火星探査 (ブログ)

マーズ・エクスプロレーション・ローバー、水によると思われる堆積物を発見

NASAの火星ローバー、マーズ・エクスプロレーション・ローバー「オポチュニティ」が、このほど非常に白っぽい岩脈を発見しました。この岩脈の成分は石膏とみられており、水が関与して堆積したものである可能性が非常に高いものです。この岩脈を詳しく分析することで、かつて火星に水が豊富であった時期の状況についてより詳しく知ることができるかも知れません。 この発見は、サンフランシスコで開催されているアメリカ地球物理学連合(AGU: ...

フォボスグルントの探査機異常は部品変更が原因か? −ワシントンポスト紙が報じる−

打ち上げ直後から通信が途絶し、地球周回軌道上で事実上行方不明になっているロシアの火星探査機、フォボスグルントですが、アメリカの有力紙ワシントンポストが、探査機の部品変更が異常につながったとの記事を掲載しています。 この記事によると、ロシアの科学者たちは探査機の復帰をほぼ絶望的とみている模様です。 ...

2016-04-06T08:07:25+09:002011年12月15日(木)|フォボス・グルント/蛍火1号|

フォボスグルント、回復は絶望か、本体分解も

11月9日の打ち上げから必死の回復努力が続けられてきたロシアの火星探査機、フォボスグルントですが、回復は絶望的になったと、space.comが伝えています。 また、探査機は既にいくつかの破片に分解してしまっており、大気圏に突入したものもあるとのことです。さらに、破片のいくつかは宇宙物体(スペースデブリ)として、アメリカ軍の追跡リストに掲載されています。 ...

2016-04-06T08:09:36+09:002011年12月7日(水)|フォボス・グルント/蛍火1号|

ESA、フォボスグルントの追跡を終了

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)は2日、フォボスグルントの追跡作業を終了すると発表しました。ロシア側との協議に基づくものです。 11月22日に、ESAの追跡局がフォボスグルントの交信に成功。その後、フォボスグルントの軌道周回タイミングに合わせて、送受信の試みを続けてきましたが、その後はまったく成功しませんでした。衛星からはその後なんの信号も送られておりません。 ...

2016-04-06T08:10:09+09:002011年12月4日(日)|フォボス・グルント/蛍火1号|

マーズ・サイエンス・ラボラトリー 打ち上げ成功

NASAの火星探査機マーズ・サイエンス・ラボラトリーは、11月26日午前10時2分(アメリカ東部時間。日本時間では27日午前0時2分)、フロリダ州のケープカナベラル宇宙センターから打ち上げられました。 今回の探査では、愛称「キュリオシティ」と名付けられたローバーを、火星のゲールクレーター内に下ろします。従来とは異なり、ローバーをいわば「クレーン」に吊した形で着陸するという画期的な方法が採用されます。火星への着陸は、2012年8月6日が予定されています。 ...

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