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小惑星イニシアチブの小惑星回収ミッション手法、24日にも決定か

NASAが2020年代(おそらくは2023年)の実現を目指して進めているといわれる小惑星探査構想「小惑星イニシアチブ」について、その柱の1つとなる、小惑星回収ミッション(ARM)の詳細手法の決定が、早ければ3月24日にもNASAより発表されるのではないかという情報が出ています。アメリカ航空宇宙工学協会(AIAA)がニュースとして伝えています。 それによると、24日には、NASAとしてARMについて2つの案を発表することになるとのことです。 ...

2016-03-28T07:12:16+09:002015年3月19日(木)|小惑星イニシアチブ|

NASAの月・惑星探査の将来計画が学会で発表される

現在、アメリカ・テキサス州ヒューストン(より正確にいいますと、ヒューストンのちょっと北にある街、ザ・ウッドランズ=The Woodlands)で開催されている第46回月・惑星科学会議(LPSC)において、NASAが現在実施及び計画している月・惑星探査についての状況及び将来構想が発表されました。 ...

嫦娥4号、研究目的で「一般開放」へ

中国が2015年の打ち上げを目指して開発を進めている月着陸探査機「嫦娥4号」について、中国当局はこのほど、「一般開放」を行うことを決定しました。科技日報の記事を人民網日本語版が伝えています。 これによりますと、嫦娥4号が、すでに月に着陸して活動を続けている月探査機「嫦娥3号」の予備機である(つまり、追加でいろいろなことができる)ということを利用して、一般の研究所や企業などから寄せられる要望に応じた改造を行うとのことです。記事では、例えば「着陸船と軌道船」(周回機と着陸機)にも改造できると述べていますが、これが本当かどうかはちょっとわかりません(いくら改造できるからといっても、嫦娥3号から大きく外れる形での改造を行うとなると、そのための再試験も必要となるでしょうし、「予備機」という形での安定性も失われてしまいます)。 ...

2016-03-28T07:14:04+09:002015年3月15日(日)|嫦娥4号|

『武運を信じ、いざ深宇宙動力航行に挑まん。』「はやぶさ2」、小惑星への巡航段階へ移行

昨年12月に打ち上げられ、打ち上げちょうど3ヶ月目を迎えた小惑星探査機「はやぶさ2」が、いよいよ初期段階を終え、目的地の小惑星への巡航段階へと入りました。 以前の記事でもお伝えしていましたが、「はやぶさ2」は打ち上げから約3日間にわたって、最初の立ち上げを行う段階である「クリティカルフェーズ」を通過、その後、約3ヶ月をかけて、衛星本体や各種観測装置の初期的なチェックを行う「初期運用段階」に入っていました。 ...

2023-07-10T10:02:18+09:002015年3月4日(水)|はやぶさ2|
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