嫦娥5号試験機のサービスモジュール、軌道上実証を開始
昨年10月に打ち上げられ、11月に地球帰還モジュールの期間に成功した嫦娥5号試験機ですが、月周回軌道上に残っているサービスモジュールが、嫦娥5号のミッションを想定した軌道上実証試験を実施したとのことです。中国新聞社の報道を人民網日本語版が伝えています。 記事では「位相変調試験」となっていますが、記事内容から見る限り、電波の試験ではなく、周回軌道の変更ではないかと思われます。 ...
昨年10月に打ち上げられ、11月に地球帰還モジュールの期間に成功した嫦娥5号試験機ですが、月周回軌道上に残っているサービスモジュールが、嫦娥5号のミッションを想定した軌道上実証試験を実施したとのことです。中国新聞社の報道を人民網日本語版が伝えています。 記事では「位相変調試験」となっていますが、記事内容から見る限り、電波の試験ではなく、周回軌道の変更ではないかと思われます。 ...
そのときから5年が経ち、奇しくもその同じ日の再挑戦となることが決まりました。 JAXAは2月6日午後に記者会見を行い、2010年12月に金星周回軌道への投入に失敗した探査機「あかつき」について、本年(2015年)12月7日に周回軌道投入の再挑戦を実施すると発表しました。この12月7日という日付ですが、実は2010年に金星周回軌道投入に失敗した日とちょうど同じ日付です(特に意図したわけではなく、軌道計画上たまたまそうなったとのことです)。 ...
打ち上げから2ヶ月。世の中では「便りがないのはよい知らせ」とはいうものの、やはりそこはどうなっているか気になるのが「はやぶさ2」を見守る人たちの共通した心理でしょう。 その打ち上げ2ヶ月より少し前の1月28日、「はやぶさ2」の初期運用に関する記者会見がJAXA東京事務所で開催されました。出席者は、「はやぶさ2」プロジェクトマネージャーで、JAXA宇宙科学研究所の國中均教授と、「はやぶさ2」ミッションマネージャーで、同研究所の吉川真准教授です。 ...
待ちに待った知らせがやって来ました。純民間資金で月面到達を競うグーグル・ルナーXプライズの中間賞が26日(現地時間)に発表されました。日本から唯一参加しているチーム「ハクト」は移動部門での賞を受賞し、50万ドル(日本円で約6000万円)を獲得することとなりました。 前回のブログでもご紹介しましたが、グーグル・ルナーXプライズは、純民間資金で探査機を開発した上で月面に最初に到達し、月面から高精度の画像を送信することに成功したチームに対して、2000万ドル(日本円で約24億円)という巨額の賞金を提供するという、技術開発レースです。ただし、到達の期限は2016年末(つい先月までは2015年末とされていましたが、1年延長されました)となっており、ここから少しでも遅れたら、いくら月面到達に成功しても賞金はびた一文払われないという、過酷なレースでもあります。 ...
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が、月探査の意義と未来の月探査への展望をまとめたビデオ「DESTINATION: MOON」を公開しました。8分ほどのビデオです(全て英語)。 ...