なぜ、月の重力は地球の6分の1なのですか?
まず結論から言ってしまいますと、理由は、「月の大きさが地球の4分の1で、重さが約100分の1だから」ということになります。しかし、これではあまりにも簡単過ぎますので、せっかくですので計算してみることにしましょう。 なお、ここから先は、高校の物理で習う内容が含まれていますので、やや難しくなります。 ...
まず結論から言ってしまいますと、理由は、「月の大きさが地球の4分の1で、重さが約100分の1だから」ということになります。しかし、これではあまりにも簡単過ぎますので、せっかくですので計算してみることにしましょう。 なお、ここから先は、高校の物理で習う内容が含まれていますので、やや難しくなります。 ...
実は、太陽系全体で眺めると、必ずしも丸い天体ばかりではないのです。 下の図は、日本の小惑星探査機「はやぶさ」がとらえた、小惑星「イトカワ」です。大きさがさしわたし約540メートルの天体ですが、ごらんの通り、球形とはほど遠い、ラッコというか枝豆というか、ちょっと変わった形の天体であることがわかります。 ...
今のところ、月の内部構造については、大まかなことしかわかっていません。それによると、月も地球のように、「地殻」「マントル」「コア」に分かれていると考えられています。 このコアについては、おそらく地球と同じように、鉄(鉄とニッケル)でできていると考えられています。 ...
まず、それぞれの天体の自転についてお答えしましょう。赤道における自転の速さは、天体の赤道の長さを自転周期で割れば算出できます。 地球: ...
月面を観察してみると、クレーターから出てくる光条は、ひときわ目を引くものです。この光条は、クレーターができたときに、地下の物質が飛ばされてできたものです。長いものになると、例えばティコクレーターの光条は、月の半径の4分の1近くまで達するほど長いものです。 この光条にも、たとえばかなり規則正しく放射状になっているものや、特定の方向へ飛び出しているようにみえる形のものなど、様々です。 ...