「中国は火星探査を急がなければならない」開発技術者が言明
中国は独自の火星探査を急いで実施すべきである、と、中国の月・惑星探査関連の高位の技術者が言明しています。人民日報の記事を人民網日本語版が翻訳して伝えています。 この記事の中で火星探査の一刻も早い実施を主張しているのは、中国の第1期月探査システムの総責任者である葉培建氏です。この「一刻も早く」という言葉の意味ですが、記事から推察するには、火星探査の機会が2年に1回(より正確には26ヶ月に1回)に限られてしまうため、好機を逃すと2年待つことになってしまう、という意味のようです。実際、今年(2013年)はこの火星探査の好機にあたり、次のチャンスは2015年に訪れます。従って、中国が独自火星探査を行うとしたら(そして開発が急いで間に合ったとしたら)、この2015年が打ち上げチャンスとなる可能性が大きいと思われます。 ...