メッセンジャー

NASA、水星探査機メッセンジャーの探査期間を延長

NASAは、水星探査機メッセンジャーの探査期間を延長すると発表しました。来年(2012年)3月17日の基本観測期間終了後も、あと1年、観測を続行することになります。 今回の延長探査の決定は、11月9日に開催された、第24回のメッセンジャーチームの会合で発表されました。「まだ予算の詳細について詰めなければいけないところはあるが、水星探査の継続をサポートできることをうれしく思っている。」と、その会の席でメッセンジャーの計画科学者であるエド・グレイゼック氏が言明しています。 ...

2016-04-06T08:13:32+09:002011年11月18日(金)|メッセンジャー|

メッセンジャー探査メンバーがNASAから表彰

メッセンジャー探査計画の探査科学者である、ジョンズホプキンス大学応用物理学研究所の スコット・マーチー氏が、NASAの特別功労賞を受賞することになりました。この賞は、NASA外で働く人に対してNASAが授与する最高位の賞です。この賞は、NASAが行うミッションに対して非常に高い貢献を行った人にのみ贈られます。 ...

2016-04-06T10:18:37+09:002011年6月26日(日)|メッセンジャー|

メッセンジャーの観測で水星の新たな素顔が明らかに

今年3月に史上はじめての水星周回探査機となったメッセンジャーは、既に数千枚にも上る水星の詳細な写真を撮影し、地球へと送信してきています。NASAはこのほどこれらの写真、及びその写真の解析から判明した初期の科学的成果を公開しました。 探査機は、写真だけではなく、磁場などのデータも送信していています。この磁場のデータからは、水星の磁気圏では荷電粒子(電気を帯びた微小な粒子)によるバースト(爆発的な噴出)が発生しており、水星の磁気圏と太陽風との間に活発な相互作用があることがわかってきています。 ...

2016-04-06T10:19:21+09:002011年6月20日(月)|メッセンジャー|

メッセンジャー、水星100週回を達成

水星探査機メッセンジャーが、この5月6日、水星100週回目を達成しました(記事では「本日達成の予定」となっていますが、既に達成しています)。メッセンジャーに対しては、周回開始以来、既に2万以上もの指令(コマンド)が送信されています。 現時点で、既に7000万点以上の磁気測定データ、30万点の可視光・赤外線のスペクトル、1万6000点の写真、1万2000点のX線スペクトルデータ、9000点のガンマ線スペクトルデータが取得されています。 ...

2016-04-08T18:36:02+09:002011年5月10日(火)|メッセンジャー|

メッセンジャーの水星周回軌道投入後の初画像が公開される

3月18日に水星周回軌道に投入されたメッセンジャーですが、投入後はじめて撮影された写真が公開されました。 この写真の上の方、光条が非常にはっきりと四方に広がっているクレーターは、ドビュッシーという名前がついています。このドビュッシーの西側、黒い光条が中心から発せられているクレーターは、マタベイという名前がついています。 ...

2023-07-10T10:02:32+09:002011年4月2日(土)|メッセンジャー|
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