ニューホライズンズの全データ、地球への送信完了
冥王星・カイパーベルト探査機ニューホライズンズのチームは27日、昨年7月の冥王星最接近(フライバイ)の際に観測したデータの地球への送信が完了したと発表しました。1年以上かけて、ゆっくりと地球に送られてきたというわけです。 ...
冥王星・カイパーベルト探査機ニューホライズンズのチームは27日、昨年7月の冥王星最接近(フライバイ)の際に観測したデータの地球への送信が完了したと発表しました。1年以上かけて、ゆっくりと地球に送られてきたというわけです。 ...
探査機から得られたデータはすべてが貴重なものです。そしてその量は近年どんどん膨大になっていき、科学者が解析するには何年もかかるのが通例となっています。日本の月探査機「かぐや」のデータも、打ち上げから9年経過した今も科学者が懸命になって解析しています。 2011年に打ち上げられ、2012年12月に運用を終了した月探査機「グレイル」もそのような探査機の1つです。月の重力を詳細に調べることを目的としたこの探査機は、2つの探査機からなる珍しい構成の月探査機でした。 ...
待っていた、ともいえますし、見たくなかった、ともいえる写真が届きました。 このブログでもずっとお伝えしていますが、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)とロシア共同の火星探査計画「エクソマーズ」において、19日に周回機は火星周回軌道投入に成功したものの、同時に火星地表への着陸を目指して降下していた着陸実証機「スキアパレッリ」は着陸直前に交信が途絶し行方不明となりました。 ...
2017年中に月探査ローバー打ち上げを目指す日本のチーム、ハクト(HAKUTO)を開発する株式会社ispaceと、このプロジェクトを支援するKDDI株式会社は、27日、打ち上げローバーの命名キャンペーンを開始すると発表しました。 ...
ヨーロッパとロシアが共同で実施している火星探査計画「エクソマーズ」。周回機は無事火星周回軌道に投入されたものの、着陸実証機「スキアパレッリ」については行方不明となっており、NASAの探査機が撮影したスキアパレッリと思しき画像から推測するに、スキアパレッリは地面に高速で激突した、ないしはその激突の衝撃で爆発したのではないか、というかなり悲観的な予想がヨーロッパ宇宙機関(ESA)からも出されています。 もちろん、スキアパレッリが現在どのような状況にあるかは、まだ解像度がそれほど高くない写真でしか推定できないため、よくわからないという状況です。ただ、原因についていろいろな話が出始めています。 ...