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嫦娥4号、月で「6日め」の夜を迎える

今年1月に月に着陸した中国の月探査機「嫦娥4号」は、ミッションを順調に推進しています。人民網日本語版によると、嫦娥4号とそのローバーである「玉兎2号」は、6日目の昼の活動を順調に終え、北京時間の6月9日午後11時40分、夜の期間を過ごすための「スリープ状態」に入ったとのことです(記事では午後10時ともなっていますが、どちらがスリープに入った時間なのかは記事からはわかりません)。 私たちはなかなか忘れがちなのですが、まず、月の「1日」、つまり太陽が出て沈み、次の太陽が出るまでの期間は約28日です。ですから、昼が約14日、夜も約14日となります。 ...

2019-07-08T15:38:38+09:002019年6月15日(土)|嫦娥4号|

月探査情報ステーション20周年 – 編集長からのごあいさつ

2018年11月2日、月探査情報ステーションは発足から満20年を迎えました。 1998年11月2日、月探査情報ステーションの前身となるサイト「インターネットシンポジウム ふたたび月へ」が公開されました。当時は8つのコーナーで構成され、翌年3月までの期間限定サイトとして公開されていました。初日のアクセスは3642ヒット(ファイル数ベース)でした。 ...

2019-05-23T12:33:57+09:002019年5月23日(木)|月探査情報ステーション|

JAXA、2025年の大阪万博で火星探査機MMXによる火星からの生中継を検討 – 産経新聞

2025年に開催されることが決定した大阪万博で、火星探査機MMXからの生中継を放映する計画があると、産経新聞が報じています。 アポロ11号で月面着陸の生中継はありましたが、火星からの生中継はもちろん世界初です。また、無人の深宇宙探査機(月や火星などの探査機)からの生中継を一般の人がみられるイベントというのも世界ではじめてかと思われます(少なくとも編集長=寺薗は聞いたことがありません)。 ...

2023-07-10T10:01:24+09:002019年5月9日(木)|火星衛星探査計画 (MMX)|

嫦娥4号の着陸地点が「天河基地」と命名される

今年1月3日に世界初の月の裏側への着陸を行った中国の探査機「嫦娥4号」ですが、この着陸点が「天河基地」と命名されました。また、周辺のいくつかの地名についても命名されています。人民網日本語版が伝えています。   ...

2023-07-10T10:01:24+09:002019年2月19日(火)|嫦娥4号|

オポチュニティについて知るべき6つのこと

残念ながら運用終了となってしまった火星ローバー「オポチュニティ」。その歴史と意義については別の記事をご参照いただくとして、ここではビジュアル中心に、オポチュニティに関する6つの事実について述べていきましょう。 ...

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