ブログ

中国の有人月着陸は2025年頃実現? −専門家が講演で明かす−

嫦娥1号の総指揮兼総設計師(事実上のプロジェクトマネージャー)を務めた葉培建氏は、南京で講演した際、中国の有人月着陸が2025年頃行われるという見通しを明らかにしました。中国新聞網(25日付)を引用する形で人民網日本語版が伝えています。 この記事によると、葉氏は、中国が月に行く理由として国連の条約を挙げ、「今日行かなければ、将来行きたくても行けなってしまう。だがら行けるときに行かなければならない」という事実こそが中国の(有人)月探査の理由であると述べています。 ...

2016-04-06T08:15:29+09:002011年10月27日(木)|将来月探査|

嫦娥3号の月面ローバー、砂漠で走行実験を実施へ

10月26日の人民網日本語版によりますと、中国の次の月探査機、嫦娥3号の開発は順調に進んでおり、間もなく砂漠での月面車(月面ローバー)の走行実験を実施するということです。26日付の京華時報の記事を人民網日本語版が翻訳して伝えています。 この記事によると、嫦娥1号の総指揮兼総設計師(事実上、プロジェクトマネージャーと考えてよいでしょう)である葉培建氏が、南京で行った講演で明らかにされたということです。嫦娥3号の着陸船は足が4本からなり、月面ローバーの重さは120キログラム、着陸地点から3キロメートル以内の地点を、総延長10キロメートルにわたって走ることができるとのことです。 ...

2016-04-06T08:15:44+09:002011年10月27日(木)|嫦娥3号|

NASA、アポロ着陸点を保護するためのガイドライン策定を開始

NASAが、アポロ11号と17号の着陸点を、いわば「聖地」として永久保存するためのガイドライン作成に入ったことがわかりました。space.comのレオナルド・デビッド氏のコラムで詳細が記されています。 このガイドラインでは、着陸点周辺を立ち入り禁止区域とし、その周辺を立ち入り制限地域、また上空を飛行禁止区域として設定するという内容になっているようです。上空を飛行禁止区域にするのは、ロケットの排煙などが着陸点周辺、特にアポロの遺構を汚染するからだということです。 ...

2016-04-06T08:16:02+09:002011年10月25日(火)|月探査 (ブログ)|

ペネトレーターの開発の最新状況

日本地震学会のウェブサイトに、ルナーA計画が中止されたあとのペネトレーターの開発状況についての記事が掲載されています。 宇宙科学研究所でペネトレーターを開発していた、藤村彰夫、田中智、白石浩章各先生をはじめとした人たちによる記事です。 ...

2016-04-06T08:16:20+09:002011年10月25日(火)|月探査 (ブログ)|

グレイル、軌道修正を行って月へと向かう

NASAが打ち上げた月探査機グレイルのうち、GRAIL-Bについて、10月5日に軌道修正が実施されました。これで、GRAIL-Bの月への軌道がより正確なものとなります。なお、もう1機の探査機であるGRAIL-Aについては、先月30日に軌道修正が実施されました。 グレイルのプロジェクトマネージャーであるNASAのジェット推進研究所のデビッド・レーマン氏は、両探査機の状態は良好としており、今回の軌道修正も予定通りに終了したと述べています。「まだ月軌道投入に至るまでにはかなり時間がかかるが、現在のところは全て順調に進んでいる。」(レーマン氏) ...

2023-07-10T10:02:30+09:002011年10月10日(月)|グレイル|
Go to Top