ブログ

小惑星資源探査のプラネタリーリソーシズ社、ルクセンブルク政府と投資協定を締結、2020年にも資源採掘機打ち上げへ

小惑星の資源採掘という話が、SFの世界から、投資の話へと急速に「現実の世界」に進むことになりました。 アメリカの小惑星資源採掘ベンチャー企業、プラネタリーリソーシズ社は3日(アメリカ現地時間)、ルクセンブルク政府などとの合計2500万ユーロ(日本円で約28億6000万円)の投資を受け入れることで合意したと発表しました。さらに、この投資をもとに、2020年までに世界初の商業的な小惑星資源採掘ミッションを実施すると発表しました。2020年です。2016年もそろそろ終わりのいま、あと3年すれば、人類が小惑星から資源を採掘する時代になるというのです。 ...

2023-07-10T10:01:42+09:002016年11月4日(金)|小惑星探査 (ブログ)|

うずめ計画に関する本『月の縦孔・地下空洞とは何か』が電子書籍で出版されました

月の縦穴を探査し、将来の月面基地に向けた可能性を追求しようという「うずめ計画」。JAXAとしてはまだ具体的な計画となってはいませんが、多くの研究者がこの計画に加わり、技術的な問題点や科学的な発見の可能性などについて検討を続けています。 この度、うずめ計画のリーダーであり、探査機「かぐや」で月の縦穴を最初に発見した、JAXA宇宙科学研究所の春山純一氏が、電子書籍『月の縦孔・地下空洞とは何か』を出版しました。電子書籍形式で、アマゾン(Amazon)のキンドル・ストア(Kindle ...

2023-07-10T10:01:42+09:002016年11月2日(水)|うずめ計画|

ニューホライズンズの全データ、地球への送信完了

  冥王星・カイパーベルト探査機ニューホライズンズのチームは27日、昨年7月の冥王星最接近(フライバイ)の際に観測したデータの地球への送信が完了したと発表しました。1年以上かけて、ゆっくりと地球に送られてきたというわけです。 ...

2023-07-10T10:01:42+09:002016年10月31日(月)|ニューホライズンズ|

月の「東の海」は直径60キロもの天体の衝突でできた…月探査機グレイルのデータで明らかに

探査機から得られたデータはすべてが貴重なものです。そしてその量は近年どんどん膨大になっていき、科学者が解析するには何年もかかるのが通例となっています。日本の月探査機「かぐや」のデータも、打ち上げから9年経過した今も科学者が懸命になって解析しています。 2011年に打ち上げられ、2012年12月に運用を終了した月探査機「グレイル」もそのような探査機の1つです。月の重力を詳細に調べることを目的としたこの探査機は、2つの探査機からなる珍しい構成の月探査機でした。 ...

2023-07-10T10:01:43+09:002016年10月31日(月)|グレイル|

火星着陸に失敗した着陸実証機「スキアパレッリ」の詳細写真が届く

待っていた、ともいえますし、見たくなかった、ともいえる写真が届きました。 このブログでもずっとお伝えしていますが、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)とロシア共同の火星探査計画「エクソマーズ」において、19日に周回機は火星周回軌道投入に成功したものの、同時に火星地表への着陸を目指して降下していた着陸実証機「スキアパレッリ」は着陸直前に交信が途絶し行方不明となりました。 ...

2023-07-10T10:01:43+09:002016年10月28日(金)|エクソマーズ|
Go to Top