フォボスグルントの探査機異常は部品変更が原因か? −ワシントンポスト紙が報じる−
打ち上げ直後から通信が途絶し、地球周回軌道上で事実上行方不明になっているロシアの火星探査機、フォボスグルントですが、アメリカの有力紙ワシントンポストが、探査機の部品変更が異常につながったとの記事を掲載しています。 この記事によると、ロシアの科学者たちは探査機の復帰をほぼ絶望的とみている模様です。 ...
打ち上げ直後から通信が途絶し、地球周回軌道上で事実上行方不明になっているロシアの火星探査機、フォボスグルントですが、アメリカの有力紙ワシントンポストが、探査機の部品変更が異常につながったとの記事を掲載しています。 この記事によると、ロシアの科学者たちは探査機の復帰をほぼ絶望的とみている模様です。 ...
11月9日の打ち上げから必死の回復努力が続けられてきたロシアの火星探査機、フォボスグルントですが、回復は絶望的になったと、space.comが伝えています。 また、探査機は既にいくつかの破片に分解してしまっており、大気圏に突入したものもあるとのことです。さらに、破片のいくつかは宇宙物体(スペースデブリ)として、アメリカ軍の追跡リストに掲載されています。 ...
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)は2日、フォボスグルントの追跡作業を終了すると発表しました。ロシア側との協議に基づくものです。 11月22日に、ESAの追跡局がフォボスグルントの交信に成功。その後、フォボスグルントの軌道周回タイミングに合わせて、送受信の試みを続けてきましたが、その後はまったく成功しませんでした。衛星からはその後なんの信号も送られておりません。 ...
NASAの火星探査機マーズ・サイエンス・ラボラトリーは、11月26日午前10時2分(アメリカ東部時間。日本時間では27日午前0時2分)、フロリダ州のケープカナベラル宇宙センターから打ち上げられました。 今回の探査では、愛称「キュリオシティ」と名付けられたローバーを、火星のゲールクレーター内に下ろします。従来とは異なり、ローバーをいわば「クレーン」に吊した形で着陸するという画期的な方法が採用されます。火星への着陸は、2012年8月6日が予定されています。 ...
先に本ブログの記事でお伝えした通り、22日夜(世界時。日本時間では23日朝)、オーストラリア・パースにあるヨーロッパ宇宙機関(ESA)の追跡局で、ロシアの火星探査機、フォボスグルントからの電波を捉えることに成功しました。 探査機は11月8日(現地時間。日本時間では9日)に打ち上げられました。火星に向かう前の地球周回低軌道への投入は成功し、ロケットとの分離の後、太陽電池パネルの展開は確認されています。その後、探査機搭載のフレガット第2段ロケットの2回にわたる燃焼については、ロシアの追跡管制局が追跡できる範囲ではなく、自動的に行われるはずだったのですが、これが実際には行われなかったのではないかと考えられています。 ...