「はやぶさ2」、クリティカルフェーズを終了
JAXAは5日、12月3日に打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ2」が、クリティカルフェーズを終了したと発表しました。 クリティカルフェーズとは、衛星が打ち上げ後、「独り立ち」するために必要な種々の機能を立ち上げていく段階です。例えば、太陽電池パネルを開いて、衛星が自身で必要な電力を確保したり、地上との通信を行うための電波送受信装置が正常に働いていることを確認する、といった一連の手順がこの期間に行われます。 ...
JAXAは5日、12月3日に打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ2」が、クリティカルフェーズを終了したと発表しました。 クリティカルフェーズとは、衛星が打ち上げ後、「独り立ち」するために必要な種々の機能を立ち上げていく段階です。例えば、太陽電池パネルを開いて、衛星が自身で必要な電力を確保したり、地上との通信を行うための電波送受信装置が正常に働いていることを確認する、といった一連の手順がこの期間に行われます。 ...
将来のアメリカの月・惑星友人探査に使用される宇宙船「オライオン」試験機の打ち上げは、アメリカ東部標準時で12月5日の午前7時5分(日本時間では同日午後9時5分)に予定されていましたが、強風とロケットの機器トラブルで、打ち上げは翌日以降に順延されました。 打ち上げ時刻前後には打ち上げ場であるケープカナベラル宇宙センター周辺でかなり強い風が吹いており、打ち上げの基準を超えるために打ち上げが何度も延期されていました。その後、今度は燃料の注入・排出を行うバルブを閉じることができなくなり、その対処を行っている間に打ち上げ可能時間を過ぎてしまいました。 ...
JAXAは、「はやぶさ2」と同時に打ち上げられた3機の副衛星のうち、東京大学などが製作した副衛星「プロキオン」(PROCYON)について、打ち上げ日の12月3日午後8時51分に信号を受信し、衛星が所定の惑星間軌道に投入されていることを確認したと発表しました。 ...
JAXAは、12月3日に打ち上げた探査機「はやぶさ2」について、海外受信局(NASAの深宇宙通信網通信局である、アメリカ・カリフォルニア州ゴールドストーン局)で受信した電波により、太陽電池パネルの展開や太陽方向の捕捉(姿勢を太陽方向に向けること)など、一連の初期動作に成功していると発表しました。 打ち上げ後2日間は「クリティカルフェーズ」と呼ばれ、衛星の各機器の初期電源の投入や機器チェックなどが行われます。ここで何らかの不具合がでてしまうと、その後のミッションに大きな影響を与え、場合によってはミッション続行が不可能になります。そのため、重要な期間という意味で、クリティカル(critical=英語で「重大な」)フェーズと呼ばれるのです。 ...
ヨーロッパが中心となり、日本も一部機器を供与する木星探査計画「ジュース」(JUICE: JUpiter ...