などのデータも送信していています。この磁場のデータからは、水星の磁気圏では荷電粒子(電気を帯びた微小な粒子)によるバースト(爆発的な噴出)が発生しており、水星の磁気圏と太陽風との間に活発な相互作用があることがわかってきています。 ...